プレミアリーグ観戦ガイド

観戦記
2012/1/28 リバプール 2-1 マンチェスターユナイテッド(FAカップ5回戦)

取れるとは思わなかったチケット

アンフィールドのチケットを取るのは基本的に大変で、事前に計画を立ててメンバーシップ向けのチケット発売日すぐに入手に動く、という感じでいつもは取っています。事前に計画が立てられる試合をピックアップすることも重要で、リーグ戦の中でも試合日程が変更する可能性が非常少ない、およびテレビ放送の都合による土日月の範囲内での変更は対応できるような日程を組む、という前提で実施してきました。

アンフィールドのシート そのような次第で、今回の渡英計画を立てた時点では、滞在中にカップ戦が最大で2回入るかもしれないということは十分に意識していましたが、なにしろカップ戦は勝ち進まねばならないことに加えて組み合せ時点でどちらのホームになるかが決まるため、どうしても直前でなければ入手に動くこともできず、ダメならダメで無理しないつもりでいました。

その2つの可能性のうち1月25日のシティ(リーグカップ準決勝)の方は、日本を発つ少し前に決定しました。今季はリーグカップはその前ラウンドまでずっとアウェイだったため、シティ戦のチケット購入資格は通常よりもかなり緩く設定されました。という次第で、私も購入資格が得られて、発売日にメンバーシップのオンライン購入から無事確保できたという次第でした。

アンフィールドのシート ところが1月28日のFAカップ5回戦の方は、組み合わせ決定の瞬間に「チケット入手は無理」と諦めました。対戦相手がユナイテッドだったことに加えて、4回戦でもホームだったため、チケット購入資格はまず第一にシーズンチケット・ホルダーのカップ戦特約を付けている人、次にFAカップ4回戦(オールダム)のチケット購入履歴がある人、という感じで制限が付き、私のところまでは到底行きつかないうちにチケットは売り切れるだろうと思っていました。そのような次第で、日本を発つ前に手配することは出来ず、この対戦ならばBBCかITVで放送するだろうからテレビで見よう、と言う感じで現地入りしました。

ちょうど試合の4日前になって、チケットが売れ残っていたのかキャンセル分だったのかわかりませんが、いきなり「直前販売」が開始され、その購入資格はかなり緩く設定されていた(私も対象に入った)のでした。なんと願ってもなかった幸運、と張り切ってメンバーシップのオンライン購入にトライしました。その時点で残っていたチケットはごくごくごく少なかったようです。

アンフィールドのシート 選択可能なスタンドとしてプルダウンにはパドックしか出てきません。でも、パドックを選択すると「選択不可」とエラーになってしまいました。ああ、操作している間に売り切れたのかなあと断念しかけたところで、スタンドの選択方法を変更してみて再度トライしたら、メイン・スタンドの「視界に障害物がある席」が1つ、空いていたのをゲットできたという結末でした。

さっそく現地のシーズンチケット・ホルダーの友人に勝利報告(!)を入れて、ユナイテッド戦でも会いましょうという約束をしてその日は安心して眠りに着きました。


マンチェスター・イブニング・ニュース
たまたま試合の前日(1月27日)にマンチェスターに行きました。その日は雨だったのですが、ビクトリア駅の出口で地元紙マンチェスター・イブニング・ニュースが無料で配られていました。後から聞いたところ、イングランドの新聞は時々プロモーションのため、無料配布をするらしいです。当然のことながらマンチェスター・イブニング・ニュース紙は普通は有料ですので、たまたまラッキーだったわけです。

マンチェスター・イブニング・ニュース マンチェスターにいる間の待ち時間などを利用して新聞を読みました。当然のことながら、スポーツ面は翌日のアンフィールドでのFAカップ5回戦の特集記事が組まれていました。「シティが失敗した場所でユナイテッドは成功することができるか?」という見出しが同紙の裏面に大きく掲載されていました。なるほど、と苦笑。同じ週にマンチェスターの2チームがアンフィールドに来るわけです。シティの方は(アンフィールドでは引き分けたものの通算で)敗退させられた「失敗した場所=アンフィールド」という感じだったのでしょう。

