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The Splendour Falls on Castle Walls    
 
壮麗な輝きは落ちかかる 城壁の上  
    

詩: テニスン (Lord Alfred Tennyson,1809-1892) イギリス
    The Princess  The splendour falls on castle walls

曲: ディーリアス (Frederick Theodore Albert Delius,1862-1934) イギリス   歌詞言語: 英語


The splendour falls on castle walls
And snowy summits old in story,
The long light shakes across the lakes
And the wild cataract leaps in glory;
Blow,bugle,blow,send the wild echoes flying!
Blow,bugle,answer echoes dying,dying,dying.
O hark,o hear,how thin and clear
And thinner,clearer,farther going,
Oh sweet and far from cliff and scar
The horns of Elfland faintly blowing.
Blow,let us hear the purple glens replying,
Blow,bugle,answer echoes dying,dying,dying.

壮麗な輝きは落ちかかる 城壁の上
そして雪の頂の上 古き物語の
長く伸びた光が揺れる 湖を横切って
そして激しい滝は跳ねている 栄光のうちに
吹け 角笛を 吹け 激しいこだまを飛ばすのだ!
角笛を 吹け 答えよ こだまよ かすかに かすかに かすかに
おお聞け おお聞け かすかにそしてはっきりと
そして一際かすかに 一際はっきりと 一際遠くに消えゆく
おお甘く そして遠くこの断崖より
妖精の国の角笛はかすかに吹き鳴らされる!
吹け 聞かせてくれ 茜色の谷間の返答を
角笛を 吹け 答えよ こだまよ かすかに かすかに かすかに

ブリテンの「夜想曲」で、ホルンのソロとテノールの掛け合いがたいへんに印象的だったテニスンの戯曲「王女」から取られたこの詞、晩年のディーリアスが実に美しいアカペラの合唱曲を書いています。最後に響く角笛のこだまは途切れ途切れに歌うピアニッシモのコーラスが絶妙でとても洒落ています。

( 2018.09.23 藤井宏行 )


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