「ほら、ミリィ。もっと腰を高く上げて」
その優しい口調とは裏腹にディアッカの腕は容赦ない。
「いやっ、こんな格好っ」
ミリアリアはベッドの上でうつ伏せになったまま、強引に膝立ちにさせられて、 露になった部分を背後の男に晒していた。ソコがどんな状態であるかは彼女自身が一番良く知っている。
「嘘つきだな。ミリィは」
くくっと笑う声。そしていきなり差し込まれた指。
「ひゃんっ」
「もうこんなに濡らしている癖に」
「やあっ」
ディアッカの言うとおりだった。指が抜き差しされるたびに、淫らな水音が聞こえてくる。
「嫌らしく腰が動いてるぜ?これだけじゃ足りないんだろ?」
「ちがっ、…あっ」
不意にディアッカの指が引き抜かれたかと思うと、花びらの上を素早く移動して小さな突起を軽く擦った。鮮烈な快感が脳天を突き抜けた。
「ああっ、はあんっ」
堪えきれずに嬌声が漏れる。背後からふっと哂う気配がした。
「ここ、いいんだろ?」
ことさら甘い声で囁きながら、ディアッカの指はその場に留まり巧みな動きを続ける。 「く、うっ」
ミリアリアはシーツを握り締めて、必死に声を押し殺そうと唇を噛んだ。シーツに押し付けた頬に涙がこぼれる。
「素直じゃないなあ、ミリィは」
「…っ」
小さな突起を指腹で捏ね回されながら、再び指を差し込まれて中をかき回される。
「やっ……、あっ……、ああ……」
ディアッカは背後からミリアリアの腰を抱え込むようにして押さえつけ、さらに執拗な愛撫を続ける。
(もう、ダメ…。気持ち、…良くて、死んじゃう)
「あ!」
不意にミリアリアの中で何かが弾けた。
「あぁ、はあ…んっ、い、……いいっ」
「なに?良く聞こえないな。もう一度言って?」
己のプライドなどもうどうでも良かった。
「いいのっ、気持ちいいのぉ。ディ……アッ…カ…、ああっ」
「よくできました」
ペロリと腰のあたりを舐め上げられた。
「ひっ」
体を快感が走り抜ける。
「はあうっ」
ミリアリアはがくがくと体を震わせて達していた。
己の体がディアッカの指を激しく締め付けて収縮するのを感じる。
「エッチなミリィは可愛いよ。凄く」
快楽に打ち震えながら、霞のかかったような頭でディアッカの言葉を聞いた。
やがて弛緩した体から指が引き抜かれると、腿の内側を溢れた愛液が伝うのが分かった。
背後から衣擦れの音が聞こえてくる。
これから更なる快楽がもたらされることをミリアリアは良く知っている。
そして背後の男が今からどれほど淫らなことを要求するかも…。
しかし、それを期待して熱くなる己の体は隠しようもなかった。







エチャ中にイーヴンさんの画を見ながら、お話を書き始めた理子さん!それをなんとまとめてくださいました!ぶはっ!悶え死ぬっ!!!素晴らしきコラボに乾杯!イーヴンさん理子さんありがとうゴザイマス(土下座)