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Cuba dentro de un piano    
  Cinco canciones negras
ピアノの中のキューバ  
     5つの黒人の歌

詩: アリベルティ (Rafael Alberti Merello,1902-1999) スペイン
      

曲: モンサルバージェ (Xavier Montsalvatge,1912-2002) スペイン   歌詞言語: スペイン語


詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
おいらの母ちゃんがかぶってた時 
イチゴのシャーベットを帽子の代わりに
それから船の煙が
まだハバナ葉巻の煙だった時
ムラートの娘 
ブエルタ・アバージョから来た
カディスの町は眠ってた 
ファンダンゴとハバネラの間で
一羽のオウムがピアノの前で
テノールの声を披露したがってた
教えておくれ どこにあるのか 
あの男が大切にしてる花が
おいらの叔父さんのアントニオは戻って来たんだ 
反逆者の雰囲気を帯びて
カバナとプリンシペが響いてた 
エル・プエルトのパティオを抜けて
(もはや輝いてはいない 青い真珠は アンティルの海の
 もう消えたのだ われらにとっては死んだのだ)
おいらは出会った きれいなトリニダード娘に
キューバは失われたのさ それはほんとだった
それはほんとだった 嘘じゃなかったんだ
逃げて来た砲兵が辿り着いた 歌いながら グアヒーラを
ハバナは失われたのさ それは金のせいだった...
奴は倒れて 砲艦は沈黙した
だけどその後さ だけどああ!その後...
変えられちまったんだ 「Si」が「Yes」に


( 2018.12.20 藤井宏行 )


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