マンチェスター市内 とはいっても、特集記事を読むと意外なことに、同紙では「アンフィールドではリバプールの方が圧倒的に対戦成績が良い」ことを繰り返し繰り返し取り上げて、「ユナイテッドにとっては不可能への挑戦」みたいなトーンでした。ふむ、そうなるんだろうか?と複雑な気持ちで読み進めました。


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フィールド・オブ・アンフィールド・ロード

ウォーター・フロント いよいよ試合当日となりました。

早い時間のキックオフだったため、その前にアルバート・ドック参りを済ませるのはなかなか忙しい、と思いつつもそれを省略して「ああやはりジンクスが...」と嘆くことになるよりは、と思い、早起きして10:00ちょっと過ぎにアルバート・ドックに到着しました。でもその時間で既にアルバート・ドックはかなり多くのリバプール・ファンで混雑していました。ひょっとして、私と同じようにジンクスを抱く人は多いのかな?と思いつつ、アルバート・ドック一周した後で、クイーンズ・スクエアのバス・ステーションに向かいました。


フィールド・オブ・アンフィールド・ロードを歌うストリート・ミュージシャン 途中、LiverpoolONEに差し掛かったところで、いきなりアンフィールドの定番歌のひとつであるフィールド・オブ・アンフィールド・ロード(Field of Anfield Road)が聞こえてきました。ふと見ると、ストリート・ミュージシャンがギターを抱えて生演奏していたのでした。急いでいたとは言え、立ち止まって聴いた後で、ケースに£1コインを入れたところ、そのミュージシャンはにっこり笑って「良い一日になりますように」と言ってくれました。本当に良い一日になればよいと思いました。

特設バス乗り場 バス・ステーションに着いたのはもう11:20でしたが、不思議と試合に向かうファンの姿があまり見えません。バスが行ったばかりなのだろうかと思って、近くにいたスタッフに「リバプールFC行きのバスはここでいいですか」と尋ねると、「試合に行くの?」との質問が戻ってきました。そうだと答えると、この裏にあたる道にアンフィールド行きの専用バスがあるので、それに乗った方が早く着くよと教えてくれました。なんと、試合日にパスが特別に増設されたのはこれが初めてかも?前回のマンU戦でも通常に17番のバスに乗って行ったような気がしたのですが...

教えられた場所に行くと、既にバスが来て、乗り込んだ瞬間に発車したという良いタイミングでした。今日はついているかも?と思いながら、バスでアンフィールドに向かいました。

バスは満員でした 10分も走ったところでアンフィールドが見えました。しかしそこから交通渋滞は急激に悪化し(明らかに試合に向かう人々で混雑していたため)、さらに5分くらいかかって、コップエンドにあるバス停に止まりました。とにかく凄い人ごみです。もちろん、どんな対戦相手でもマッチ・ディのアンフィールドは常に混雑しているのですが、それにしてもいつも以上に出店も多いし、さすがFAカップ戦、さすがマンチェスターユナイテッド戦、という感じでした。

そこから急いでアンフィールド・ロードに抜けて、友人一行との待ち合わせ場所であるいつものパブに向かいました。その道中、やはり今日はいつもと違うのだという場面があちこちにありました。

アウェイ・サポーター・スタンドのゲート アンフィールド・ロードのアウェイ・スタンド用のゲートの前には明らかにアウェイ・サポーターと思える人々が既にたくさん並んでいました。シティの時とは大違いで、さすがにこれらアウェイ・サポーターがホーム・サポーターと言葉を交わす姿は見えず、黙ってゲートをくぐってスタンドの中に入って行きました。

