■1999年5〜8月の新聞記事

鯨物語(終)・真水 朝日新聞 99/08/30

海水を飲むと、塩分濃度は体液より高いため一層喉が渇いてしまいますが、これは哺乳類である鯨も同様だそうです。ではどうやって水分を補給するかというと、脂肪やたんぱく質を燃やしてエネルギーを生み出す時、化学反応で生じる水を大事に使うのだとか。
皇居の堀・主は外来魚!?ブルーギル急増、最大勢力に・環境庁が捕獲作戦に 日経新聞 99/08/28

琵琶湖など、国内各地で急増し問題になっているブルーギルが皇居の堀でも急増し、9月下旬から捕獲作戦に乗り出すそうです。皇居の堀では放流は禁止されてるものの、84年に初めて発見され、93年には全体の17%、98年には47%にも増えてしまったのだとか。
アオウミガメ国内最北の産卵・鹿児島・頴娃で確認 読売新聞 99/08/26

国内では屋久島が北限とされるアオウミガメの産卵が、約100キロ北の頴娃町で確認され、日本本土で確認されたのは初めてなのだとか。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「黄金」交配により広がる輝き 毎日新聞 99/08/25

30種とも40種ともいわれる錦鯉の品種の中でひときわ人気の高いのが全身が金色に輝く「黄金」なのだとか。作り出されたのは昭和になってからで、最初はひれだけが金色の「金鰭」から始まり、親子2代、25年かけて生み出されたのだとか。
ほっと一息・クラゲのリズム「小宇宙」時間を忘れ 日経新聞 99/08/24

江ノ島水族館のクラゲ展示は人気スポットで、大画面にクラゲの映像を投影し静かな音楽を流す「クラゲ・リラクゼーション」という催しを時折開くそうです。中には半日近く座っている中年男性もいるのだとか。
お別れも"アッカンベー"・三重・二見シーパラダイス 毎日新聞 99/08/24

6日に病死した、「アッカンベー」のポーズで人気を集めたミナミゾウアザラシ「元気」の「お別れの夕べ」が催されたそうです。亡き後は妻と子供たちが立派にアッカンベーを引き継いだのだとか。
高原で"水中ショー"・箱根園水族館・海水館 毎日新聞 99/08/24

標高723m、日本一標高の高い水族館「箱根園水族館・海水館」が7月、芦ノ湖畔に開館したそうです。300種3万匹を飼育し、入場料は大人1300円だとか。
鯨物語・水族館 朝日新聞 99/08/23

欧米では水族館の鯨の解放運動が起き、英国ではすでにイルカはいなくなったそうですが、水族館は悪で、ホエールウオッチングだけが善なのでしょうか。ウオッチングによるストレス等の問題が指摘されてるそうです。また、水族館の近代化が遅れる英国では古くて狭い水槽でイルカを飼育してたものの、近代化が進んだ日本や米国では、大型で環境の良い水槽で飼育されてるそうです。
ペットな日常・峰竜太さん(俳優)・心配と反省・日々繰り返し 毎日新聞 99/08/22

熱帯魚歴10年、3年前建てた家の中央に3m、3tの海水水槽を構える峰氏。ダイビングがきっかけで飼育を始めたが、当初は魚が大嫌いだった奥さんに知らぬ間にショップに返されてしまい、その後、ハワイの海で熱帯魚を見せて感動させ、同じ趣味に引きずり込んだのだとか。
石垣島のサンゴ礁・自然保護基金が調査・5年ぶり 日経新聞 99/08/22

WWF日本委員会は、石垣島周辺のサンゴ礁の増減状況などを調査するそうです。現地調査は89年から5年ごとに実施し、前回94年ではサンゴ礁の減少が広範囲に確認され、今回さらに進行していないか心配されます。
黒潮の置き土産?東京湾に南方の魚 毎日新聞 99/08/21

これまで東京湾口では見られなかったヒレナガネジリンボウが、千葉館山・波佐間漁港沖で見つかったそうです。
海へ・八丈島で初めて生まれたアカウミガメ・保護の住民がんばれコール・60匹旅立ち 毎日新聞 99/08/20

