●マッチプログラム Liverpool v Arsenal (1989.11.26)
 
この頃はマッチプログラムには試合のスターティングメンバーが印刷されていました。当然、当日スタジアムでなければ買えませんでした。
ちなみに、1989年のアンフィールドでのアーセナル戦というと2回ありましたが、その2回のうちの勝った方です(笑)。初対面の地元のファンの人に「初めてアンフィールドで見た試合は1989年のアーセナル戦」というと、必ず目を丸くして「まさか、例の試合?」と言われます。そっちの方ではない、というと「それは良かった」と言われます....。
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●マッチプログラム Liverpool v Arsenal (1989.11.26) 裏表紙

この試合のマッチプログラムの裏表紙(下段)は、次の試合であるシェフィールド・ウィンズディのアウェイ戦に関する注意事項が記載されていました。この試合は、7ヶ月前のヒルズバラ悲劇以来、初めてリバプールがヒルズバラ(シェフィールド・ウィンズディのホーム・グラウンド)に帰還した試合でした。試合は0-2でリバプールは負けました。チームにとってもファンにとってもまだフットボールに集中するには傷が深すぎる試合でした。
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●マッチプログラム Liverpool v Arsenal (1989.11.26) 巻頭2ページ
 
巻頭の2ページ。今も同じですが、巻頭ページは監督のコラムでした。もちろん、このシーズンの監督はキング・ケニーでした。この頃は既に、プレイヤーマネジャーと言ってもあまり試合に出なくなっていました。このシーズン、リーグ優勝を決めた後のアンフィールドでキング・ケニーが出場したことは今でも懐かしい思い出話として語られています。
表紙の裏の欄はリバプールの栄誉記録です。この時は、通算優勝回数はヨーロピアン・カップはまだ4回、FAカップも4回、リーグカップは2回、リーグもまだ17回でした。
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●マッチプログラム Liverpool v Arsenal (1989.11.26) 巻末2ページ
 
巻末2ページは、その試合前までの各選手の試合ごとの記録、リーグ順位表、リザーブリーグの順位表などの情報が印刷されていました。
※縮小しすぎて読みにくいので、この時点のディビジョン1(プレミアリーグ創立前のイングランドリーグ・トップディビジョンのこと)のリーグ順位表を下記に拡大表示します。

この試合が終わった時には、リバプールが首位奪還しました。
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●チケット Liverpool v Arsenal

初観戦チケットです。パドックのアウェイ・スタンド寄りの席でした。アーセナル・ファンの声援は凄かったです。でも、我々のスタンドも一生懸命声を出しました。アウェイ・スタンドとチャントの交換もやりました。この時の価格は£8でした。
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●マッチプログラム Liverpool v Manchester United (1989.12.23)
 
この試合の前夜の専らの話題は、「アレックス・ファーガソンのくび」でした。実際に、この試合に負ければファーギーのクビが決まる可能性が大きかったようです。後任として、当時主将だったブライアン・ロブソンのプレイヤーマネジャー説が街中で飛び交っていました。
たまたま前夜、見ていたスポーツニュースでブライアン・ロブソンが出てきて(噂について質問されて)「そんな噂は監督にとっても私にとっても失礼だ」と怒っていました。試合結果は0-0、ファーギーのクビは繋がりました。でもこの噂が実現したら果たして今マンUはどこにいただろう?と、何度か想像したことがあります...。
ちなみに、この試合はブライアン・ロブソンが負傷し、1990年W杯を棒に振る結果となった、そのシーズン最後の試合となりました。私はパドック・スタンドにいましたが、ちょうど目の前で倒れて担架で運ばれました。
この試合のチケットは、スキャンできない状態で保管してあるため、割愛します。
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●マッチプログラム Liverpool v Sheffield Wednseday (1989.12.26)
 
この試合は、メイン・スタンドで見ていましたが、初めて「ホーム・スタンドのアウェイ・サポーター」を間近で見た試合でした。リバプールが早々にリードしながら追加点が取れず、1-0のまま試合終幕を迎えた時、70分(頃)になんとウィンズデイが同点ゴール!その瞬間に、メインスタンドのファンは一瞬沈黙しました。と同時に、私から1メートルくらい離れたところにいた男性がいきなりすっくと立ち上がって両手を上げてガッツ・ポーズをしたのでした。なんともばればれのアウェイ・サポーターでした。
ちなみに、試合はその後リバプールが得点して2-1と勝ちました。さきほどのアウェイ・サポーターはがっかりしながらも、周囲のリバプール・ファンに慰めの言葉をかけられながら笑顔で退場しました。
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●チケット Liverpool v Sheffield Wednseday
 
この当時は対戦相手ごとのカテゴリはなかったと記憶しています。アーセナルもマンUも、シェフィールドウェンズディもミルウォールもチャールトンも、全て同じ価格でした。
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●マッチプログラム Liverpool v Charlton (1989.12.30)
 
さてクリスマス休暇の3連戦の最終戦は、このシーズンの残留争い候補チームであるチャールトンを迎えて、苦戦の末に1-0と勝ちました。マンU戦の無得点引き分けを挟んで2勝1分なので悪くはありませんでした。
この試合のチケットは、スキャンできない状態で保管してあるため、割愛します。
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●マッチプログラム Liverpool v Millwall (1990.3.3)
 
この試合は、リバプールが一方的に優位に立ちながらなかなか得点できず、結局1-0で勝ちました。この時、初めてカメラ持参でアンフィールド入りし、試合前後の写真を撮りまくりました。試合中はさすがにあまり写真を撮っている余裕はなかったのですが、隣にいた男性が「今のは、写真撮るべきだったよ!」としきりに言ってくれたことが記憶に残っています。それだけ得点チャンスが多かった試合でした。
この試合のチケットは、スキャンできない状態で保管してあるため、割愛します。
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●マッチプログラム Liverpool v Millwall 他試合リスト

裏表紙の下段には、ディビジョン1の他試合(左)、ディビジョン2の全試合(右上)、ディビジョン3、および4の中で近隣地区のチームの試合(右下。4は割愛)がリストされています。
ディビジョン1は、基本的にアルファベット順に並んでいますが、リバプール・ファンにとって最も重要な試合(隣人エバトンの試合)が必ず一番上にきています。
ウィガンとボルトンがこのシーズンはディビジョン3にいました。ディビジョン2には、ブラックバーン、ニューカッスル、サンダーランド、WBAがいました。
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