■慶良間諸島・座間味島7

本 数158〜163本目
日 程02.12.26〜12.30
内 容ファンダイビング
場 所6ボート:アダン下、ブツブツサンゴ、宇論ノ崎(うるぬさち)、安室漁礁、阿真中ノ瀬(あまなかんし)、北浜(にしばま)
透明度15〜25m
水 温22℃ ドライスーツ
見た魚デバスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、シコクスズメダイ、ソラスズメダイ、ミツボシクロスズメダイ、ネッタイスズメダイ、ヒレナガスズメダイ幼魚、ナミスズメダイ幼魚、アサドスズメダイ幼魚、ツノダシ、ミゾレチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、ヒメフウライチョウチョウウオ、ウミヅキチョウチョウウオ、ヒフキアイゴ、アカハラヤッコ、ロクセンヤッコ、ヒレナガヤッコ、アカククリ、ハナゴイ、キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、キツネアマダイ、ニセクロホシフエダイ、スカシテンジクダイ、キンメモドキ、ホウセキキントキ、モンガラカワハギ、サザナミハギ、ヒレナガハギ、オウゴンニジギンポ、クロスジギンポ、タテジマヘビギンポ、ヤシャベラ、ホンソメワケベラ、クギベラ、ヤマブキベラ、クロヘリイトヒキベラ、サラサハゼ、モンダルマガレイ、オトメハゼ、カンモンハタ、シロブチハタ、アザハタ、ユカタハタ、ハマフエフキ、オジサン、クマザサハナムロ、ウメイロモドキ、コガネキュウセン、サツマカサゴ、ニライカサゴ、アオヤガラ、ヘラヤガラ、ゴマモンガラ、タイワンカマス、シマキンチャクフグ、サザナミフグ、ハリセンボン、ヤッエイ、チンアナゴ、ホシゴンベ、クマノミ、セジロクマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、コブシメ、モンハナシャコ、アオウミガメ、ヒラムシの仲間、ハナブサイソギンチャク、等。


恒例の年末年始の遠出のダイビング。 どこに行こうかなとしばし迷うも、海外は相変わらず何かとキナ臭いし、今年もサンゴには厳しい年だったし、、、最近はチトお疲れ気味で (^^;; 新しい刺激よりは安らぎの方がいいかなとも考え、結局いつもの座間味にする事にした (^^ゞ  12/8 いつものツアー会社「PIT」にメールで予約し、12/13 ツアー費を振り込んだ。

12/26(木) 8:00 家を出て、路線バス、横須賀線で横浜駅へ到着。 8:38 京浜急行に乗り継ぎ、8:52 京急蒲田駅で乗り換え、9:08 羽田空港へ到着する。 端末で搭乗手続きして、キャスターバックを預けチェックインする。 ANA 85便で 10:25 離陸、13:10 那覇空港に着陸した。

13:45 泊港まで直行の120系統の路線バス(\200)に乗るが結構な渋滞で、約20分遅れの 14:35 とまりん前のバス停、裏(?)泊高橋へ到着する。 1階窓口で高速艇「クイーンざまみ」の往復券(\5,230)を購入しようとすると、、、うげっ!「強風のため、本日欠航」の貼り紙が...(TOT)  荒れに強いフェリーは大丈夫なのだが、既に 14:00 出港済み。 小型飛行機のRACも1日2便で12:50でおしまい。 ツアーデスクに電話すると、この日はもう座間味に行く手段はなく、ホテルを手配してあるのでそちらに宿泊し、翌日に再チャレンジして欲しいとの事。

とまりんのスーパー「Primart」で昼飯を買い、すぐ裏手の「ピースランドホテル」にチェックイン、はてどうしたものかとしばし茫然とする。 これまでのダイビング歴8年の中で初めての欠航経験で、ダイビングに関しては晴れ男記録が途絶えてしまったのもショックだった。。。  しばし休憩後、徒歩15分の国際通りへ繰り出して散策、公設市場2Fで夕食を済ませた。

12/27(金) 小雨は降ってるが昨日よりは風は弱い感じ。 淡い期待を抱きつつ、8:00 チェックアウトして、とまりんに行くと、、、またしても欠航。。。 今年8月に就航したクイーンざまみ3号に初めて乗船するのを楽しみにしてたのだが、仕方なくフェリーのチケット(\1,860)を購入する。 以前、渡嘉敷へのフェリーで揺れは経験済みで、しかも海は荒れてると聞いて売店で酔い止め薬を買うが、往復分の錠剤をバラ売りしてる(\240)とは、さすが沖縄 (^^;;

9:30 乗船、10:00 出港するが、港を出るといきなりのドンブラコ〜状態。 歩く人も、どこかにつかまらないと危ない状況で、船員もビニール袋を配りに様子を見に来ている。 これはヤバイかもと覚悟を決めて横になると、、、程なく中位のほぼ規則的な揺れに治まってくれて、少々遅れて 12:15 座間味港へと到着する。 送迎のワゴン車で、先に「まるみ屋」で昼食を済ませてから、阿真地区まで4〜5分、今回6度目の利用となる「ヤドカリ」へと到着した。 しかし、座間味島まで28時間、こんなに遠い所だったとは...(^^;;

