■慶良間諸島・座間味島21

本 数267〜268本目
日 程2010.12.25〜28
内 容ファンダイビング
場 所2ボート:北浜(にしばま)、東牛(あがりうし)
透明度15〜25m
水 温23〜24℃ ドライスーツ
見た魚キホシスズメダイ、ソラスズメダイ、ロクセンスズメダイ、ネッタイスズメダイ、キンギョハナダイ、シコクスズメダイ、フエヤッコダイ、ヨスジフエダイ、ケラマハナダイ、ミツボシクロスズメダイ幼魚、スカシテンジクダイ、ツノハタタテダイ、イロブダイ若魚、ニセフウライチョウチョウウオ、ハナゴイ、トガリエビス、キンメモドキ、ヒフキアイゴ、タカサゴ幼魚、クロホシイシモチ、キンセンイシモチ、アカヒメジ、フタスジタマガシラ、ヤシャベラ、ホンソメワケベラ、コガラシベラ幼魚、アザハタ、キンセンハゼ、オウゴンニジギンポ、リュウキュウヒメジ、カクレクマノミ、セジロクマノミ、ウツボ、トゲダルマガレイ、ハナミノカサゴ、ミドリリュウグウウミウシ、アカスジモエビ、ニセアカホシカクレエビ、オトヒメエビ、スザクサラサエビ、ホワイトソックス、ワモンダコ、クロガシラウミヘビ、等。

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何だか最近はお疲れ気味、、、今年の年末はどこにしようかと悩む事なく、いつもの座間味DS「ヤドカリ」に決定、11/20 ツアー会社「PIT」にメールで申し込み、11/24 ツアー費を振り込んだ。 前回初めて器材をゆうパックで送ったのだが、出発の前週に荷造りするのも、2〜3日経って戻ってくると洗うのも面倒で (^^;;、結局いつもの様に手持ちする事にした。

12/25(土) 前半の天候の良くない事は分かっていたのだが、出かける前に座間味村のWebで確認すると、、、ナント!!、クイーンざまみもフェリーも完全欠航のテロップ。。。  テンションがた落ちで家を出て、京浜急行で 9:18 羽田空港国内ターミナル駅へ到着する。 ANAは先頭車両側の第2旅客ターミナル、端末で搭乗手続きして器材を預ける。

最近は預かり手荷物の重量制限が厳しくなり、ANAは20kgまでが無料で、それ以上は超過料金を取られてしまう。 ドライスーツの場合のキャスターバックは23.0kg位になってしまい、無料にするためには 3.0kg分を抜いて機内持込みする必要がある。 前はレギュやアンクルウエイト等を抜いたのだが、ふとドライスーツの重量を計ると、、、ナント 3.5kgもある事が判明。 ドライスーツを専用バッグごと取り出し、念の為にアンクルウエイトをすぐ出せるようにしておいて計量すると、端数は表示されなく19kgで無事通過する。

飛行機の準備遅れとの事、30分遅れのANA125便で11:00 離陸、乗客は満席。 飲み物の有料化に伴い、ワゴンサービスがなくなっていたのだが、悪評だったのか復活、お茶は無料で配られていた。 途中揺れはあったものの結局10分遅れの13:30、雨降る那覇空港に着陸した。

搭乗前にPITから電話があり、過去に2度利用した事のある泊港近くの「ホテルピースランド那覇」は満室との事、予約の取れたビジネスホテル「マリンウエスト那覇」へと向かう。 ゆいレールで約11分(\230)で旭橋駅へ、雨風の中、折り畳み傘の骨を折られつつ (ToT)、徒歩5〜6分で到着、ブルーシールのウエルカムカップアイス付き(^^;;、禁煙ルームにしてもらいチェックイン。 部屋はコンパクトだが、壁掛けのデジタル液晶テレビ、冷蔵庫、ユニットバスなど設備は一通り揃っている。

