■慶良間諸島・座間味島22

本 数269〜272本目
日 程2011.4.27〜30
内 容ファンダイビング
場 所4ボート:ブツブツサンゴ、北浜北(にしばまきた)、嘉比前(がひまえ)、儀名(ぎな)
透明度15〜25m
水 温22〜23℃ ドライスーツ
見た魚デバスズメダイ、キホシスズメダイ、シコクスズメダイ、アサドスズメダイ、ヒレナガスズメダイ幼魚、キンギョハナダイ、フエヤッコダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、イロブダイ幼魚、ハゲブダイ、ウケグチイットウダイ、ニザダイ、トゲチョウチョウウオ、セグロチョウチョウウオ、イッテンチョウチョウウオ、ハナグロチョウチョウウオ、オヤビッチャ、ツノダシ、ハナゴイ、アイゴ、ヒフキアイゴ、フタスジタマガシラ、ハマフエフキ、ニシキヤッコ、サザナミヤッコ、アヤメエビス、アカマツカサ、マダラタルミ幼魚、ナンヨウハギ、モンガラカワハギ、クロモンガラ、ホンソメワケベラ、スミツキベラ、ヤマブキベラ、ノドグロベラ幼魚、リュウグウベラギンポ、アカハチハゼ、クロユリハゼ、モンツキハゼ、ヤシャハゼ、ダテハゼ、クマザサハナムロ、オジサン、リュウキュウヒメジ、ユカタハタ、シロブチハタ、メガネゴンベ、コブシメ、コバンザメ、トゲダルマガレイ、ハリセンボン、ハナビラウツボ、クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミ、トウアカクマノミ、ハナミノカサゴ、ムラサキウミコチョウ、ヒラムシ、アカホシカクレエビ、テッポウエビ、オオアカホシサンゴガニ、オニヒトデ、ガーデンイール、アオウミガメ、タイマイ、等。
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3/11に東日本を襲った大震災。 未曾有の被害に高まる自粛ムード、例年4月に開催されるマリンダイビングフェアも7月に延期。被災された方々の事を思うとレジャーダイビングどころではないという気持ちになるも、経済を活性化させるのも震災復興の1つという事で、いつもの座間味DS「ヤドカリ」に行く事に決める。4/5 ツアー会社「PIT」にメールで申し込み、4/9 ツアー費を振り込む。

4/27(水) 京浜急行で 9:30 羽田空港駅へ到着する。 ANAは先頭車両側の第2旅客ターミナル、端末で搭乗手続きしてチェックイン。 チケットに記載された氏名のカタカナが一文字欠けていて、マイレージ登録が出来ないプチハプニング (^^;;、後日ネット申請との事。

預ける手荷物が無料なのは20kgまで、約3.5kgのドライスーツを専用バッグごと取り出し、19.1kgになったキャスターバックを預ける。 ANA129便で 10:50 離陸、やはり震災自粛によるキャンセルなのだろうか乗客は3割程と少なめ、強風で揺れて約20分遅れ、13:25 那覇空港に着陸した。

ちょうどタイミングが良かったので、14:05 発 99系統の路線バスで移動、14:30 泊ふ頭ターミナル「とまりん」前のバス停、泊高橋へ到着(\220)する。

と、その前に、国道58号線を挟んだ斜め向かいに最近オープンしたMIC那覇店へと立ち寄る。 というのも、今回に合わせて新しいデジタルビデオ「Canon iVIS HF M41」を購入したのだが、適合するワイコンがINONからGW前に発売されると聞き待っていたところ、、、結局間に合わず (-_-;;  一緒に買おうと思っていた水中ライトの取り付けに必要となるビデオベースとDホルダーの現地購入となったのである。

とまりんの窓口で往復券(\5,970)を購入、徒歩3〜4分の乗船場所、北岸へと向かう。 15:30「クイーンざまみ3」2便に乗船、16:00「泊港」を出港、17:10「座間味港」に到着。 送迎のワゴン車で阿真地区まで4〜5分、今回21度目の利用となるDS兼民宿の「やどかり」へと到着した。

昨年末に来た時、ちょうど業者さんが下見に来ていたのだが、建物が以前のブルーからホワイトへお色直し済み。 18:30から1Fの食堂で夕食、グルクンの唐揚げ、もずく、地魚のお刺身、ちんびん(伝統菓子)など、沖縄料理が毎回1〜2品含まれるのが楽しみ。 20:30から3Fで撮ったビデオやデジカメを見つつのログ付け、禁煙で無料泡盛付き。 やはり震災自粛でこのGWのお客さんはかなり少なめとの事。

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民宿「やどかり」

グルクンの唐揚げなどの夕食

【 You Tube HD動画 】
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ブツブツサンゴ
(3分2秒)
北浜北(にしばまきた)
(1分18秒)
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嘉比前(がひまえ)
(2分13秒)
儀名(ぎな)
(3分54秒)
デジタルムービー Canon iVIS HF M41
水中ライト    INON LE550-W



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沖縄そば専門店「海畑」

フーチバーそばと軟骨ソーキ

4/28(木) 8:00 朝食、9:30 宿を出発、小型ボート「タイムぽかん」号で 9:45 出港する。 約5〜6分移動し「ブツブツサンゴ」で 10:25〜11:23 潜る。 天気は晴れ時々曇りで気温23℃、透明度は15〜25m、水温は例年より低めの22〜23℃、ドライなので問題ないが、ウエットの人は結構寒そう。 新しいビデオ「Canon iVIS HF M41」の進水式、グリップが左右にあるのだが、開いた液晶のある左グリップが奥側に、録画とズーム操作をする右グリップは手前側になり、手ぶれを押さえて持つのが何だか難しい。 ともかく特性を掴むためにも、あれこれ撮りまくりである (^^;;  ガイドがナイフを貸してくれと言うので何かと思ったら、サンゴの奥からオニヒトデをかき出して岩で潰して処理、最近また増え出してしまっているとの事。 イロブダイ幼魚、マダラタルミ幼魚など、ちゃんとピントも追随してくれ、以前使っていたXactiに比べると色の再現性もかなり良好な感じ。 コブシメが1匹、ひょっとこ顔で水を噴出して移動するのが面白かった。

