■慶良間諸島・座間味島2

本 数98〜102 本目
日 程99.11.19〜22
内 容ファンダイビング
場 所5ボート:アダン下、阿真中ノ瀬、安室漁礁、ブツブツサンゴ、オアシス
透明度10〜30m
水 温25℃ ウエットスーツ+ベスト+フード
見た魚キンギョハナダイ、ケラマハナダイ、ハナゴイ、タカサゴ、ウメイロモドキ、キンメモドキ、スカシテンジクダイ、カクレクマノミ、セジロクマノミ、ハナビラクマノミ、クマノミ、イソギンチャクカクレエビ、ミツボシクロスズメダイ、デバスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、アマミスズメダイ、キホシスズメダイ、レモンスズメダイ、ヒレナガスズメダイ幼魚、ノコギリダイ、ニセクロホシフエダイ、オニハタタテダイ、フエヤッコダイ、タテジマキンチャクダイ、ツノダシ、ヒメフウライチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオ、ヤリカタギ、ヒフキアイゴ、サザナミヤッコ、ニシキヤッコ、ヘラルドコガネヤッコ、アカククリ、ハマフエフキ、ニジハタ、カンモンハタ、ユカタハタ、コガネキュウセン、クマドリ、ヘラヤガラ、トゲダルマガレイ、タイワンカマス、メガネゴンベ、ホシゴンペ、フタスジタマガシラ、ダンダラトラギス、タテジマヘビギンポ、イナセギンポ、テングカワハギ、ナンヨウハギ、ヒレナガハギ、モンツキハギ、ハナミノカサゴ、リュウキュウヤライイシモチ、テンス、ヤシャベラ、ホンソメワケベラ、クギベラ、ヤマブキベラ、フタイロカエルウオ、ハタタテハゼ、クロユリハゼ、ヤシャハゼ、ダテハゼ、チンアナゴ、サビウツボ、ミナミハコフグ幼魚、サザナミフグ、クロハコフグ、コブシメ、サラサエビ、アカスジモエビ、ウミウシカクレエビ、ウミシダヤドリエビ、ウコンハネガイ、等。


かねてから行きたいと思っていた禁煙DS「ヤドカリ」を利用するツアー会社「PIT web」を見つけ、10/10 メールで見積りを依頼した。 到着後オプションで1ダイブできるよう、那覇空港からケラマへはRAC(琉球エアコミュータ)にしてもらい、10/16 手配をお願いした。

11/19(金) 5:50 家を出て 7:20 羽田空港へ到着、団体カウンターで手続きを済ませる。 以前あったハイジャック事件の影響で、預ける荷物についても金属探知機のような物でチェックをされるが、なぜだかダイビング器材は何も反応しなかった。 ANA 81便で 8:40 離陸、映画「My Favorite Martian」を見つつ、11:05 那覇に着陸した。 新ターミナルになって初めての利用で、その広さ、行き先案内表示の少なさで迷ってしまいそうになる。 到着した2階ロビーから延々歩き1階到着ロビーへ、中央のインフォメーションで確認し、3階チケットロビーへ、そしてRAC乗り継ぎの手続きを何とか済ます。

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DS「やどかり」
RACは3回目だが、10人乗の小型飛行機なので、バランスを取るための体重測定 (^^; があり、そして預ける荷物については、10kg以上に追加料金がかかるため荷物は厳選していったのだが、なぜだか今回は追加料金を取られなかった。 新ターミナルになってシステムが変わったのだろうか?

乗り継ぎまであまり時間がなく、4階レストラン「琉球村」であわててソーキそば(735円)を食べ、2階出発ロビーへと向かう。 お客は6名、バスで旧第二ターミナルまで延々と移動し、ようやく搭乗する。 悲しいかな、座席は窓のない3B (;_;)。 ジャンボ機の後ろについてしばし移動し、戦闘機3機が目の前で発進するのを待って、いよいよ 12:30 離陸、12:45 慶良間空港へと無事着陸する。