アカウミガメの産卵が初めて確認された八丈島で、産卵から55日後に孵化し、約60匹が海へ旅立ったそうです。産卵場所がにぎやかな底土海水浴場だったのですが、周辺の人が協力して見守ってきたのだとか。
イルカの「戸籍」作り・御蔵島で生態調査、本に 読売新聞 99/08/18

御蔵島で5年にわたり延べ100人を超すボランティアの観察記録をまとめたイルカの生態調査の記録「イルカの棲む島」が自費出版されたそうです。7〜8年前からのイルカブームで観光客が押し寄せ、よその海域に引っ越したイルカも出始め、島民が「イルカの行動を邪魔しない」等のルールを作り、共存のための生態調査を始め、これまで201頭を識別したそうです。
葛西フンボルト⇔魚津イワトビ・ペンギン交換 読売新聞 99/08/17

繁殖の可能性をつなぐためと、血統を多様化させようと、東京都・葛西臨海水族園のフンボルトペンギン1羽と、富山県・魚津水族館のイワトビペンギン1羽を交換するそうです。
 日経新聞 99/08/17

葛西臨海水族園の大水槽のクロマグロが、陸上水槽では初の産卵をし、孵化も確認されたそうです。10年前の開園時から飼育を開始し、2年前から季節に合わせて水温をコントロールし、今年は春に似せて、日照時間を徐々に延ばした事が成功に繋がったのだとか。
ホエールウオッチング愛好者の会代表・元吉勝美さん「鯨の世界」への水先案内人 読売新聞 99/08/15

11年前、ホエールウオッチングの可能性に気付き、ブームを支えてきた仕掛人、元吉氏(60才)。デザイン事務所経営から、土佐再興を議論する中で鯨がすーっと入り込み、90年にはウォッチャーの団体「ホエルコ」を結成、鯨の生態、行動、海洋環境の勉強、研究者、芸術家との対話などに取り組んでるそうです。鯨の世界は幅広く、結局は人間や世界観とも出会う事になるのだとか。
時のナゾ・防水時計、用途別に選択を 日経新聞 99/08/15

水中では、水圧による静圧と、動き回る事による動圧が加わるため、ダイバーズウォッチには、防水性、気密性、耐圧性はもちろん、さらに塩分への耐性、衝撃や強い磁気にも耐える設計が施されているそうです。3気圧の日常生活用防水は洗濯や雨まで、5気圧の日常生活用強化防水は水泳やヨットまで、10〜20気圧の日常生活用強化防水は素潜りまで、20気圧の潜水用防水がダイビング用だそうです。
三番瀬の生き物たち・引き潮の隠れんぼ 毎日新聞 99/08/14

引き潮の時、浅瀬になった三番瀬を歩くと、ハゼ、メバル幼魚、イシガレイ幼魚、ボラ幼魚などが隠れ場を探して逃げ回るのが見られます。
御蔵島・イルカが遊ぶ太古の自然 読売新聞 99/08/12

小笠原の海でクジラやイルカの生態に魅せられ、今は御蔵島に住んでいる写真家・宇津孝氏(36才)が御蔵島の自然を紹介。「イルカの島」ブームに伴う俗化が心配だったそうですが、イルカは利口で遊ぶ気がない時に嫌な相手の前に現れたりしないのだとか。
埋もれた「宝の山」データベースに・ダイバーの水中写真を活用・魚の新種候補が続々 朝日新聞 99/08/11

神奈川県立生命の星・地球博物館の瀬能宏主任研究員が始めた「魚類写真資料データベース」は、アマチュアダイバーから寄せられた魚の水中写真を、観察日時や場所、水深などの記録と共に記録したもので、これまで300人のダイバーが協力し、登録された写真は4年半で2万点を超えたそうです。新種の発見や、生態をめぐる新発見など、科学的成果も着々と出始めてるそうです。
海中の人気者・コブダイ悠々 朝日新聞 99/08/11

新潟・佐渡島で、コブダイがダイバーの人気を集めてるそうです。両津市北小浦の沖は、1m級の大物2匹をはじめとする群れがすみ、この時期、サザエや人が与えるイカなどの餌を求めて群れはさらに大きくなるそうです。
鯨物語・雑種 朝日新聞 99/08/11

