■慶良間諸島・座間味島5

本 数136〜140 本目
日 程02.1.4〜7
内 容ファンダイビング
場 所5ボート:シル、ブツブツサンゴ、小安慶名敷(こあげなしく)、安室Lコース、アダン下
透明度15〜25m
水 温22℃ ドライスーツ、ウインターグローブ
見た魚デバスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、キホシスズメダイ、セグロチョウチョウウオ、ハナゴイ、ウメイロモドキ、キツネアマダイ、タテジマキンチャクダイ幼魚、カンムリベラ幼魚、キンメモドキ、ヨスジフエダイ、ヘコアユ、フタスジタマガシラ、ガラスハゼ、ケラマハナダイ、ロクセンヤッコ、ヤリカタギ、ヒフキアイゴ、ナンヨウハギ、モンガラカワハギ、ホクトベラ、ヤシャベラ、カクレクマノミ、セジロクマノミ、クマノミ、コブシメ、サザナミフグ、ハリセンボン、クロハコフグ、ハタタテハゼ、オウゴンニジギンポ、サラサゴンベ、ハダカハオコゼ、オビデンスモドキ、テンス、ゴマモンガラ、ヘラヤガラ、アオヤガラ、ハナミノカサゴ、ガーデンイール、ウミヘビ、ミカドウミウシの卵、等。


毎度の事ながら年末はバタバタしてて予定がなかなか立たず、そうこうしている内に12月も半ばを迎えてしまったところで、ようやく休みが確定した。 例年なら年末のピーク前に行くのだが、今年は初めて年を越してからの日程となり、いつものツアー会社「PIT」に、12/13 電話で予約し、12/21 ツアー費を振り込んだ。

1/4(金) 6:00 家を出て、路線バス、横須賀線で横浜駅へ到着。6:43 京浜急行に乗り継ぎ、7:00 京急蒲田駅で乗り換え、7:12 羽田空港へ到着、ツアーデスクでチケットを受け取り、器材を預ける。 搭乗口では、テロ対策で注意書きの書かれたプレートを渡され、係員にチケットを渡し、フルネームを言ってから金属探知ゲートをくぐるため、混雑に拍車をかけている。 ANA 81便で 8:25 離陸、10:55 那覇空港に着陸した。

泊港までの移動と昼食の時間を除いても3時間程あるが、器材を預けて観光に出るのもおっくうなので、のんびりと移動することにする。 空港内の吹き抜けのステージでは、琉球舞踊が披露されててしばし見入る。 巷ではテロキャンと言われてるそうだが、テロ後のキャンセルが相次ぎ、「だいじょうぶさぁ〜沖縄」キャンペーン展開中で、あちこちでイベントが催されてる様子である。

11:55 泊港まで直行の「124系統・知花(大山)線」バス(\200)に乗り、12:30 とまりん前ではない向かい側の泊高橋へ到着する。

とまりんで時間つぶしをしようと思っていたのだが、なんと改装中で本屋がない...。 しかたなく、2階「わだ屋」で昼食。 ここは禁煙席が多くお勧めである。 しばし時間をつぶし、1階窓口で高速艇「クイーンざまみ」の往復券(\5,230)を購入、船のある北岸まで7〜8分歩いて移動し、乗船する。 15:00出港、16:20座間味港へと到着、送迎のワゴン車で4〜5分、今回4度目の利用となる「ヤドカリ」へと到着した。 半年ぶりの来訪だったが、港では浮橋の建設工事が始まり、座間味島初めての信号を建設中、海岸線にはマリリンの像が建ち、ヤドカリでは愛犬ロキシーの居場所がスタッフハウス寄りに移動してる (^^;; など、あれこれ変わっていた。

18:30頃に1階の食堂で夕食、20:30頃から3階で、その日にガイドが撮ってたビデオを見つつのログ付け&飲み会(無料)となる。 いずれも禁煙なので快適であり、さらには2日目の夜には毎年来るお客さんへのバースデーケーキ、貝類の刺身、3日目の夜には釣り客からの差し入れのイソマグロの刺身など、お裾分けのある日にはお摘みも豪華である。

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ヘコアユミカドウミウシの卵
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コブシメサンゴの白化
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ハナゴイ乱舞ボートから
( by CASIO QV-100 )
1/5(土) 8:00朝食。 この日からホエールウォッチングが始まり、監視してる展望台から出没情報があれば午前はホエールウォッチングになるとの事だったが、残念ながら現われず、予定通りのダイビングとなる。 今日は人数が7〜8名と多く、大型ボートのシンフォニー号での出港である。 9:20 トラックの荷台に乗って港に向かい、ボートで約7〜8分の「シル」に到着、11:04〜11:51 潜る。 エントリーしてすぐに3m位の巨大なキクメイシ、中にはキンメモドキやタテジマキンチャクダイの幼魚などなど。 他のサンゴにはヨスジフエダイの群れ、ヘコアユ6匹、真っ白な砂地にはテンスなど、やっぱりケラマ、といった感じの穏やかな海である。

いったん宿に戻って着替えてから、座間味地区の食堂「まるみ屋」に送ってもらい昼食をとる。 食後、また阿真地区の宿に送り戻してもらい、2本目に備える。

休憩後また港へ向かい、ボートで約7〜8分、「ブツブツサンゴ」で 14:35〜15:22 潜る。 いきなり出ましたという感じのコブシメは50cm位と結構でかい。 10匹位のナンヨウハギが群れてたり、ウメイロモドキ、モンガラカワハギなど、カラフルな魚たちも登場。 赤いレース状のヒラヒラはミカドウミウシの卵とのこと。 最後にもコブシメが現れ、目の前を通り過ぎていった。

