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Pesnja Il’inishny    
  iz tragedii”Knjaz' Kholmskij”
イリイーニシナの歌  
     悲劇「ホルムスキー公」より

詩: クーコリニク (Nestor Vasil'yevich Kukol'nik,1809-1868) ロシア
      Песня Ильинишны

曲: グリンカ (Michael Glinka,1804-1857) ロシア   歌詞言語: ロシア語


"Khodit veter u vorot,-
U vorot krasotku zhdet.
Ne dozhdesh’sja,veter moj,
Ty krasotki molodoj.
Aj-ljuli,aj-ljuli,
Ty krasotki molodoj!

S parnem begaet,gorit.
Parnju shepchet,govorit:
""Dogoni menja,druzhok,
Narechennyj muzhenek!""
Aj-ljuli,aj-ljuli,
Narechennyj muzhenek!

Okh ty,paren’ udaloj,
Ne gonjajsja za zhenoj!
Veter dunul i zatikh,-
Bez nevesty stal zhenikh.
Aj-ljuli,aj-ljuli.
Bez nevesty stal zhenikh.

Veter dunul,i Avdej
Poljubilsja bol’she ej...
Stoit dunut’ v tretij raz -
I poljubitsja Taras!
Aj-ljuli,aj-ljuli,
I poljubitsja Taras!
"
風が吹いている 門口目がけて
門口で待っているのだ 美しいひとを
待つな 私の風よ
お前は美しく若い
アイ - リュリ アイ - リュリ
お前は美しく若い!

一人の男と逃げて行きながら 熱く
男にささやき こう言うのだ:
「捕まえてちょうだい いとしい人
愛する恋人よ!」
アイ - リュリ アイ - リュリ
愛する恋人よ!

おお お前はいい奴だ
追いかけてはいけない 妻を!
風が吹き消えたら
花婿には花嫁がいなかったのだ
アイ - リュリ アイ - リュリ
花婿には花嫁がいなかったのだ

風が吹けば アヴディーが
彼女にもっとも愛される...
そしてもしも三回吹いたなら -
そのときは愛されるのだ タラスが!
アイ - リュリ アイ - リュリ
そのときは愛されるのだ タラスが!

( 2018.09.27 藤井宏行 )


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