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ヒラムシの仲間ヘラヤガラ
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オオハナサンゴヒメフウライチョウ
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ニライカサゴコブシメ
sirobuti.jpg azahat_t.jpg
シロブチハタアザハタのアゴ (^^;;
azahat_y.jpg togecyo.jpg
アザハタを横から海底砂漠のトゲチョウペア
デジカメ Canon PowerShot S30
ストロボ INON D-180
レ ン ズ INON UWL-105AD,UCL-165AD
早速支度し、13:50 ワゴン車に分乗して港に向かうが、北風が強く、潜れるポイントは内海の近場に限られてしまう。 ボートで約3〜4分の「アダン下」に到着、14:29〜15:18 潜る。 天気は雨 (;_;)、気温 18℃、水温 22℃、ウエット組は凍えてたが、ドライなので全く大丈夫。 ウミウシブームなのに、イマイチ人気薄ではあるが (^^;;、ヒラムシの仲間の色彩がとても美しい。 ウメイロモドキなどが群れているが、サンゴの傷みのひどいのが、悲しいところ。 しかし到着早々の1本目で、何となく落ち着いて潜れなかった。

そのままボートで5〜6分移動して、今度は「ブツブツサンゴ」で 15:52〜16:39 潜る。 コモンシコロサンゴの群生のあるポイントだが、やや流れがある。 3匹のモンガラカワハギが集まり、2匹がいがみ合う感じで1匹がやや離れてたが、求愛中だったのだろうか? 今年異常発生していたハリセンボンは1匹見かけただけで、もう落ち着いたのかもしれない。 やはり雨だと、海の中もどんよりしてて、沖縄に来た〜という感じのないのが残念である。

18:30頃に1階の食堂で夕食、20:30頃から3階で、その日にガイドが撮ってたビデオを見つつのログ付け&飲み会(無料)となるが、いずれも禁煙なので快適である。 さすがは年末、初日のお客は10名ちょっとだったが、日を追うごとに増えて最後は30名前後、ガイドは1日4本のフル操業 (^^;;  ちなみにクイーンざまみを欠航させた元凶である、冬至の頃に吹くこの北風は「トゥンジビーサ(冬至寒)」と言われる寒波だそうで、昼間の気温は18〜22℃あったが、夜は13〜14℃とチト寒かった。。。

12/28(土) 8:00朝食、この日は辛うじての曇り空で、希に日も差してくれた。 9:00に出発し、ボートで約3〜4分、「宇論ノ崎(うるぬさち)」で 9:28〜10:15 潜る。 ヘラヤガラがエサの小魚を狙ってたのか、全然逃げようとしない。 よくある写真の様に、口をラッパ状に大きく広げた瞬間もあったのだが、残念、シャッタータイミングが合わなかった。 オオハナサンゴがびっしり群生した、1mちょっとの岩はお見事である。

昼食後、ボートで約7〜8分、「安室魚礁」で 14:19〜15:08 潜る。 ニセフウライとは目の模様とかが違う、ヒメフウライチョウチョウウオ(スポットネイプ・バタフライフィッシュ)はずっとここに居付いてるとの事。 70〜80cmのアオウミガメも登場。 顔面の青いニライカサゴはまさに強烈な個性顔である。

12/29(日) 3日目にしてやっとの事で、曇りのちの晴天。 ボートで約4〜5分、「阿真中ノ瀬(あまなかんし)」で 9:27〜10:20 潜る。 コブシメのペアを発見、皆で囲んでの撮影会となるが、人数が多く舞い上がる砂がものすごい事に。。。 真っ白な砂地には定番の、オトメハゼやモンダルマガレイ、シロブチハタなども登場。

昼食後、ボートで約6〜7分、「北浜(にしばま)」で 14:17〜15:04 潜る。 日差しも強くなり、インナーもTシャツのみにしてエントリーする。 まずは水深24mのアザハタの根へ。 スカシテンジクダイ、キンメモドキがどっちゃり群れる中、ボスであるアザハタがダイバーのとこへやって来て様子を伺っている。 他にもヤッコエイ、チンアナゴ、サザナミフグなどなど。 晴れて透明度も最高、真っ白な海底砂漠はとても気持ちが良く、最高の締めくくりの一本となった。 ちなみにウチナーグチ(沖縄方言)で、東はアガリ、西はイリ、南はフェー、北はニシと言うため、北浜と書いてニシバマと読むそうである。

12/30(月) 来る時と翌日もクイーンざまみが欠航しただけに、無事帰れるかどうか心配だったが、この日は風もなく、無事運航との事。 器材を片付け、9:45 港へと送ってもらい、10:00 クイーンざまみ3号で座間味港を出港する。 定員200名、全長35mと、大きさは2号と変わらない感じだが、当然内装とかはきれいである。 双胴船になって波風に強くなったとの事だが、、、結構揺れていた様な気がしたのはなぜ? (^^;;

11:10 泊港へ到着、12:00 裏(?)泊高橋から120系統のバス(\200)に乗り、12:30 那覇空港に到着、搭乗手続きを済ませる。 ソーキそばの昼食、土産物をしばし物色し、14:25 ANA 86便で雨の中を離陸、久々の窓際2階席できれいな富士山を眺めつつ、16:25 羽田に無事着陸、18:00 帰宅した。

なお、今回かかった費用は、ツアー費(4泊5日、往復エア、朝夕8食、6ボートダイブ)74,400円、往路フェリー 1,860円、復路クイーンざまみ 2,750円、那覇空港⇔泊港の路線バス 400円、横浜駅⇔羽田空港の京浜急行 940円だった。 那覇前泊代は、座間味に泊れなかった分のクーポン代で振り替えられてたようだが、後から請求が来るのかも?? 今回初めて欠航を経験してしまったが、万一、帰りのクイーンざまみが欠航し、フェリーに替えるなどして、予定していた飛行機に乗れなくなった場合、欠航証明書を貰えば空席のある便に振り替えてもらえるとの事。 今までそんな事は考えずにツアーの予約をしていたが、今後はフェリーやRACの時間帯も考慮して、航空便を考えるべきだろう。

zamami7.gif    ・ 座間味島リンク

  ヤドカリ 今回利用したダイビングサービス
  PIT web 今回利用したツアー会社

  座間味村 座間味村役場むらおこし課

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