今年の春、国際環境保護団体が、日本で売られていた鯨肉をDNA分析した中にシロナガスクジラと見られる肉があり、密漁か密輸かと問題になりましたが、遺伝子バンクとの照合で、'89年にアイスランドが調査捕獲したナガスクジラで、シロナガスクジラを母とする雑種だった事が分かったそうです。鯨類の染色体は、マッコウクジラ科とアカボウクジラ科以外はすべて44本で、自然の状態でまれに雑種が生まれるそうです。
三番瀬の生き物たち・緑のじゅうたん憩うヤドカリ 毎日新聞 99/08/11

浅瀬の干潟では海底まで光が届き、夏になるとアオサがジャングルのように繁り、そこに魚たちが卵を産みつけ、孵っていくそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ドイツ昭和三色」ウロコ減らした食用種 毎日新聞 99/08/11

キリスト教徒は金曜日は肉を禁じる戒律があった十字軍の時代、魚肉は対象にならず、オーストラリアで鯉の養殖が始まったそうです。そのうち突然変異でウロコがまばらになった鯉、ドイツ鯉が誕生したのだとか。
三番瀬の生き物たち・岩かげからアナゴがひょっこり 毎日新聞 99/08/10

千葉県船橋沖の干潟「三番瀬」は、今年6月に埋め立て計画が1/7に縮小されましたが、白紙撤回を求める声も多いそうです。干潟はアナゴやカキ、ムラサキイガイ、イシギンチャク、多くの稚魚達など様々な生物が逃げ込む場所で、「命のゆりかご」とも言われ、干潟が荒波を抑えて、生物達が穏やかに暮らせる環境を提供しています。
相模・房総・強い潮流・黒潮の分岐流・海保が注意呼びかけ 読売新聞 99/08/07

数年に一度の大きな規模で、伊豆半島と伊豆大島の間から相模湾に流れ込む黒潮の分岐流が観測され、海上保安本部が注意を呼びかけているそうです。
鯨物語・カワイルカ 朝日新聞 99/08/06

完全に川だけに住むカワイルカは世界に4種いますが、開発と共に絶滅が心配され、特に中国のヨウスコウカワイルカはすでに百頭を割ってると推定され、保護に力を入れてるそうです。
銚子電鉄外川駅・イルカに会える海 朝日新聞 99/08/06

「東京から一番近く、イルカに会える海」がキャッチフレーズの銚子沖には、約20種のイルカがいるそうです。イルカウオッチングは5〜7月は沖合いへ、9月までは沿岸で、11月にはクジラウオッチングも行われてるそうです。
青鉛筆 朝日新聞 99/08/04

青森県八戸市の海岸で真っ白なウニが見つかり、話題になってるそうです。生後3年、体長6cmのムラサキウニで、市水産科学館で一般公開されてます。
黒潮の置き土産?東京湾に南方の魚 毎日新聞 99/08/21

これまで東京湾口では見られなかったヒレナガネジリンボウが、千葉館山・波佐間漁港沖で見つかったそうです。
海へ・八丈島で初めて生まれたアカウミガメ・保護の住民がんばれコール・60匹旅立ち 毎日新聞 99/08/20

アカウミガメの産卵が初めて確認された八丈島で、産卵から55日後に孵化し、約60匹が海へ旅立ったそうです。産卵場所がにぎやかな底土海水浴場だったのですが、周辺の人が協力して見守ってきたのだとか。
イルカの「戸籍」作り・御蔵島で生態調査、本に 読売新聞 99/08/18

御蔵島で5年にわたり延べ100人を超すボランティアの観察記録をまとめたイルカの生態調査の記録「イルカの棲む島」が自費出版されたそうです。7〜8年前からのイルカブームで観光客が押し寄せ、よその海域に引っ越したイルカも出始め、島民が「イルカの行動を邪魔しない」等のルールを作り、共存のための生態調査を始め、これまで201頭を識別したそうです。
葛西フンボルト⇔魚津イワトビ・ペンギン交換 読売新聞 99/08/17

繁殖の可能性をつなぐためと、血統を多様化させようと、東京都・葛西臨海水族園のフンボルトペンギン1羽と、富山県・魚津水族館のイワトビペンギン1羽を交換するそうです。
 日経新聞 99/08/17