ヒルズバラ・メモリアルの前で黙とうをささげて、スタンリー・パークへと向かいました。通常のマッチディは、ヒルズバラ・メモリアルには多くのアウェイのサポーターもリバプール・ファンに混じって黙とうをささげる姿が見えます。しかし、この日は、アウェイ・サポーターの姿は見えませんでした。もちろん、私が見たのは一瞬のことですから、私が見ていない時に来た人々がいたかもしれません。

アンフィールド・ロード ちなみに、アンフィールドの周りはいつもの2倍以上の騎馬警官がいたように思えます。あとで友人一行に聞いたところ、やはり今日は警官の数が倍増しているとのことでした。

スタンリー・パークを小走りに歩いている時に、グッディソン・パークの逆側の小道をアンフィールドに向かってずんずん歩いている集団の姿が見えました。明らかにアウェイ・サポーターでした。通常の試合でもアウェイ・サポーターを乗せた貸切バスはこちらの方面の駐車場に止めることになっているようですが、マンUは特に厳しく制限されている、という話は前回のリーグ戦の時に聞きました。

スタンリー・パークを横切るアウェイ・サポーター 友人一行とパブで落ち合いました。言うまでもなく、パブの中にアウェイ・サポーターはいませんでした。シティ戦の時とは何もかも違いました。


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試合とスタンドの風景

友人から見せてもらったシーズン・チケット 私の席はメイン・スタンドのコップ寄りでした。もちろん、この試合のチケットが取れたのは非常にラッキーだったのでスタンドの選択肢は全くなかったのですが、シーズン・チケット・ホルダーとオールダム戦の購入者への販売が終わった後にごくごく少数残っていたチケットがメンバーシップ(今季の購入履歴がある人、という制限つきです。もちろん)向けに直前発売されたものを購入したため、「視界に障害物がある席(柱の陰になってピッチの一部が見えない席)」でした。とは言っても購入できたのがラッキーだったので文句はまったくありません。

メイン・スタンドからの風景 チームが発表になった時には、友人一行やそのシーズンチケット・ホルダー仲間の人々がみな「守備的なフォーメーション。引き分けがせいぜいでは?」と浮かない表情でした。もちろん、スタンドに入ればフォーメーションに対する不安など関係なく、みな声を張り上げてチームを応援します。

試合開始前のYou'll Never Walk Aloneの合唱中、アンフィールド・ロード・スタンドにいるとアウェイ・スタンド側からブーイングが聞こえてくるのですが、さすがにこの日はメインスタンドのコップ側ではアウェイ・スタンドの妨害音は全く聞こえず、ホーム・スタンドの合唱だけが聞こえました(言うまでもなく自分も一緒に歌っていましたが)。

アンフィールド・ロード・スタンド方向のゴール前には柱が
更に、試合開始と同時にホーム、アウェイ両スタンドから大音量の歌が始まりました。誰もが予測した通り、アウェイ側からはRacistチャントに加えてスアレスの歌を「ルイス・スアレス」という部分を「racist スアレス」と替え歌にしてしつこく歌っていました。ディレクター席に座っていたスアレスはどんな気持ちで聞いていたのでしょうか...。


試合開始 もちろん、ホーム側からは正しいスアレスの歌を歌って反撃しました。加えて、最近の定番となった we only hate mancs we are not racistも繰り返し繰り返し、歌いました。ちなみに、これも予測されていた通り、パトリス・エブラに対するブーもすごかったです。エブラがボールに触る度に、ホーム・スタンドからブーーーーーッ。

コップ
試合の内容そのものは、リバプールはスタートが悪く、マンUも決して良くはなかったのですが、どちらかと言えばマンUの方がチャンスを作りました。ところが先制ゴールはリバプール。これは実質的に初チャンスを得点に結びつけたものでした。コーナーを得た時に、私の周囲でも「ああ、なんとかこのコーナーが得点チャンスにつながりますように!」という切願の声すら聞こえてきました。その祈りが聞こえたかのように、スティービーの会心のコーナーがダニエル・アガーの頭にマッチしたわけでした。