ワゴン車で橋を渡り慶留間島の港に移動し、マリンバス(小型船620円)に乗換え約20分、13:20 座間味島に到着、今回利用したダイビングサービス「ヤドカリ」の送迎で5分、サービスへと到着した。 座間味地区から阿真地区へ移って2年目と言う事で、建物はきれいである。 1階が食堂、2階が宿泊部屋、3階がサービスとなっていて、煙草嫌いなオーナーの意向で「全面禁煙」となっている。 (2階洗面所と3階テラスに喫煙所はあるが) 宿泊部屋に通され早速手続きし、オプションの1本目の準備をする。

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ハナゴイの群れウコンハネガイ
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ヘラヤガラタイワンカマス
(by CASIO QV-100)

14:30 車で5分の座間味港に向かい、ボートで約5分、「アダン下」で 15:11〜15:59 潜る。 透明度はややにごりが入って15〜20m位だろうか。 3日前はシケでクイーンざまみが欠航になった位なので、仕方がない。 浅瀬の根をあちこち回るコースである。 ガイドはオーナーの息子さんで、8ミリビデオを回しつつのガイディング。 根にはケラマハナダイやハナゴイが群れ、いかにも慶良間という感じの気持ちいい海である。 水中ライトの光を受けて光るウコンハネガイはホントに神秘的である。 40cmのタテジマキンチャクダイ、ハタタテハゼなど、ダイバー慣れしてるのかほとんど逃げない。 水温・気温は 25℃位。エントリー前は汗ばむ位で最初は気持ち良かったが、後半は結構寒くなってきた。 またウエイトが軽く、ずっと浮き気味で大変な一本だった。

18:30 1階の食堂で夕食となる。 普通の和洋食であるが、ボリュームも十分で、もちろん美味しい。 そして「禁煙」というのが最高のスパイスとなっている。 やはり食事は美味しい空気のもと、落ち着いて摂りたいものである。

20:30 3階のサービスでログ付けとなる。 ガイドが撮ったビデオを見つつ、タダで泡盛が振舞われる。 お茶で割って飲むのがここのスタイルで、無理強いすることは決してない。 そしてもちろん、ここも「禁煙」。 やっぱログ付けはこうでなくっちゃ! 22:30 にはお開きとなる。

11/20(土) 8:00 宿で朝食。10:50 港へと向かう。 ボートで約5分、「阿真中ノ瀬」で 11:25〜12:19 潜る。 阿真ビーチ目の前のポイントで、目眩がする位の真っ白な砂地に点在する根を回るコース。 エダサンゴには、デバ・フタスジ・ミスジ・アマミスズメダイらがびっしりと群れている。 シャコらしきのが根の下から1m程ノコノコ歩き出してきたが、気づかれてピュンと引っ込まれてしまう。 最後は20cm程のちっちゃなコブシメを発見、皆で囲んでの撮影会で占めとなる。

弁当はついていないため、いったん宿に戻ってから座間味港へ送ってもらい、観光案内所2階「座間味食堂」での昼食となる。 豆腐チャンプルー(680円)を食べるが、ここは普通の食堂なので悲しいかな『喫煙』、弁当の方が良かった... (ToT)。

休憩後、ボートで約7〜8分、「安室漁礁」で 14:44〜15:33 潜る。 去年の暮れに潜ったので、ここは2回目となる。 ブロックには白ガヤがあり、触ると痒くなるので注意が必要である。 またブロック内には40cmのアカククリやサザナミヤッコがいるが、安全の為、中には入れない。 去年はいなかった、タイワンカマスの数百匹の群れは圧巻だった。 と、突然、ホンソメワケベラに唇を奪われてしまった (*^o^*)。 これが100本記念のお祝いか!?、と思う間もなく、2度、3度までも。 「とろけるような甘〜い口付け」ではなく、「痛い、イタタタ!」という位の強烈な攻撃だった (^^;;

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ナンヨウハギサビウツボ
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フタイロカエルウオチンアナゴ
(by CASIO QV-100)