葛西臨海水族園の大水槽のクロマグロが、陸上水槽では初の産卵をし、孵化も確認されたそうです。10年前の開園時から飼育を開始し、2年前から季節に合わせて水温をコントロールし、今年は春に似せて、日照時間を徐々に延ばした事が成功に繋がったのだとか。
ホエールウオッチング愛好者の会代表・元吉勝美さん「鯨の世界」への水先案内人 読売新聞 99/08/15

11年前、ホエールウオッチングの可能性に気付き、ブームを支えてきた仕掛人、元吉氏(60才)。デザイン事務所経営から、土佐再興を議論する中で鯨がすーっと入り込み、90年にはウォッチャーの団体「ホエルコ」を結成、鯨の生態、行動、海洋環境の勉強、研究者、芸術家との対話などに取り組んでるそうです。鯨の世界は幅広く、結局は人間や世界観とも出会う事になるのだとか。
時のナゾ・防水時計、用途別に選択を 日経新聞 99/08/15

水中では、水圧による静圧と、動き回る事による動圧が加わるため、ダイバーズウォッチには、防水性、気密性、耐圧性はもちろん、さらに塩分への耐性、衝撃や強い磁気にも耐える設計が施されているそうです。3気圧の日常生活用防水は洗濯や雨まで、5気圧の日常生活用強化防水は水泳やヨットまで、10〜20気圧の日常生活用強化防水は素潜りまで、20気圧の潜水用防水がダイビング用だそうです。
三番瀬の生き物たち・引き潮の隠れんぼ 毎日新聞 99/08/14

引き潮の時、浅瀬になった三番瀬を歩くと、ハゼ、メバル幼魚、イシガレイ幼魚、ボラ幼魚などが隠れ場を探して逃げ回るのが見られます。
御蔵島・イルカが遊ぶ太古の自然 読売新聞 99/08/12

小笠原の海でクジラやイルカの生態に魅せられ、今は御蔵島に住んでいる写真家・宇津孝氏(36才)が御蔵島の自然を紹介。「イルカの島」ブームに伴う俗化が心配だったそうですが、イルカは利口で遊ぶ気がない時に嫌な相手の前に現れたりしないのだとか。
埋もれた「宝の山」データベースに・ダイバーの水中写真を活用・魚の新種候補が続々 朝日新聞 99/08/11

神奈川県立生命の星・地球博物館の瀬能宏主任研究員が始めた「魚類写真資料データベース」は、アマチュアダイバーから寄せられた魚の水中写真を、観察日時や場所、水深などの記録と共に記録したもので、これまで300人のダイバーが協力し、登録された写真は4年半で2万点を超えたそうです。新種の発見や、生態をめぐる新発見など、科学的成果も着々と出始めてるそうです。
海中の人気者・コブダイ悠々 朝日新聞 99/08/11

新潟・佐渡島で、コブダイがダイバーの人気を集めてるそうです。両津市北小浦の沖は、1m級の大物2匹をはじめとする群れがすみ、この時期、サザエや人が与えるイカなどの餌を求めて群れはさらに大きくなるそうです。
鯨物語・雑種 朝日新聞 99/08/11

今年の春、国際環境保護団体が、日本で売られていた鯨肉をDNA分析した中にシロナガスクジラと見られる肉があり、密漁か密輸かと問題になりましたが、遺伝子バンクとの照合で、'89年にアイスランドが調査捕獲したナガスクジラで、シロナガスクジラを母とする雑種だった事が分かったそうです。鯨類の染色体は、マッコウクジラ科とアカボウクジラ科以外はすべて44本で、自然の状態でまれに雑種が生まれるそうです。
三番瀬の生き物たち・緑のじゅうたん憩うヤドカリ 毎日新聞 99/08/11

浅瀬の干潟では海底まで光が届き、夏になるとアオサがジャングルのように繁り、そこに魚たちが卵を産みつけ、孵っていくそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ドイツ昭和三色」ウロコ減らした食用種 毎日新聞 99/08/11

キリスト教徒は金曜日は肉を禁じる戒律があった十字軍の時代、魚肉は対象にならず、オーストラリアで鯉の養殖が始まったそうです。そのうち突然変異でウロコがまばらになった鯉、ドイツ鯉が誕生したのだとか。
三番瀬の生き物たち・岩かげからアナゴがひょっこり 毎日新聞 99/08/10

