■大瀬ア4

本 数132〜133本目
日 程01.10.07
内 容ファンダイビング
場 所2ビーチ:大川裏2本
透明度7〜15m
水 温22〜24℃ ウエットスーツ+ベスト
見た魚 ツノダシ、キンチャクダイ幼魚、イシダイ幼魚、ソラスズメダイ、キンギョハナダイ、ブダイ、マダイ幼魚、クロホシイシモチ、アイゴ、ボラ、イラ、オキエソ、カワハギ、トラギス、アオヤガラ幼魚、ミノカサゴ幼魚、ハコフグ、ハリセンボン、アキアナゴ、ウツボ、トラウツボ、サラサエビ、イソギンチャクカクレエビ、等


夏休みは異動に伴う引越しで、その後も様々な環境変化から精神的にゆとりがなく、結局この夏は潜れずじまいに終わってしまった。 引越しから1ヶ月、そろそろ落ち着いてきて、東伊豆に潜りに行こうかと予約を入れておいたところ、前日夜にサービスから電話が!?  強風でポイントがクローズしてて、明日も潜れるかどうか分からないとのコト...。 泣く泣くキャンセルしたのであった (T-T)

それから2週間、今度こそは潜りに行くぞと計画を練る。 この時期は北東の風が強く、東伊豆は影響を受けやすいため、西伊豆のサービスを探してみる。 電車派ダイバーにとって、近くて遠きは西伊豆かな。 西伊豆には電車が走ってないので、三島、沼津、修善寺駅あたりから、タクシーか本数の少ないバスで数十分かけて行かなくてはならないのである。 どこか送迎をしてくれるサービスはないかと検索してみると、、、大瀬崎の「マリンサービスみやもと」で沼津駅から送迎してくれるというのを何とか発見し、電話で掟破り (^^;; の前日予約をする。

横浜に越してきてからの初めてのダイビングで、キャスターバックを持って行くのに、どの路線が良いのか、乗換駅のエスカレーター設置状況など、事前確認する。 都内に住んでた時よりは伊豆に近づいたものの、新幹線こだまでなくて東海道本線で行く事になるので、結局、時間的にはそう変わらない事が判明。 しかも、家から最寄り駅までは路線バスで行かなくてはならない、というハンデ増しもある。 まぁ、交通費は確実に安くなったのだが...(^^;;

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ツノダシ
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ブダイ
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怒涛の波しぶき
(by CASIO QV-100)
いよいよ当日、6:30 家を出て、路線バス、横須賀線、東海道本線と乗り継ぎ、9:25 沼津駅に到着する。 DSの送迎車で約70分、今回で4度目となる大瀬崎に到着する。 かなり強い北東の風が吹き、湾内は少し白波が立っていて、水中も白濁しているとの事。 が、風下に当たる外海は鏡のように凪いでいるという事で、外海で潜ることになった。

最初、経験本数からバリバリのハウジングを持つ人が多いベテランチームに組まれてたのだが、何やら結構な深場に行くご様子。 5ヶ月ぶりのダイビングの事もあり、深場は好きではないので (^^;;、初心者チームに変えてもらった。 12:04〜12:42、外海の「大川裏」で潜る。 考えてみれば去年10月の伊豆大島以来、まさに1年ぶりのビーチダイビングである。 引き潮で苔むした岩が露出しているゴロタ石の上を慎重に歩いてエントリー。 浅場の透明度は7〜8m、水温は24℃でウエットで問題ない。 クロホシイシモチ、ソラスズメダイ、キンギョハナダイたちがどっちゃり群れている。 突然ガイドが水中ホーンで呼ぶので行ってみると、ハリセンボン!?  今年は沖縄などで異常発生して話題となってるが、伊豆で見られるのは珍しいとの事。 そして少し深場の砂地に行くと透明度は10〜15mと良いが、水温は22〜23℃と、ちと冷たい。 台風の影響もあってか、今年の死滅回遊魚は少ないようで、ツノダシ位しか目に付かないのが寂しい。 日頃の運動不足もあり、エギジットでは足の踏ん張りが利かなかった...(^^;; 

風は先ほどより強くなり、寒いこと、寒いこと。 あわててシャワーで温まる。 昼食はアジの叩き丼を予約してたのだが、鍋焼きうどんの方が良かったと後悔...。

2本目は、15:07〜15:46、1本目と同じく「大川裏」でコースを変えて潜る。 やたらマダイ幼魚が目に付いたが、なるほど、稚魚を放流しているそうである。 黒地に黄色い横すじの入った1cm程のキンチャクダイ幼魚が可愛らしい。 ガイドが仰向けになり、フィンをパタパタ仰いで砂を巻き上げると、何かおこぼれが出てこないかと一心に見つめるイラ。 面白い餌付け(?)もあるものである。 エイを狙って砂地を流すが、残念現われず。 初めて見たアキアナゴはまるでガーデンイールのようで、穴から顔を覗かせているが、ちょっと近くに寄るとすぐ引っ込んでしまう。 最後はお決まりのボラの群れがお見送り。

ログ付け、器材の片づけをしてる内にさらに風は強まり、道路にも波しぶきが上がり、濡れないよう合間をぬって駆け抜けて、17:25 大瀬崎を後にする。 ガイドの送迎で約75分、沼津市内からの通勤のついでとは言え、ピーク時には1日2往復する事もあるそうで大変そうである。 なるほど、なかなか送迎をしてくれるサービスがないはずである。 18:58 沼津から東海道本線、横須賀線と乗り継ぎ、最後にバスに乗り、21:30 帰宅した。

かかった費用は、2ビーチ 11,470円(施設使用料、潜水券、昼食込み)、JR 2,900円、路線バス 420円。 ビーチダイビングだし、電車賃に特急料金がないため、結構安く上がったものである。 沼津港からボートで送迎してくれるサービスはあるが、車で駅から送迎をしてくれる大瀬崎のサービスは他にはないようで、電車派ダイバーにはありがたく、食堂やサービス内が禁煙でないのが残念であるが、また利用したいものである。

水深グラフ    ・ 大瀬崎リンク

  マリンサービスみやもと 今回利用したDS

  Yahoo!天気情報 網代

  Yahoo!マリン情報 伊豆



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