精神的にもドッと疲れが出てしまい、雨の中を観光に出る元気もなく、そのままお昼寝タイム。 宿代はツアー費で振り替えられるも、夕食はなくなるため、貸し傘で出掛ける。 国際通りまで雨の中を歩く距離ではなく、近辺は閑散としていて禁煙の飲食店はなさそうで、近くのスーパー「かわひら」で買い物して持ち帰り、早々に就寝する。

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海の駅あやはし館

海中道路

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沖縄そば

伊計島のビーチ

【 You Tube HD動画 】
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北浜(にしばま)
(1分26秒)
東牛(あがりうし)
(56秒)
デジタルムービー Xacti DMX-HD1A
ワイドレンズ epock DCL-20(55DR)
水中色補正フィルター Epoque ECL20-CY
水中ライト INON LE550W



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木陰から望む阿真ビーチ

座間味港内の浮き桟橋

12/26(日) 6:40 ホテル2Fで和食バイキングの朝食、NHKデータ放送では北東の風強く、波高4mの予報、フェリーは辛うじて出てくれるかと微かな期待を持ち、8:00 恐る恐るWebをチェックすると、、、またしても完全欠航 (ToT)  これまで座間味島には20回、阿嘉島と渡嘉敷島には1回ずつ、計23回目の慶良間諸島ステイの中、那覇に1日足止めを喰らったのは僅か2回だけ、しかも2日連続は初めてでさすがにショックが大きい。

まずは宿の確保、同じホテルに連泊しても良かったのだが、翌朝8時の運航状況の発表から9時の出港までの移動がせわしなくなるため、とまりん近くの「ホテルピースランド那覇」を押さえる。 そして、あれこれパンフレットやネットを見て、今日一日どうしようかと悩む事しばし、、、本島でダイビングとも思ったが時間的にもう遅そう、雨風で観光も大変、、、結局レンタカーでドライブする事にする。

ホテルをチェックアウト、近くのニッポンレンタカーでマツダのデミオ(\5,775/日)を借りる。 本島南部は以前に回った事があり、悪天候の中を北部まで行くのも大変、と言う事で今回はまだ行った事のない東部へ。 カーナビに従って国道58号を北上、途中で島の東部へと向かい、与勝半島から長さ 4.7kmの海中道路、と言っても海中トンネルとかでなく、海上の道路と橋を渡って行ける離島を巡る。

天気が良ければ最高のドライブコースなのだろうが、ハンドルが取られそうな位の横風で、雨の合間を縫って海中道路の途中の「海の駅あやはし館」へ寄り道、沖縄そば(\630)の昼食。 平安座島、浜比嘉島、宮城島と経由して、伊計島へ到着するも、雨風でなかなか降りられず、そのままUターン。 他にも城跡とか回って見たかったのだが、殆どどこにも寄る事もなく、先に今晩泊まる「ホテルピースランド那覇」にチェックインして器材を降ろし、満タンに給油(\1,223/10L)して返車する。

レンタカーのホテル送迎はとまりん方面は対象外との事、、、ゆいレールで旭橋駅から牧志駅へ移動(\200/6分)、国際通りを散策して、宿泊先の「ホテルピースランド那覇」へと向かう。

12/27(月) 7:00 1F南風で朝食、ようやく波高3→1.5mの予報、三度目の正直で無事出港となり、ホッと一安心。 8:10 チェックアウトし、徒歩2〜3分でとまりんへ到着、窓口で往復券(\5,970)を購入、船の係留してある北岸へと向かう。 8:30「クイーンざまみ3」1便に乗船、9:00「泊港」を出港、島民らしき人が多いようで7割方の乗客、心配していた揺れは殆どなく 10:00「座間味港」に到着。 送迎のワゴン車で阿真地区まで4〜5分、今回20度目の利用となるDS兼民宿の「ヤドカリ」へと到着した。

1本目は客1人 (^^;;、早速準備して 10:40 出発、小型ボート「タイムぽかん」号で 10:50 出港、約10分で「北浜(にしばま)」に到着する。 ビデオカメラのハウジングを最終チェックすると、なぜかアームを固定するネジが外れてしまい、何度はめようとしてもはまらない!?  よくよく見ると、ネジ山が潰れてしまっている様子、、、水中ライトを手持ちしての撮影となってしまい、11:13〜11:56 潜る。