千葉県船橋沖の干潟「三番瀬」は、今年6月に埋め立て計画が1/7に縮小されましたが、白紙撤回を求める声も多いそうです。干潟はアナゴやカキ、ムラサキイガイ、イシギンチャク、多くの稚魚達など様々な生物が逃げ込む場所で、「命のゆりかご」とも言われ、干潟が荒波を抑えて、生物達が穏やかに暮らせる環境を提供しています。
相模・房総・強い潮流・黒潮の分岐流・海保が注意呼びかけ 読売新聞 99/08/07

数年に一度の大きな規模で、伊豆半島と伊豆大島の間から相模湾に流れ込む黒潮の分岐流が観測され、海上保安本部が注意を呼びかけているそうです。
鯨物語・カワイルカ 朝日新聞 99/08/06

完全に川だけに住むカワイルカは世界に4種いますが、開発と共に絶滅が心配され、特に中国のヨウスコウカワイルカはすでに百頭を割ってると推定され、保護に力を入れてるそうです。
銚子電鉄外川駅・イルカに会える海 朝日新聞 99/08/06

「東京から一番近く、イルカに会える海」がキャッチフレーズの銚子沖には、約20種のイルカがいるそうです。イルカウオッチングは5〜7月は沖合いへ、9月までは沿岸で、11月にはクジラウオッチングも行われてるそうです。
青鉛筆 朝日新聞 99/08/04

青森県八戸市の海岸で真っ白なウニが見つかり、話題になってるそうです。生後3年、体長6cmのムラサキウニで、市水産科学館で一般公開されてます。
海のセラピストに夢中・イルカと遊びリフレッシュ 日経新聞 99/08/03

和歌山県・太地町「ドルフィン・ベェイス」、白浜町「アドベンチャーワールド」では、イルカと遊べる場所を提供し、自閉症や障害を持つ子供たちのセラピストとしても評価が高いのだとか。
危険情報、海中へ伝達・ウエタックスが装置発売 日経新聞 99/08/03

水中音響装置開発のウエタックス(新潟)は、船上から海中に緊急連絡する装置「DIVERGUARD AQ-50」を発売したそうです。海中に垂らしたスピーカーで半径100〜300mまで音声を伝達でき、価格は29.8万円。レジャーや漁業向けに初年度千台の販売を見込んでるそうです。
東京湾酸欠気味に「貧酸素水塊」が拡大・環境庁調べ・干潟の縮小などが原因か 日経新聞 99/08/03

東京湾で、夏場に海水中の酸素が欠乏して魚介類などが生息できない死の海域になる「貧酸素水塊」が拡大傾向にあることが、環境庁の調査で分かったそうです。
産卵の輝き・串本沖のサンゴ 読売新聞 99/08/02

31日夜、本州最南端の和歌山県串本町の串本海中公園センター沖で、クシハダミドリイシと呼ばれるテーブルサンゴの産卵が確認されたそうです。
赤ちゃんイルカ名前つけて・品川生まれ、元気に成長中 読売新聞 99/08/01

しながわ水族館で今年5月に生まれたバンドウイルカの赤ちゃんの名前を募集しているそうです。
悠然マッコウクジラ・城ヶ島沖 毎日新聞 99/07/29

28日午後、神奈川三浦・城ヶ島の南10kmで、マッコウクジラの群れが見つかったそうです。毎年5月頃から、関東近海や相模湾などにマッコウクジラやツチクジラの群れが泳いでるそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ニシキゴイの紅白」悠々たるさまに畏怖の念 毎日新聞 99/07/28

日本独特の鑑賞魚ニシキゴイは、江戸時代から作られ始め、さまざまな品種が生み出されるようになったのは、明治以降なのだとか。
関東甲信も梅雨明けです 朝日新聞 99/07/23

気象庁は23日、関東甲信と九州南部で梅雨明けしたと見られると発表。平年より関東甲信で3日、九州南部で10日遅く、都心での総雨量は平年の1.92倍と、'1951年の統計開始以来、2番目に多かったのだとか。
30年前紛失の指輪サメの腹から発見・米フロリダ州 読売新聞 99/07/23

