■慶良間諸島・座間味島18

本 数251〜254本目
日 程2008.12.23〜12.26
内 容ファンダイビング
場 所4ボート:嘉比(がひ)前、ブツブツサンゴ、ワラノー、阿真中ノ瀬(あまなかんし)
透明度15〜30m
水 温21〜23℃ ドライスーツ
見た魚キンギョハナダイ、ソラスズメダイ、デバスズメダイ、ネッタイスズメダイ、シコクスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、ハナゴイ、ツノダシ、ミゾレチョウチョウウオ、イッテンチョウチョウウオ、セグロチョウチョウウオ、ロクセンヤッコ、グルクン、ハマフエフキ、イロブダイ幼魚、 キツネアマダイ、タテジマキンチャクダイ、ナンヨウハギ幼魚、ヤマブキベラ、ギチベラ、クラカケエビス、ニジエビス、ニジハタ、バラハタ、カンモンハタ、シロブチハタ、クマノミ、ハマクマノミ、セジロクマノミ、カクレクマノミ、ヒトスジギンポ、ハダカハオコゼ、ホシゴンベ、メガネゴンベ、キリンミノ、オトメハゼ、クロユリハゼ、アカハチハゼ、ヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、トゲダルマガレイ、 チンアナゴ、ハナビラウツボ、ミナミホタテウミヘビ、エラブウミヘビ、ネムリブカ、ワモンダコ、アカホシカクレエビ、モンハナシャコ、等。

zamam18m.png

何だか新しいところを探すのも億劫で、忙しさや体力の衰えもあり (^^;; 、夏休みは御蔵島、GWと年末は座間味と完全にパターン化してしまったここ2〜3年。 結局今年もいつもの座間味DS「ヤドカリ」に決定、11/7 ツアー会社「PIT」に電話で申し込み、11/11 ツアー費を振り込んだ。

12/23(火) この時期、海は荒れがちで仕方ないのだが、前日はクイーンざまみもフェリーもシケで欠航。 朝、恐る恐る座間味村のHPをチェックすると、、、やはり1便は欠航、2便は12時まで様子見とのこと (TOT)  波高予報では午前は完全NGの4.0m、午後は出港ギリギリの2.5m、何とか回復してくれる事を望みつつ出発、空港直通の京浜急行で 9:07 羽田空港駅へ到着する。 ANAは先頭車両側の第2旅客ターミナル、端末で搭乗手続きしてキャスターバックを預けてチェックイン、キャスターバックは無料ギリの25kg (^^;;  ANA125便で 10:30 離陸、ほぼ満席で、なぜだか周囲はノリノリの外国人ばかり、13:00 那覇空港に着陸した。

案内所でクイーンざまみの状況を聞くと、、、無事出港予定とのことでホッと胸を撫で下ろす。 沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗り、 13:50〜14:04 美栄橋駅(\260)まで移動、徒歩2〜3分のスーパー「ユニオン」で弁当など調達し、さらに徒歩5〜6分で泊ふ頭ターミナル「とまりん」へ到着する。 往復券(\5,230)を購入して北岸へ向かい、14:45「クイーンざまみ3」2便に乗船するとこちらはガラ空き状態、15:00「泊港」を出港、16:10「座間味港」に到着、送迎のワゴン車で阿真地区まで4〜5分、今回17度目の利用となるDS兼民宿の「ヤドカリ」へと到着した。

18:30から1Fの食堂で夕食、20:30から3Fでログ付け、当然禁煙で無料泡盛付き。 珍しくフランスからのお客さんがいて、片言の英語、うちなー口も交えて4カ国語が入り混じり、頭の体操状態 (^^;;

z18gahi.jpg z18butu2.jpg
嘉比前
(70秒 5.0MB)
ブツブツサンゴ
(57秒 4.2MB)
z18waran.jpg z18aman.jpg
ワラノー
(34秒 2.3MB)
阿真中ノ瀬
(35秒 2.3MB)
デジタルムービー Xacti DMX-HD1A
ワイドレンズ epock DCL-20(55DR)
水中色補正フィルター Epoque ECL20-CY
水中ライト Fisheye FIX LIGHT LED48DX
ファイル形式 MPEG4 (320x240)

