■慶良間諸島・座間味島4

本 数128〜131 本目
日 程01.4.26〜29
内 容ファンダイビング
場 所4ボート:嘉比裏(がひうら)、儀名(ぎな)、新田(にた)、東牛(あがりうし)
透明度15〜25m
水 温23〜24℃ ドライスーツ、ウインターグローブ
見た魚アオウミガメ、コブシメ、コブシメの卵、スミレナガハナダイ、デバスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、ハナゴイ、セグロチョウチョウウオ、スダレチョウチョウウオ、スミツキトノサマダイ、ヤリカタギ、フエヤッコダイ、ツノダシ、ヒフキアイゴ、ニシキヤッコ、グルクン、クマノミ、クマノミの卵、ハマクマノミ、セジロクマノミ、サラサゴンベ、メガネゴンベ、ホシゴンベ、クギベラ、ヤマブキベラ、ヤシャベラ、ニジハタ、カンモンハタ、オグロクロユリハゼ、ハタタテハゼ、アカメハゼ、クマドリ、ナミダクロハギ、ミヤコテングハギ、テングカワハギ、モンガラカワハギ、サザナミフグ、コクテンフグ、クロハコフグ、ハリセンボン、ネッタイミノカサゴ、ホホスジモチノウオ、ヘラヤガラ、オウゴンニジギンポ、クビアカハゼとテッポウエビ、トカラベラ幼魚、カンムリベラ幼魚、イロブダイ幼魚、マダラタルミ幼魚、チョウチョウコショウダイ幼魚、ハナヒゲウツボ幼魚、ハダカハオコゼ、リュウキュウヤライイシモチ、ハマフエフキ、ツバメウオ、クモガニ、チギレフシエラガイ、イラブウミヘビ、シマウミヘビ、等。


何だかゴタゴタしてて、すっかり予約に出遅れてしまった今年のGW。 どこにしようかと迷う事しばし、結局、昨年末に続けて禁煙DS「ヤドカリ」へ行く事にした。 「あちこち潜りたい病」もひと段落、といったところだろうか (^^;;  2週間前の予約となったのだが、日程を多少早めたので、予約は一発OK。 3度目の利用となるツアー会社「PIT」に、4/12 電話で予約、4/16 ツアー費を振り込んだ。

4/26(木) 8:30 家を出て、途中の浜松町の端末で搭乗手続きを済ませ、9:50 羽田空港へ到着、器材を預ける。 ANA 85便で 10:50 離陸するが、離陸直後、どこからともなくタバコの臭いが!?  二階席だったのだが、トイレはまだ誰も入ってないし、どう考えてもパイロット席からの臭いである...(--#  映画「リトル・ダンサー」を見つつ、13:20 那覇に着陸した。

13:45 泊港まで直行の「120系統・名護西空港線」バス(\200)に初めて乗る。 と、14:15 「とまりん」前ではなく、ちょっと離れた泊高橋へと到着!?  初めて知ったのだが、泊高橋はなんと2ヶ所あったのである。 どうりで、予め時刻表で調べて行っても、バス停にそのバスがなかった訳だ。

「とまりん」窓口で高速艇「クイーンざまみ」の往復券(\5,230)を購入し、船のある北岸まで7〜8分歩いて移動し、乗船する。 と、またまた新たな発見が。 なんと船内のテレビが、液晶ワイドテレビへと変わっている。 これもIT化の流れなのだろうか (^^;;  15:00出港、16:15座間味港へと到着、送迎のワゴン車で5〜6分、「ヤドカリ」へと到着した。

夕食は 18:30頃に1階の食堂で、20:30頃から3階で、ガイドが撮ってたビデオを見つつのログ付け&飲み会となる。 この飲み会の泡盛はサービスで、強制される事は一切なく、そして禁煙。 喫煙者は外で一服となるのだが、どうせなら「禁煙ダイブハウス「やどかり」と改名すれば良いのに...(^^;;  吸わないダイバーの多くが求めている事だし、ここのリピーターの多さの一因にもなってるはずである。

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見事なサンゴナミダクロハギ
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アオウミガメシャネル?
4/27(金) 8:00朝食。 9:20 車で港に向かい、ボートで約5分、「嘉比裏(がひうら)」に到着する。 早速、海面でマスクを洗い、水気を取ろうとマスクを振ると「チャリ〜ン」と聞き慣れない音が!?  「んっ?」とマスクを見ると、1滴の水滴もない、妙に透明なガラス...。 「ちっがぁ〜う!」 前々から樹脂フレームの下部にヒビが入っていたのだが、とうとう割れてしまい、左レンズが抜け落ちていってしまったのである (ToT)  予備で船にあったマスクはチャチなものだったのでガイドがそれを使い、急きょガイドのを借りて、9:51〜10:39 ドリフトで潜る。 ハプニングは続くもので、ウエイトが軽くて潜降できず、ガイドに引っ張られる始末...(__ゞ  何とか気持ちを落ち着かせ、浮上に気を付けながら潜る。 水温は24℃、透明度は20〜25m位、エダサンゴやテーブルサンゴの見事なポイントである。 20cm程のリュウキュウヤライイシモチが口の中に卵を咥えているとの事だったが、残念、口を開けてくれなかった。 デバスズメダイが岩場に腹を擦り付けるように放精するシーンも見られた。