30年前フロリダ州の海岸で、高校生カップルが海に落とした指輪が、近くの海岸で捕まった体長1.2mのサメの腹部から見つかったそうです。指輪に高校名とイニシャルが彫られてた為、夫婦となってた2人へと戻ったのだとか。
大きくなった 読売新聞 99/07/22

大阪の水族館「海遊館」の人気者、ジンベエザメの「二代目海(かい)君」の身体測定が行なわれたそうです。ビデオ映像を元にしたコンピューター解析で、同館に来た'95/9の4.7mから、5.95mへと成長、大人になりつつあるそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「コガネシマアジ」舌でなく見た目で味わう 毎日新聞 99/07/21

食用に適したアジの中でも、コガネシマアジは魚屋に並ぶことは滅多になく、黄金色の地に横縞が10〜12本入り、鑑賞に値する魚なのだとか。
「幻想的」沖縄の海再現・CG作品・ヒーリングにも最適 読売新聞 99/07/21

26名のスタッフで沖縄の海を題材にしたCG作品を専門に制作しているCG制作会社「デジタルメディアファクトリー」では、クリエーターはダイビングの資格取得が義務づけられ、約100種の海の生物をよりリアルにデータベース化し、低コストで良質な画像データを提供できるそうです。作品は、CMやヒーリングシステムとして利用され、現在、フルCGアニメ映画制作にも取り組んでいるのだとか。
海水浴場にカメ産卵・八丈島・8月ごろ孵化見込み・アルミ柵で囲い保護 読売新聞 99/07/20

6/26、八丈島の砂浜では初めて、アカウミガメの産卵が確認されたそうです。島内一の賑わいを見せる海水浴場で、無事孵化するかが悩みのタネで、八丈町では柵で囲い、保護を海水浴客に呼びかけることにしてるそうです。
ひと・海のすばらしさを語る水中リポーター・須賀潮美さん 朝日新聞 99/07/20

ニュースステーションの水中リポーターで有名な須賀潮美さん(36歳)は、10歳の頃、日本のダイバーの草分けといわれる父・次郎氏(64歳)と、奄美大島に行ったのが海を仕事場にした原点で、大学時代に本格的にダイビングを始め、卒業直前の'86年に始めて知床半島の流氷の海をリポートしたのだとか。これまで国内外の海、湖沼、川など100ヶ所以上をリポートし、中でも佐渡の海が地味だと思ってたのに四季を感じ、最も印象的だったのだとか。最近、水を汚さないのは当たり前だという人が増えていると肌で感じてるそうです。
米海岸コククジラ大量餓死・数の急増でえさ不足?半年で155頭確認・異常気象でえさ不足? 毎日新聞 99/07/19

北太平洋に生息するコククジラが、今年前半、大量に餓死し、発見されただけで155頭、実際には800頭に上ると推定されてるそうです。乱獲で絶滅しかけたものの、現在では約2.66万頭が生息し、原因は、増え過ぎによるえさ不足、エルニーニョによるえさの絶対量の不足、の2つの説が考えられています。
不明の水中写真家・望月さん・クジラへの愛焼きつくフィルム 読売新聞 99/07/18

今年3月、小笠原・母島沖で消息を絶った水中写真家・望月昭伸氏(49才)が、当日撮影した求愛中のザトウクジラのフィルム3本が船の中の荷物から見つかり、この写真などを掲載した2冊の写真集「遭遇くじら」「再会イルカ」が7/25、発売されるそうです。
96本足のタコ 読売新聞 99/07/18

三重県・志摩マリンランドで飼育されていた足が枝分かれしていたマダコの足が日本最多の96本だったことが、産卵後の死後調査で明らかになったそうです。
変わる授業・スキューバダイビング(下) 日経新聞 99/07/18

茨城県立海洋高校では、ダイビングの基礎を時間をかけて学び、海の万能選手を目指すのだとか。
マナー守れば友達 毎日新聞 99/07/17

伊豆諸島・御蔵島では9月頃まで、イルカウォッチングのシーズンを向かえたそうです。イルカを長年研究している三宅島在住の海洋生態学者、ジャック・モイヤー氏は、追いかけたり触れたりせず、ダイビングのマナーやルールを守ればイルカはフレンドリーで、イルカから人間に近づいてくるのだとか。
編集手帳 読売新聞 99/07/16