コップ総立ち アウェイ・スタンドの目の前で決まったゴールです。ホーム・スタンドはすごいわき方でした。私の前の列にいたカップルの女性の方が私の方に振り返って抱き合って祝いました。みんな周囲の人々と喜びを分かち合いました。

ちなみに、アウェイ・スタンドの目の前でコーナーを蹴るスティービーに向かってアウェイ・ファンから激しい野次が飛んだので、ホーム側からはスティービーの歌を大合唱して対抗しました。これはマンU戦ではいつもの風景ですが、そのスティービーからゴールチャンスが出たことでホーム側は一層わきました。

さてマンUの方の同点ゴールは、私の目の前で決まりました。明らかにホセ・エンリケがいつもの堅い守りが失敗した瞬間に出たパークのゴールでした。私の席からはゴールが決まった瞬間がくっきり見えました。もちろん、我々は一瞬言葉を失いました。同時に、アウェイ・スタンドからは逆端だっため見えなかったのでしょう。アウェイ・スタンドのお祝いの声は2秒くらい遅れました。ゴールの瞬間2秒の沈黙が続いた、という感じでした。

後半。マンUの選手入場時にはブーが
アウェイ・スタンドの祝いゴールに対抗すべく、ホーム側からはリバプール、リバプールというチャントが続きました。残念ながら前半は1-1で終わりましたが、第三者の目から見るとリバプールの側がラッキーだったという内容だったと思います。

後半、選手の入場の時には、やはりシティ戦とは大違いで、ユナイテッドの選手たちが入ってくる姿にホーム・スタンドからはブーが飛びました。アウェイスタンドからはリバプールの選手にブー。

コップ総立ち 内容的には、リバプールの側が動きが良くなりました。しかし得点できないように見えた頃から、サブの選手がウォームアップを始めました。ジョンジョ、ダーク・カウト、クレイグ・ベラミーという顔ぶれがウォームアップする姿に、スタンドからは立ち上がって拍手が送られました。

ご存じのとおり、そのうちの一人であるカウトが、決勝ゴールを決めたわけです。しかも、88分、このままではリプレイになるかと見えたところで、エブラのミスから出たゴールでした。

万歳の手で埋まりました
スタンドの反応は、想像を超えていました。周りにいた人々全員と抱き合って喜んだ後に、コップではスカーフを振る祝いゴール。全スタンドも続きました。すごい風景でした。

場内アナウンスがインジャリータイム4分と告げた時にも、まだ興奮が残っていました。それまでおとなしかったアンディ・キャロルがバーをヒット。そのリバウンドをカウトが惜しくも外すという場面があり、リバプールが完全に優位に立ちました。マンUはもう諦めたかのように見えました。スタンドは誰ひとりとして席を立った人はいません。みんな祝勝を待っていました。

選手の挨拶 ファイナル・ホイッスルと同時にスタンド中がジャンプ、抱き合う、握手をし合う...あらゆる祝勝が飛び交いました。そしてYou'll Never Walk Aloneの大合唱。

選手たちがスタンドに向かって挨拶を送ってトンネルへと消えた後で、やっとスタンドは周囲の人々でお祝いのあいさつを交わし、帰途に向かいました。


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試合後&ショッキングなニュース

スタンドから外に出るまで25分近くかかった末にやっとたどり着きました。それからふとマッチプログラムを買い忘れたことに気づき、プログラムを買うためにクラブショップまで戻ることにしました。マッチプログラムは、試合前にはスタジアム中のいたるところで販売しているのですが、試合後になるとクラブショップ以外、どこでも売っていません。

試合終了
クラブショップは予想通りものすごい人ごみでした。いつもどの試合でも、試合後はクラブショップはものすごく混雑することは前々から知っていました。たぶん、というか自分もそうですが、買った物を持ってスタンドに行くのは邪魔になるので、試合後に買って帰る方が効率的、と思っている人々がたくさんいるのは不思議ではありません。