この日の午後は船底掃除があるとの事で、続けて2本目を潜る。 しばしの休憩後、ボートで約7〜8分、「儀名(ぎな)」で 11:40〜12:24 潜る。 潜ってすぐに、コブシメのメス2匹とオス1匹のにらみ合いに出くわす。 昨年末もこういうシーンに出くわしたのだが、残念、今回も繁殖行動には至らなかった。 何だか遠巻きで、ハマフエフキが様子を伺ってるようなのが面白かった。 そしてサンゴの上で休憩中のアオウミガメ2匹。 大きいのは1m位、小さいのは70〜80cm。 向こうからの流れがあり、こちらを向いてくれないのが残念である。 TIMのシャネルの芸(?)を披露しつつ、優雅に泳ぎ去って行くと、もう1匹が遠くに。 そして帰る途中、また別のコブシメが。 久々に大(中?)物に恵まれた1本だった。

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神の浜展望台
一度、宿に戻って着替えてから、座間味集落に送ってもらい、遅めの昼食となる。 島唯一のオープンカフェ(?)「パーラーザマミ」で沖縄そば(\500)を食べる。 味的には「座間味食堂」や「レストランまるみ屋」の方が良いのだが、禁煙なのはここしかないので仕方ない。

この日の午後はもう潜らないので、ブラブラと散歩へ出かける。 座間味の集落をぐるっと回るが、昨年末から4ヶ月ぶりなので、ほとんど何も変わらない感じで、ゆったりとした時が流れている。 気温は25℃前後だろうか、日差しが心地よい。 港のクジラのオブジェには、たくさんの鉢植えがセットされ、背赤クジラ(?)へと変身していた。

20分ほど歩いて阿真へと向かい、そのまま宿を通りすぎ、さらに20分ほど歩いて「神の浜展望台」へ到着する。 高さはそうないのだが、それでも周囲の島々が一望できて、景色は素晴らしい。 しかし、4月の日差しを侮ることなかれ、鼻の頭が真っ赤に日焼けしてしまった (^^;;

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ハダカハオコゼモンガラカワハギ
(by CASIO QV-100)

4/28(土) この日はお客が10数名と一気に多くなり、日本テレビのドラマ「新・星の金貨」にも登場した「シンフォニー号」への初乗船となる。 2階もある大きなダイビングボートで、最後部からジャイアントストライドでエントリーできる。 ボートで約10分、「新田(にた)」で3チームに分かれ、11:27〜12:15 潜る。 毛の様な海藻で覆われたクモガニ(通称オラウータンクラブ)、ド派手なオレンジのウミウシ・チギレフシエラガイなどのマクロ系、そしてアイドル系のコクテンフグ、サザナミフグもお出ましした。

この日からの昼食は、GW中は客が多いので、宿での弁当となる。 休憩後、ボートで約5分、「東牛(あがりうし)」で 14:43〜15:38 潜る。 昨年末も潜ったポイントだが、ログを見ると、ほとんど同じ物が見られた感じである (^^;;  水深10数mにいるスミレナガハナダイは、ずっとオカマのままだそうで、四角いマークはうっすらとしか出ていない。 サンゴの隙間のコブシメの卵、そして最後は、アンカーロープそばの小指ほどの太さのハナヒゲウツボ幼魚で締めくくった。

4/29(日) 8:00 朝食、器材を片付け、9:45 港へと送ってもらう。 10:10 クイーンざまみで座間味港を出港、11:30 泊港へ到着する。 とまりん向いの「泊高橋」バス停に向かうと、空港への直行便は、120・124系統の他に、99系統「天久新都心線・空港経由」もある事が判明する。 さらに裏(?)泊高橋の場所を記した地図まで貼ってあった。 沖縄総合事務局によるバスナビがH13/3/1から始まったそうだが、H15年の沖縄都市モノレール開通に備えて、路線バスの整備が始まっているようである。

時刻や曜日にもよるが、120・124系統は裏(?)泊高橋の方が多いようである。 表(?)泊高橋の方にちょうど99系統のバスがあり、11:55〜12:15(\200)、那覇空港に到着する。 1階「琉風」でソーキそば(\682)を食べ、土産を物色し、14:40 ANA 86便で離陸、16:45 羽田に無事着陸、18:45 帰宅した。

なお、今回かかった費用は、ツアー費(3泊4日、往復エア、朝夕6食、4ボートダイブ)67,800円、マスクレンタル (T-T) 500円×2日、弁当 500円、往復クイーンざまみ 5,230円、那覇空港⇔泊港 400円だった。 ちなみにマスクは、シリコン部は大丈夫だが、ポリカーボネート製のフレーム部は中性洗剤で洗うと劣化してしまうとの事。 どうしても中性洗剤で洗いたい場合は、相当希釈して使い、よく濯ぐように、との事である。 水中で割れてパニックになってしまったらと考えると、それとまぁ、そろそろ度付レンズに変えようと思ってたから丁度良い機会だった、ということにしておこう...(^^;;

zamami4.gif    ・ 座間味島リンク

  座間味村 座間味村役場むらおこし課

  PIT web 今回利用したツアー会社
  ヤドカリ 今回利用したダイビングサービス

  沖縄リゾート ダイビングサービス
  ダイブイン浜 ダイビングサービス
  小野にぃにぃの座間味海中生物ガイド ダイビングサービス


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