天気は晴れで気温17℃、透明度は20〜30m、水温は22〜23℃、ドライなので問題なし。 最近はオニダルマオコゼによる死者も出てしまっているそうで要注意との事、水深25mのアザハタの根にはいつもの2匹のアザハタ、時期的にキンメモドキやスカシテンジクダイは少なめ、ケラマハナダイが多い感じ。 オトヒメエビ、スザクサラサエビ、アカスジモエビ、ホワイトソックスなど、相変わらずのエビ天国。 水深12mの根は浅い分、キンギョハナダイたちが陽光に輝き、暗がりにはトガリエビスやハナミノカサゴなども。

宿に戻って昼食と休憩後、14:50 出発、海洋実習の2人も加わり 15:00 出港、途中の水路の浅瀬はスクリューが擦らないよう皆で船首に移動、約10分で「東牛(あがりうし)」へ到着、15:21 〜16:14 潜る。 晴れているものの、水中は薄暗い感じで透明度は15〜20m、ユビエダハマサンゴの群生は元気で、上にはヨスジフエダイやアカヒメジが群れている。 浅瀬では色彩は地味な感じだが、スズメダイ系がびっしり群れていた。

夕食は1Fの食堂で、欠航続きのせいで2日遅れの (^^ゞ クリスマスディナー。 普段は夕食後に3Fでログ付けをするのだが、今回は遅くなったためになし。

12/28(火) 器材を片付け、8:00 朝食後に近くの阿真ビーチを散歩。 阿真の港で何か工事をしているのは、航路に堆積してしまった土砂を掘る浚渫作業との事。 それにしても、いまさらに天気の良いのがうらめしい。

9:40 港へ送ってもらい、「クイーンざまみ3」1便で 10:00 出港、 11:10「泊港」へ到着。 飛行機まで時間がないため、すぐに美栄橋駅からゆいレール(\260)で那覇空港へ向かう。 預ける器材は乾き切らずに水分を含んでいるせいか、はたまた単純に重量計の誤差なのか、アンクルウエイトを抜かなくても、20kgの表示でギリOK。 13:05 ANA126便で那覇空港を離陸、早めに着いて着陸態勢に入ったと思ったら何かのトラブルで再浮上、結局10分遅れで 15:15 羽田空港に着陸、17:00 帰宅した。

なお今回かかった費用は、ツアー費(3泊4日、往復エア、朝夕6食、4ボートダイブ)73,400円、会員ポイント利用 -2,000円(前回の2%で千円単位)、ツアー任意保険 1,000円、那覇空港⇔泊港 690円、クイーンざまみ往復 5,970円、船の欠航に伴う1泊2DIVE分については後日払い戻しとの事。

今回初めての2日間の那覇に足止め、毎日違う宿に3泊するというハメになってしまったのだが、毎朝の荷作りだけでもう大変。 元々冬場は北東の風による海上シケで欠航しがちなのだが、今年は鳥取・島根が記録的な大雪で荒れたように、年始にもクイーンざまみ&フェリーの完全欠航が続いたようで、島に渡れただけでもラッキーだったのかも。 それにしても今年はGWに4本、年末に2本と、僅か年間6本に終わってしまったのは非常に残念であり、来年こそはもっと潜りに行くぞと思うものの、実際には!? (^^;;


zamami21.png ・ 座間味島&沖縄本島リンク

  ヤドカリ 毎回利用するダイビングサービス
  PIT web 毎回利用するツアー会社

  座間味村 座間味村役場むらおこし課

  ゆいレール 沖縄都市モノレール(那覇空港〜首里)
  沖縄路線バスどっとこむ 時刻表や路線図一覧
  とまりん 離島への船の発着

  ホテルピースランド那覇 とまりん近くのホテル
  マリンウエスト那覇 旭橋駅近くのホテル

  沖縄リンク


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