12/24(水) 8:00 朝食、9:30 出発、小型ボートの「Timeぽかん号」で出港する。 ボートで約5分、「嘉比(がひ)前」で 9:54〜10:49 潜る。 天気は曇りがちだが透明度は25〜30m、水温は22℃前後、ドライなので問題なし。 残念ながらサンゴのダメージは年々悪化の様子で、白化現象に加え、原因不明の病気のホワイトシンドロームも進行、今はレイシ貝を駆除するしか手がないとの事。 息ごらえはすぐ頭痛を起こしてしまうので、砂地の臆病な生物にじわじわ接近していくのは得意でないのだが、今回は動じない個体がいてくれて、ヤシャハゼやチンアナゴにも大接近。 冬の海底砂漠はうっすらと光が差し込み、何だか神秘的な感じ。 アカホシカクレエビが腰を曲げて、尻尾の先をクリーニングしているのは初めて目にした。

ボートで約5分ポイントを移動してしばし休憩、晴れてくれてウエットの人は大助かり、「ブツブツサンゴ」で 11:38〜12:39 潜る。 クマノミのボスに睨まれるセジロクマノミのおちびちゃん。 高水温に強いはずのコモンシコロサンゴの群生も6〜7割はやられてしまっている感じ。 これまた逃げないホシゴンベがいて、下から顔面のドアップ。 ハナゴイの群れはいつもの通りだが、中層に適度に散らばっているため、どう撮っていいのか難しい。 ネムリブカは水中ライトにびっくりしたのか、岩陰で2匹、ぐるぐる回っていた。

12/25(木) クイーンざまみ1便で来るお客を待って 10:20出発、天候が崩れだしてしまい土砂降りの中、ボートで約5〜6分、「ワラノー」で 10:53〜11:49 潜る。 最大水深13.1mと全体的に浅めのポイントなのだが、さすがにこの天候では海中も薄暗い雰囲気。 入ってすぐにグルクンの小さめな川。 なぜだか、あちこちの穴にワモンダコがいて、4匹を目撃。 ヒメアナサンゴモドキの生け垣、パラオハマサンゴの巨大な三角岩は、いまだ健在の様子。

阿真港で小休憩後、「阿真中ノ瀬(あまなかんし)」で 12:35〜13:30 潜る。 天気は回復したが海中はやや白濁した感じ。 このポイントはいつもながらあちこちにウミヘビがいて、いきなり目の前にヌッと出てこられるとやはりひやりとする。 なかなか傍に近づけないのだが、何だか気になる風貌のキツネアマダイ。 浅場のサンゴに小さな魚たちが群れる様子は、サンゴがやや傷んでいるとはいえ癒される風景。

12/26(金) 前夜からの強風もまだ残っていたが、欠航の島内放送はなく、無事出港で一安心。 10:00「クイーンざまみ3」1便で出港、北風も収まってきたのか、心配していた揺れも殆どなく、11:10「泊港」へ到着、ゆいレールで空港へ向う。

12:55 ANA126便で那覇空港を離陸、15:05 羽田空港に着陸、17:00 帰宅した。 なお今回かかった費用は、ツアー費(3泊4日、往復エア、朝夕6食、4ボートダイブ)65,800円、那覇空港⇔泊港 520円、クイーンざまみ往復 5,230円だった。

高速艇単体では黒字でも、村の財政は大赤字でその穴埋めの意味もあるようだが、これまで10年間据え置かれた高速艇「クイーンざまみ」の運賃も、とうとう来年からは往復 5,960円へ値上げとの事。 不景気は言うまでもなく、このままサンゴのダメージが続けば観光収入も減少の一途。 まさにハコモノ行政ばかりの県の補助、頓挫してしまった入島税などなど、離島の財政はますます厳しいようで。。。


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