プログラムはレジ前にどさっと置いてあることがわかっていたので、まっすぐレジに向かいました。やはり長い列ができていました。私の前にいた二人組の若い男性にレジの列かと確認して、列につきました。それをきっかけに、その二人との会話が始まりました。一人はLiverpoolのスカーフを身につけており、もう一人は色を全く身につけていません。そのLiverpoolのスカーフの方の男性が私に向かってニタニタ笑いながら「こいつはマンUファンなんだ」と、笑いながら友人を指差しました。私も笑いながら「今からでも遅くないから、改心したら?」と言うと、その人は「絶対に嫌だ!」と笑いながら首を横に振りました。こんな感じで、友人同士でライバルチームを応援していて、仲良く肩を並べて試合を見に来る姿は、やはりマンUでもあるのだと知ってなんとなくほっとしました。

パブ(実はエバトンのパブです) 長らく待った末にめでたくプログラムを買って、友人一行との待ち合わせ場所にたどり着いたのはもう3:00近くになっていました。しかし、パブは超満員で、入りきれない人が道路に立って祝杯をあげていました。とても中に入って友人を探すことはできそうにないとあきらめて、電話をしたところ、繋がりません。(あとからわかったことですが、友人の携帯は電池切れしていたそうです)。「諦めてバスで帰ります」とメッセージを入れて、一人でライム・ストリート駅まで向かうことにしました。

ラッキーなことにグッディソン・パーク前のバス停にすぐに19番のバスが来ました。アンフィールドからの17番のバスが通る道とは異なるせいか、試合後時間が経過していたせいもあってか、バスはほとんどスムーズに走り、30分後にはライム・ストリート駅に着いていました。

市内
そこからプレストンまで行き、別の友人(今日の試合はチケットが取れなかったけれどもリバプール・ファン)のところに行ったわけですが、友人宅でテレビを見ていた時にショッキングなニュースが目に入りました。


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◆リバプール対マンチェスターユナイテッドで、逮捕者が出る
59歳の男性が北ウェールズの自宅で逮捕されました。これはマージーサイド警察が北ウェールズ警察に依頼して実行されたものでした。

あるファンが試合中にスタンドを写した写真をTwitterにupしたところ、その写真の中にこの問題の男性がパトリス・エブラに向かって人種差別的ジェスチャーと思えるジェスチャーをしている姿が映っており、それを見た複数の人々から警察への通報があったものです。警察の捜査に協力してリバプールFCがチケット購入履歴などにより身元を突き止め、この男性は自宅にいるところで逮捕されたという結末でした。

1月30日現在、まだ警察は捜査中です。

試合前にアンフィールドでは、場内アナウンスで「人種差別撤廃」の声明を放送しました。これは、「リバプールFCは、いかなる差別的行為も許しません。そのような行動を取った人物は、厳重に処分されます。もしそのような行動を目撃した場合は、近くにいるスタジアム警備員に通告をお願いします」という、いつもどの試合でも行うものです。しかし、この日は、事情が事情だったため、このアナウンスが行われたとたんに、全スタンドから大きな拍手が起こりました。

実際に、試合中には、犯罪に匹敵するようなチャントや歌はなかった(自分が聞こえた限りでは、なかった)し、このような事件が起こるとは非常に残念に思いました。

この問題の男性は、センテナリー・スタンド一階席のアウェイ・スタンド寄りにいたようです。ちょうど私の席とは対岸に当たる場所になります。言うまでもなく、その人の問題行為は私の場所からは全く見えませんでした。というか、後から写真を見て事件が発覚したわけですから、試合中は誰も気づかなかったわけですが、あの白熱した試合では、周囲の人の一瞬の動作には気付かなかったのも無理はないと思います。


余談ですが...
プレストン・ノース・エンドのスタジアムに行き、シャンクリー・コップを見てきました。
プレストン・ノースエンドのシャンクリー・コップ
スタジアムの一辺の道路がシャンクリーにちなんで「Bill Shankley Crescent」と名付けられた道も見てきました。
シャンクリー・クレセント


以上、観戦記です。

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