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Spuk    
  Jugendlieder,Vol. II
亡霊  
     若き日の歌 第2巻

詩: ヘッベル (Christian Friedrich Hebbel,1813-1863) ドイツ
    Vermischte Gedichte - Ein frühes Liebesleben  Spuk

曲: ベルク (Alban Maria Johannes Berg,1885-1935) オーストリア   歌詞言語: ドイツ語


Ich blicke hinab in die Gasse,
Dort drüben hat sie gewohnt;
Das öde,verlassene Fenster,
Wie hell bescheint's der Mond.

Es gibt so viel zu beleuchten;
O holde Strahlen des Lichts,
Was wollt ihr denn gespenstisch
Um jene Stätte des Nichts!

私は小道を見おろしている
あそこに昔 彼女が住んでいたのだ
荒れ果てて 見捨てられた窓を
なんと明るく月が照らしていることか

照らすものはまだたくさんあるというのに
おお やさしい光の帯よ
なんだってお前はうろつくんだ 幽霊みたいに
この何もなくなった場所のあたりを


( 2018.12.05 藤井宏行 )


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