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お花見手毬唄    
 
 
    

詩: 野口雨情 (Noguchi Ujyou,1882-1945) 日本
      

曲: 中山晋平 (Nakayama Shinpei,1887-1952) 日本   歌詞言語: 日本語


てんてん お手まり おともして
あしたは よしのへ お花見に
一目千本 どの木にも
花はぱらりと さきました

とんとん よしのの 山道で
一つおともの おてまりは
二つおともの おてまりと
道にはぐれて かえります

ぴんぴん からから なく鳥は
ちょいと こえだに とんで来て
はるのあけぼの さく花を
ないてながめて おりました

てんてん おてまり なぜかえる
海をゆくなら 舟がある
舟はよいよい おてまりを
のせてほかけて はしります
 
とんとん はしって ゆく舟は
海の上から 出る月に
よるは ほづなも てらされて
おきのこじまへ つきました
 
ぴんぴん からから なく鳥の
こえは ここまで きこえます
はるのよしのの さくらばな
おきのこじまに さきました



( 2019.06.02 藤井宏行 )


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