11/21(日) 8:00 宿で朝食、9:00 港へと向かう。 この日はお客が多く、ガイドは1日4本のフル操業である。 ボートで約5分、「ブツブツサンゴ」で 9:37〜10:30 潜る。 コモンシコロサンゴが群生するポイントで、ドロップ沿いをずっと移動し、最後は浅瀬でフリータイムとなる。 浅瀬には、ナンヨウハギやテングカワハギなど、大好きなお魚がたくさんで夢中になっていると、ガイドにフィンを引っ張られ、泣く泣くエギジットとなる。 ずっと北東の風の影響で潜られるポイントが限られていたので、各ポイントには2〜3隻のボートが集まっていたのだが、帰るボートを間違えかけてしまった (^^;;。

1日3本潜る人は立て続けの出港となるが、のんびり派の私はゆっくり休憩をとる。 今日はお客が多く、食堂には入りきれないので、お弁当(500円)となる。 味はともかく、喫煙の食堂でなくて良かった (^-^)。

休憩後、ボートで約5分、「オアシス」で 14:18〜15:02 潜る。 やや流れがあるのでドリフトダイブとの事で、全員一斉にバックロールでエントリーし、水深17mの根を目指す。 根にはキンメモドキやスカシテンジクダイがどっちゃり群れている。 慶良間のガイドがベストポイントに選んだ事があるというのも十分納得のポイントである。 岩の間を覗くと、7〜8cmとでかいサラサエビ、アカスジモエビ、サビウツボ、フタイロカエルウオ等など飽きることがない。 回りの真白な砂地にはチンアナゴが沢山いるが、根のそばのはダイバーに慣れているのか、写真も撮りやすい。 あっという間に25分程が過ぎ、砂地を移動する。 ヤシャハゼがいるとの事で、息を潜めて慎重に近づく。 引っ込まれて他のゲストのヒンシュクを買わないよう、肉眼で辛うじて確認できる2m位の所で泣く泣く後退する。 最後は全員で一斉に浮上、安全停止し、ボートのサイドロープに捉まってのエギジットとなる。

11/22(月) 8:00 朝食、器材を片付け精算、9:30 港へと送ってもらう。 定刻より5分遅れで 10:10 クイーンざまみで座間味港を出港、15分遅れで 11:35 泊港へ到着する。 今回は残念ながら観光する時間がないので、空港へと直行する。

予め、詳しい路線図・時刻表のある沖縄交通時刻表で、泊高橋から那覇空港までのバスの直行便は「120名護西空港線・124知花(大山経由)線」の2系統があり、時刻表も控えていたのだが、一緒に帰る人とタクシーを相乗りする事になった。 「空港まで1,000円でいいよ」と強引におっちゃんに引っ張られていくと、なんとただの軽ワゴン車。 思いっきり白タクなのだが、ちゃんと安全運転で、陽気に話しかけてくる。 やや渋滞していて20分位、3人で1,000円はお徳だったのでヨシとするか... (^^ゞ。 (もちろん白タクは違法で事故時の補償がない等、良いコは乗ってはいけません)

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那覇空港
新ターミナルビル
12:00 手続きし、4階の郷土料理「天龍」でタコライス(840円)を食べ、2階のショップコーナーで土産を物色し、時間をつぶす。 ちょうどシーズンなのか、修学旅行の高校2校が先に搭乗となり、14:30 ANA 86便で離陸し、16:30 羽田に無事着陸、18:15 帰宅した。

なお、今回かかった費用は、ツアー費(3泊4日、往復エア、往路RAC、朝夕6食、4ボートダイブ)80,000円、マリンバス 620円、オプション1ボートダイブ 5,500円、昼2食 1,180円、復路クイーンざまみ 2,750円だった。

今回、北東の風の影響で大物ポイントに行かれなかったのは残念だが、何はさておき、禁煙DS「ヤドカリ」で気持ち良く100本目を迎えられた。 これからものんびりと、そして何より安全第一でスキルアップにも努力しつつ、末永く潜り続けたいものである。

zamami2.gif    ・ 座間味島リンク

  PIT web 今回利用したツアー会社

  沖縄リゾート 前回利用したダイビングサービス

  ダイブイン浜 ダイビングサービス
  小野にぃにぃの座間味海中生物ガイド ダイビングサービス
  オイコス ダイビングサービス


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