宿に戻る途中、港近くの「たんぽぽ」でお弁当(\500)を買い、宿で食べなから早速ビデオを確認。 宿泊部屋のテレビがやっとデジタル化され (^^;;、HDMI接続の出来るのがありがたい。

しばし休憩後 14:00出発、「北浜北(にしばまきた)」で 14:58〜15:57 潜る。 回文のようなポイント名だが、有名なアザハタの根のすぐ隣り、トウアカクマノミのポイント。 水深13mの砂地のイソギンチャクに大中小3匹のトウアカクマノミ、近づき過ぎると大きいのがカメラに激しく攻撃をしかけてくる。 普通は触手の短いイボハタゴイソギンチャクに共生するのだが、そうではないのは珍しいとの事。 浅瀬にはたくさんのデバスズメダイの根、今回ワイコンの発売が間に合わなかったのが非常に悔やまれるところ。。。

4/29(金) 前日に来たお客さんが増え、大型ボート「シンフォニー」号で 9:30 出港、約5〜6分移動して「嘉比前(がひまえ)」で 10:00〜10:52 潜る。 白い砂地の広がるポイントにはヤシャハゼとテッポウエビ、ヤシャハゼが急に振り返るさまが面白い。 チンアナゴは手ブレしないようハウジングを下に置いて撮影、しかし液晶を覗き込むため頭を下げるとドライスーツの首の後ろからピュッと水が入ってしまうため、勘で撮ると頭がギリギリの微妙なアングルに (^^;;

次のポイントへ移動してしばし休憩後、「儀名(ぎな)」で 11:40〜12:30 潜る。 言わずと知れたウミガメのポイント、前半は影も形もなく空振りかと諦めかけた頃、ついにアオウミガメを発見。 サンゴの下に半分入った感じで、何かモゾモゾしていて、逃げるべきか留まるべきか悩んでいるのかと思いきや、甲羅に付着した藻やフジツボを擦り落としているらしいとの事。 小ぶりで嘴が尖り、甲羅が薄く縁がギザギザしているタイマイも登場。 水面に向って浮上していくところを下から撮ろうと、泳いでいるところに近づくと、全く逃げずにのんびりと水平に泳ぎ回り続け、ビデオは途中でカットしているが延々と鬼ごっこ状態 (^^;;  コバンザメが、張り付いていないし泳いでもいないのに、甲羅に付かず離れずに進んでいるのは、スリップストリーム状態なのだろうか!?  結果、アオウミガメ3匹、タイマイ1匹で大満足。

昼食は、オーナーの息子さんが座間味地区の役所近くに一昨日にオープンさせた沖縄そば専門店「海畑(うみばる)」へ。 よもぎのフーチバーそば(\580)に、軟骨ソーキ(\150)のトッピングを注文。 他にもイカスミやモズクなど8種類、カツオだしや生生姜へこだわり、夜はしまんちゅ居酒屋になるとの事。

夕方は阿真地区の高台やビーチを軽く散歩、曇り空で風も強く、植物や風景のビデオの撮り方もなかなか難しいもの。 荷物に余裕があれば三脚が欲しいところである。

4/30(土) 早朝、頭痛で目が覚める。 次第に痛みが強くなり、頭痛薬を飲むも治まらず、吐き気がしてきて朝食も食べられず。 留まって休む事も考えたが、島の診療所も土日を考えると不安、ひとまず那覇だけにでも行った方が良いかと、帰り支度。 ちょっとでも動くと気持ち悪く、それでも何とか荷造りを済ませ、胃液を吐く覚悟で「クイーンざまみ3」1便で 10:00 出港する。 やや風が強く白波に揺れるも、酔い止め薬と根性で何とか耐え抜き、11:10「泊港」へ到着。

タクシーでは酔ってしまいそうなので、ゆいレールで見栄橋駅から那覇空港へ(\290)と向かう。 ようやく何とか体調も落ち着き、12:45 ANA126便で那覇空港を離陸、15:10 羽田空港に着陸、17:00 帰宅した。 なお今回かかった費用は、ツアー費(3泊4日、往復エア、朝夕6食、4ボートダイブ)79,500円、会員ポイント利用 -1,000円(前回の2%で千円単位)、ツアー任意保険 1,000円、那覇空港⇔泊港 510円、クイーンざまみ往復 5,970円だった。

今回、新しいデジタルビデオ「Canon iVIS HF M41」の進水式だったのだが、業務カメラ用の高感度CCDを採用している事で、やはり水中での色の再現性が向上していると感じられた。 また水中モードは、ちょうど良く効く時もあるが物足りない時もあり、例えば手ブレ補正の様に、強弱が切り替えられるようにして欲しいところである。 また最終日の体調不良のハプニング、これまで船酔いで吐いたり、ヒメオニオコゼに刺されてしまった事はあるものの (^^;;、体調を崩してしまったのは初めての体験。 結果としては何とか治まったのだが、船や飛行機の中で悪化してしまっていたらと考えると怖いものである。。。


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