■田中 光子(たなか みつこ)■
―ピアノ・声楽・ソルフェージュ他―
5月1日生まれ。上野学園中学校音楽科及び高等学校音楽科卒業。上野学園大学音楽学部卒業。中学・高校第1種教員免許(音楽)取得。ヤマハ音楽教室にてピアノ指導グレード4級取得。ヤマハ音楽教室講師の経験を活かして個人音楽教室を開く。生徒の指導の他、器楽・声楽等の伴奏ピアニスト、河原塚小学校コーラス部の指導者としても活躍。楽譜出版・編集にも携わり、自らアレンジも手がける。多数の生徒を音大に送り込み、そのきめ細かく丁寧な指導には生徒・保護者から定評がある。
また、平成4年琴修会大正琴指導資格取得後、独立して「あけぼの会」設立。会主として講師養成・生徒指導・演奏会の主催などにあたる。
現在松戸市音楽協会理事。松戸市大正琴連盟会長。株式会社カルチャー専属講師。
大正琴「あけぼの会」は高い演奏技術とエンターテイメント性が評価され、市内を中心に数多くの演奏活動・ボランティア活動を行っている。
松戸市ケーブルテレビ(コアラテレビ)等の出演多数。
―あいさつ―
昔は音楽の先生が少なかったため、私は中学生の時から生徒さんを教えていました。という事は、なんと指導暦40年以上!人数的にも、グループレッスンやコーラスも含めると、現在までざっと500名以上の生徒さんを教えてきた計算になります。その数だけでも驚くべき事ですが、私が本当に驚くのは、その中の誰一人として同じ性格の人は居ませんでしたし、であれば当然、全く同じ教え方をした事も一度として無いという事実です。40年以上経った今でさえ、毎日が新しい発見の連続です。
今までの生徒さんの中には、身体に障害のある方、重いご病気を抱えて音楽を心の支えにされている方もいらっしゃいました。また、家庭に問題があって甘えてくる寂しい子も、いじめにあって登校拒否になってしまったけれど「ピアノだけはどうしても続けたい」という子もいました。教えているのは音楽ですが、私は時にはカウンセラーであり、時には学校の先生、あるいはお母さんの代わりでした。そうして育ててきた教え子たちが時を経てお父さんお母さんになり、今私は更にその人たちの子どもの世代の子たちを教えています(大正琴では、その人たちのお父さんお母さんの世代も)。今でも訪ねてきてくれる元教え子たち、そしてその子どもたち。中には、三世代にわたって通って下さるご家族もあります。音楽教師にとって、こんな素敵な喜びが他にあるでしょうか?
一度きりの人生です。今日という日は二度とないのですから、ただ昨日の延長として過ごすのではなく、毎日が一度きりのチャンスと思って、真摯に生きて行きたいと思います。新しい出会いも、その人とは一度きりのものです。同じ人には二度と出会えません。
多くの人たちとの出会いが、私のこれまでの人生を本当に豊かなものにしてくれました。
どうか縁あってこのHPを見て下さってる皆様にとっても、私たちとの新しい出会いが、人生において大きな意味のあるものになりますように…。