プレミアリーグ観戦ガイド

イーウッド・パーク (ブラックバーン)

私が行った時には、リバプール市内のホテルに滞在し、リバプール市からのまで日帰り旅行だったため、リバプールからプレストン(Preston)まで行き、そこからブラックバーン駅(Blackburn)までローカル線に乗換ました。マンチェスター市からは直通の電車が出ているようです。とは言え、プレストンは比較的大きな駅で、リバプールからの往復も決して大変ではありませんでした。本数は多くないようですが、ロンドンからプレストンまで直通の電車もあるようです。帰り道は、(アーセナル戦だったので)多くのアウェイ・サポーターがプレストンからロンドン行きに乗って帰ったようでした。

ということで、旅程はプレストンから開始します。まず、プレストン駅でブラックバーンまで行く電車(30分間隔程度)を待っていたホームには、見る見るうちにホーム、アウェイの両方のサポーターが到着し、「この人たちについて行けばスタジアムまでたどり着けるに違いない」と安心感が沸きあがりました。結論から言うと、まさにその通りで、というよりは、この人たちがいなければ結構苦労していたのではないかと思いました。

プレストンからブラックバーンまでの電車はまるでフットボール列車のようで、ほぼすべての乗客がホームかアウェイのシャツを着た人々でした。ブラックバーンのファンは見るからに親切そうな人々ばかりで、アーセナル・ファンの一行と仲良く話をしていました。そして電車がMill Hillに近付いた時、ブラックバーン・サポーターはアーセナル・サポーターに向かって「この次の駅で降りた方がスタジアムが近い」と声をかけていました。私も一緒に降りて、彼らの後を着いて行くことにしました。

プレストン駅のホーム ミル・ヒル(Mill Hill)駅は無人駅で、プレストンから行くとブラックバーン(Blackburn)駅のひとつ手前になります。電車によっては通過する電車もあるようです。更に、無人駅ですから、駅を出てからスタジアムへの道を聞く相手はいません。イーウッド・パーク (ブラックバーン)の試合開始1時間〜2時間前くらいの時間にこの駅に到着し、青白のシャツを着たブラックバーン・サポーターの後をついて行くのが最良の方法です。

ミル・ヒル駅からイーウッド・パークが見えるまでに15分くらい歩いたと思います。駅からの道は比較的田舎道で、いくつか曲がり角を曲がりましたが、帰りも同じ道をたどることは可能だろうと思えるくらい、あまり複雑な道のりではありませんでした。最後の曲がり道を曲がったところで、前方にスタジアムが見えたので、あとはスタジアムに向かって直進するだけでした。合計で徒歩20分〜25分程度の距離でした。
イーウッド・パークが見えました。
帰りも、同じくミル・ヒル駅まで歩きました。頭の中では、ブラックバーン駅まで行く方が電車の便が良いのではないかと思ったのですが、周囲を見回すと、アーセナル・サポーターに混じってブラックバーン・サポーターも同じ方向に向かって歩いているので、それで良いだろうと思いました。結果的には、ミル・ヒル駅のホームで電車を待つ間に、1本電車が通過したので、おそらくブラックバーン駅まで歩く方が正解だったと思いました。

とは言え、待ち時間40分で無事、各駅停車の電車が到着し、ホームにあふれる程の観戦帰りの両サポーターがいた割には全員が電車に乗ってプレストンまで帰ることが出来ました。イーウッド・パークからミル・ヒル駅までの道を歩いている時に、運悪くスコールのような雨が降り、ずぶぬれになってしまいましたが、それを除くと比較的苦労せずに済んだ試合だったと思います。

尚、スタジアムの周辺はちょっとした街になっており、飲食店などもありました。

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