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Primaverina    
 
プリムローズ  
    

詩: ペトルッチ (Alfredo Petrucci,1888-1969) イタリア
      

曲: チマーラ (Pietro Cimara,1887-1967) イタリア   歌詞言語: イタリア語


詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
プリムローズよ プリムローズよ
おお 何と震えているのだ あまりに幼過ぎる子よ!
お前は狩りだされた 通りの真ん中で
素足で 露の上に
お前に言ったのだ さあ進め 今こそ
走れ 走れ 夜明けと共に!
だが風は 山々から来て
森を引き裂き まだ雪を降り注ぐ
お前の肩の上を吹き過ぎ お前をむち打ち
お前を凍えさせ お前の顔を蒼白にするのだ
プリムローズよ プリムローズよ
すっかり震えている お前は小さすぎるのだ!
無駄に胸のリンゴの衣服はお前を締め付ける
撥ねつける 風の意地悪な嫌がらせが
お前を震えさせるのだ うなじから踵まで!
そしてすぐにお前の白い足は
血を流すのだ イバラの間で:
お前は泣く 幼子よ!
だがここに大きな奇跡が
あらゆるお前の涙の粒から
花が咲き出でるのだ それが大地に触れると
大気の中に香りが広がる
風は打ちのめされ ひざまずき
見つめるのだ お前の目を
太陽は 雲の暗いヴェールの間から
横向きに顔を出し お前を見てほほ笑む
森の中を忍び寄る 光をお前にしみ込ませる!
世界は驚いてお前を讃え:
お前は輝くのだ 七色に!

(詞は大意です)

( 2019.03.03 藤井宏行 )


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