■館山・シャークスクランブル

本 数314〜315本目
日 程2018.11.16
内 容ファンダイビング
場 所2ボート:沖前根
透明度15〜20m
水 温21℃ ドライスーツ
見た魚ドチザメ、アカエイ、クエ、コブダイ、ヒゲダイ、イシダイ、シラコダイ、ブダイ、キンギョハナダイ、スズメダイ、ミツボシクロスズメダイ、メジナ、シマアジ、カサゴ、ショウサイフグ、ソフトコーラル、等。
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日東交通の高速バス

館山駅 (東口)

【 You Tube HD動画 】
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iVis M41 [HD動画]
(1分43秒)

SP360 4K [VR動画]
(1分53秒)

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ボート「千明丸」

コブダイ

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クエ

アカエイ

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シャークリバー

サメまみれ

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VRで見ると…

サメだらけ

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迫る瞬間

シャークタワー

■イレギュラーな時期に休みが取れる事になったのだが、11月に適した場所も見つからず、前にニュースで見て気になっていた館山・シャークスクランブルに急きょ決定、11/13(火)メール問合せ、11/14(水)予約する。 行き方を調べると、、、やはり神奈川から千葉までは遠く(^^;;、JR陸路では東京湾をぐるっと1時間遠回り、アクアライン高速バスは直通便は早朝はなく、木更津でJR乗換えは時間に猶予なく渋滞リスクあり、、、結局、前乗りする事に。

■前日11/15(木) 16:15 横浜駅東口バスターミナル17番乗場、このレーンだけ隣接するそごうのエスカレーター・エレベーターで上がれ、券売機で乗車券購入(クレジット可¥2,550)。 京急バスと相互運行している日東交通の高速バスで出発、器材のキャリーバックはトランクに入れてもらう。 乗客6割位、無料Wifiとトイレ付、コンセントは無し (T^T)、いわゆる大型の観光バス。 渋滞なく10分早く 16:55 君津BTなど留まり、定刻より15分早く 17:50 館山駅東口に到着する。

館山駅から徒歩2分、ホテルマイグラントにチェックイン。館山と言えばもっと賑やかな街かと思いきや、、、想像以上に静かな処 (^^;;  肌寒く、街灯も少なく暗め、夕食はホテル1階で繋がるセブンイレブンで簡単に済ませ、明日に備え早めに就寝する。 禁煙シングルルームは満室、禁煙ダブル(素泊¥7,750)と高くついてしまったが、初めての場所、長いバス移動はやはり結構疲れるもの、前乗りして正解だったかと。

■11/16(金) 朝食もセブン (^^;;、8:30 チェックアウト、待合せの駅西口ロータリーへ移動(エレベーター有り)、8:40 送迎車で、9:00 ショップに到着、手続き、ブリーフィング。 ショップ開業でポイント開拓していたオーナー、定置網に毎日数十匹のドチザメが入り込み、年数百万円の被害に悩んでいた漁協に依頼され、売り物にならない魚を貰い、定置網から離れた場所で餌付けする事で被害を防ぐというもの。 実際、漁協は被害が殆どなくなり、ダイビングショップも世界中からお客さんが来てくれるようになり、まさに Win - Win の成功事例。

9:40 歩いて2〜3分の港へ、漁船チックなボートで器材を完全装着、ベンチに腰掛け出港、2〜3分ですぐポイント到着、10:05-10:39、1本目を潜る。 左舷の切り欠きに出したステップからエントリー、係留ブイから伸びたロープを掴んだままジャイアント、カメラを渡して貰い、係留ブイへと向かう。 真潮(弱)との事だが、座間味の静かな内海に慣れた自分には結構な流れ (^^;;、ロープを掴む手、カメラを持つ手、耳抜きをする手、猫の手も借りたい位 (^^ゞ  最初はフィンキックで進もうとするも呼吸が荒くなるだけ、ロープを手繰り前進、掴む手にも力が入り、左手首からちょい浸水。

水深20mの砂地には、約300匹という言葉にたがわない、無数のドチザメとアカエイたち。 ドキドキしながら着底、何をどう撮ったら良いのやら、しばし戸惑う。 やがて状況に慣れ (^^;;、ロープに下げた魚の入った黄色にカゴに群れるドチザメにそろそろ接近。 1本目は餌付けは控えめ、潮の流れで魚の臭いも流れ、まだシャークタワーには至らず。 コブダイやクエは臆病との事、やや遠巻きの状態。

結構深いため潜っていられる時間は短く、あっという間にエギジット。 水深5mで安全停止3分、フィンを履いたままのエギジット、魚の骨の様な梯子で、両脇からフィンを差し込むように上り、流れのある中、踏み外しの無い様、ガイドと船長がしっかりサポート。

■DSに戻り小一時間の休憩後、12:08-12:43、2本目を潜る。 逆潮(微弱)でさっきよりは弱いものの、やはりロープを手繰っての潜降、根の方も回るコース取り。 東伊豆とよく似た、黒い岩礁にソフトコーラルの根。

そしていよいよシャークタワー、上下のカゴから餌付け。 ガイドは丈夫な作業用手袋にゴム手袋を重ね、ドチザメの歯は小さくて鋭くなく咬まれても大した事はないものの、クエは強烈との事。 アカエイの尾びれの毒針も、余程の事がない限り攻撃する事もなし。 元々臆病なドチザメも、ソフトに触る分には全く気にするそぶりもなく、ちょっとぷよぷよした肉質に正にサメ肌。

エサに大興奮、四方八方からぶつかって来るのを掻き分け、密集したドチザメの中に突入。 カメラにガンを付けて来る奴 (^^;;、頬に切り傷のある奴、間近で見るとさすがに大迫力。 ちなみにレギュレーターのホースに頭を突っ込まれレギュが外れてしまったり、マスクが外されてしまう事も稀にあるそうで、落ち着いてリカバリー出来るよう要注意。

■道路を挟んだDS目の前、漁港食堂「だいぼ」でオイル漬け丼(¥1,382)の昼食。 帰りは渋滞もありそうなので、急いで器材片付け、ログにサインだけ貰い送迎してもらう。 15:10 日東交通バスに乗車、キャスターバックはセルフでトランクへ、駅前待合所に券売機はなく運転手に手払い、幸い渋滞もなく君津BTで時間調整、定刻通り 17:00 横浜駅に到着した。

■なおかかった費用は、横浜駅⇔館山駅高速バス 往復¥5,100、館山前泊 ¥7,750、2ボート¥16,000、ウエイト¥500、漁場使用料¥500だった。

ちなみに、ダイビングコンピューター「Garmin Descent MK1」のログデータ、1本目は平均心拍数 75bpm、最大 111bpm、2本目は肌との密着が悪かったのか途切れているが、平均 67bpm、最大 91bpm、どちらも 平均水深17m、最大21m。 流れが弱くなったせいか、慣れたせいか、2本目の方が心拍数は控えめ、まだまだ使い慣れないが面白いデータではある。

冬にはウミウが海中を泳ぐ「冬季限定水中バードウォッチング」も目玉、季節的に海は荒れ、寒さも厳しくなるが、ぜひ見てみたいものである。


 1本目
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 2本目
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   Garmin Connect ログデータ −水深 −心拍数
・ 座間味島&沖縄本島リンク

  伊戸ダイビングサービスBOMMIE (ボミー) 利用したDS
  京浜急行バス アクアライン高速バス 横浜⇔館山
  日東交通 アクアライン高速バス 横浜⇔館山
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  漁港食堂「だいぼ」 網元直営食堂
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