一般に「ビッグ・マッチはチケットが取りにくい」と言われていますが、これはその通り、行きたい人が多いためすぐに売り切れてしまうから、「チケットが取りにくい」ということになります。クラブによってチケット販売の仕組みはまちまちですが、多くのクラブでは発売日を段階的に分けることにより、優先権を持つファンが先に購入できるシステムを取っています。つまり、「ビッグ・マッチ」は優先権を持つファンだけが購入できる発売期限内に売り切れてしまうような試合だということです。
「ビッグ・マッチ」とは、以下の試合を言います。
・ビッグ・クラブ(※)と呼ばれているチーム間の直接対決試合。
※2011年8月の時点では、アーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスターユナイテッド、マンチェスターシティ、トットナム、がこれに入ると言うのが一般的です。
・ダービー戦。プレミアリーグ所属のほぼ全てのクラブには「ダービー」があります。ビッグ・クラブに入らないようなクラブでも、ダービー戦は、チケットがすぐに売り切れてしまうのが現状です。例えば、リバプールにとっては隣人のエバトンがダービー戦の対戦相手で、リバプールの他のビッグ・マッチ、例えば対チェルシー戦などのビッグ・マッチよりもダービー戦の方が遥かに入手困難と言われています。
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