この日の午後はオプションの3本目があり、港でしばしの休憩後、ボートで約7〜8分、「小安慶名敷(こあげなしく)」で 16:22〜17:10 潜る。 そろそろ日も陰り気味で透明度はやや落ち、さすがに立て続けに潜るとドライでもやや寒さを感じる。 平均水深 7.1mと浅いコース取りだったが、サンゴの白化がけっこう目に付く。 翌日から各DSの有志が集まり、オニヒトデ退治をするとの事だが、オニヒトデもちらほら目についた。

1/6(日) ボートで約10分、「安室Lコース」で 9:58〜10:46 、ゆるやかなドリフトダイビングである。 ここはあまり入らないコースとの事だが、見事な枝サンゴにテーブルサンゴと、とにかくサンゴがとても元気である。 他の影響もあるのだろうが、やはりダイバーが入らないからかもと思うと...。 年明けから「北浜(旧ニシハマ)」が3年半ぶりに解禁になったが、早速サービスが集中してるとの事。 根が砂を被ったりしないよう色々なルールも定められたそうだが、折角のクローズが意味なかった事にならないよう祈るばかりである。

港でしばしの休憩後、ボートで約7〜8分、「アダン下」で 11:34〜12:23 潜る。 根に付いた白と茶のハダカハオコゼのペア。 真っ白な体にオレンジと黒の2つの斑点が色鮮やかなカンムリベラ幼魚。 砂地のガーデンイールに寄ろうと試みるが、悲しいかなズーム無しの化石デジカメで撮ろうと近寄ると引っ込まれてしまう。 最後は砂地でフリータイム、サンゴの瓦礫をいじくると、おこぼれがないかとオジサンやベラたちが覗き込んできて、なかなか面白かった。

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高月山展望台から

この日の午後はお散歩タイム。 「まるみ屋」まで送ってもらい、昼食後、そのまま島巡りに出かける。 まずは島のほぼ中央にある「高月山展望台」をめざす。 距離は 1.4km、標高 137mでやや傾斜がきついが、ゆっくり歩いて30分くらい。 気温は18〜20℃位と若干肌寒い感じだが、晴れてて歩くと軽く汗ばみ、Tシャツで十分である。 座間味地区や近隣の島々が一望できてなかなか気持ちが良い。 けもの道のようなところを雑草や木々の枝をかきわけ行くと、さらに小さな展望台があり、こちらの方が海がよりよく見える。

まだ夕食には十分時間があるので、思い切って島の北西部の「稲崎展望台」にも行ってみることにする。 距離は約2km、40分くらいかかっただろうか。 こちらは外洋側で風上に当たり、波も荒々しい感じである。 これからの時期、ここでクジラの監視をしてるそうである。 そろそろ日も陰り肌寒くなり、宿のある阿真地区に戻ろうとするが、道にロープが張られてる!?  ここが通れないとなると、今まで来た道をずっと大回りして戻らなくてはならず、とてもじゃないが夕食に間に合いそうもない。 まぁ、何とかなるだろうと強行突破を試みると、、、途中に崖崩れが2箇所、道路下の陥落が2箇所...(^^;;  この夏の台風の被害との事だったが、港の観光案内所で島の地図をもらった時、教えてくれればよかったのに〜。 とりあえず、人の歩く道は踏み固められてて、慎重に通り抜け、40分ほどで無事帰り着いた。

1/7(月) 朝からの曇りがちの天気だったが、ついに雨が降り出してしまい、慌てて器材を片付ける。 9:50 港へと送ってもらい、10:00 クイーンざまみで座間味港を出港、11:25 泊港へ到着する。 来た時と同じく、とまりん「わだ屋」でゆし豆腐定食を食べ、12:35 とまりん前の泊高橋から 99系統のバス(\200)に乗り、13:05 那覇空港に到着する。 3F「インターネットセンター」から掲示板に書き込み、土産を物色して搭乗口へ行くと、、、今日はもう仕事始めで空いてるかと思いきや、意外な程の長い行列。 さらには急病人が降りたため、いったん積み込んだ荷物の取り出しに時間がかかり、30分遅れの 14:50 ANA 86便で離陸、16:35 羽田に無事着陸、18:30 帰宅した。

なお、今回かかった費用は、ツアー費(3泊4日、往復エア、朝夕6食、4ボートダイブ)67,400円、追加1DIV 5,500円、往復クイーンざまみ 5,230円、那覇空港⇔泊港の路線バス 400円、横浜駅⇔羽田空港の京浜急行 940円だった。 ちなみにまだクジラを見たことがないのだが、ホエールウォッチングのピークは2〜3月。 この時期の休暇は難しいのだが、いつかはぜひとも見に行きたいものである。

zamami5.gif    ・ 座間味島リンク

  ヤドカリ 今回利用したダイビングサービス
  PIT web 今回利用したツアー会社

  座間味村 座間味村役場むらおこし課

  沖縄リゾート ダイビングサービス
  ダイブイン浜 ダイビングサービス
  小野にぃにぃの座間味海中生物ガイド ダイビングサービス



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