列島各地の海辺にウミガメが上陸してくる季節になりましたが、秋に子ガメ達がどう旅するのかよく分かってないそうです。多くは黒潮に漂い、一部が北太平洋の大循環に乗るのではと推測されているものの、黒潮には反流があり、産卵後の親カメの多くは東シナ海を南下するらしいのだとか。
伊豆大島・命いぶく初夏の海・深刻な砂漠化・育てる漁業で再生を 読売新聞 99/07/15

伊豆大島では黒潮の中で魚の産卵が始まり、海藻類も芽吹いているものの、エルニーニョ現象による高水温、台風、工事による土砂の流出などで海藻が育たず、これをエサとする魚介類の水揚げは去年の半分に落ち込んでいるそうです。実態把握はまだ進んでいないものの、稚貝の放流など、育てる漁業に力を入れ回復を期待しているそうです。
イルカと一緒に夏休み・鴨川シーワールド「ジュニア飼育係」募集 日経新聞 99/07/14

千葉・鴨川シーワールドでは、1泊2日でイルカや魚の飼育体験が出来る「ジュニア飼育係&ロッキーワールド・スティナイト」に参加する小中学生を募集しているそうです。8月24日から、プールに入ってイルカに触れたり餌を与えるなどの飼育を体験し、夜はラッコやペンギン水槽わきで寝袋で眠るのだとか。募集は小5〜6年生12人、中学生12人で、参加費は1万円。
変わる授業・スキューバダイビング(上) 日経新聞 99/07/11

茨城県立海洋高校では、海洋工学科の生徒がダイビングを学び、水産関係の仕事で役立つ潜水技術を身につけているそうです。
サンゴ礁保護へ・沖縄に拠点設置 日経新聞 99/07/10

WWF日本委員会は、サンゴ礁の調査研究拠点として、沖縄・石垣島の白保地区に「サンゴ礁保護研究センター」を1億3千万円かけて建設、来年4月の完成予定だそうです。沖縄伝統の赤瓦屋根の地上1階建てで、各国の研究者の共同研究や環境教育、国際交流の場としても活用する考えなのだとか。
海開き目前、ジョーズ! 読売新聞 99/07/10

9日18時頃、山口県の戸仲漁港で体長5.2mのホオジロザメが捕まり、1時間がかりで引き揚げられたそうです。ホオジロザメは瀬戸内海にはあまりいませんが、92年に男性が襲われて死亡した例があり、17日の海開きを前に大騒ぎだったのだとか。
日焼け止め化粧品・SPF十分でも過信は禁物・何度も塗り直す・たっぷりと塗るしか… 毎日新聞 99/07/09

日焼けの防止効果を示すSPFはあくまで理論値で、通常塗る量のほぼ倍、明らかに肌が白くなる量を塗った場合の数値だそうです。結局2〜3時間おきに、たっぷり塗直すしかないのだとか。
イルカに乗った青年・夢は動物園勤務・23歳アルバイト 毎日新聞 99/07/08

近ごろ、動物園、水族館の飼育係が若者に人気で、不況で採用数が少ないこともあり、東京都の今年1月の募集では、505人が応募し、採用は4人だったそうです。
うまく撮れるかな・水中写真の特訓中・日本初の「学校」伊豆沖で実習 読売新聞 99/07/07

今年4月開校した「日本水中写真学校」の初級コースでは、週1度の麻布の教室での講義と2ヵ月に1度の海での実習があり、伊豆八幡野の実習に22人が参加したそうです。生徒は学生から看護婦、会社役員など様々ですが、この4ヵ月のコースを終えてプロを目指すのは3人だけ。水中写真のプロは厳しい世界なのだとか。なお、日本のダイバー人口は約90万人で、毎年8万人以上増えているそうです。
イルカ、人にかみつく・米国被害が増加中 朝日新聞 99/07/07

米国では野生のイルカにえさをやったり一緒に泳ぐ観光が人気だが、かまれたり、ぶつかられたりなどの被害が相次ぎ、米海洋大気局は50mは離れて見た方がよく、あくまで野生動物として接することが大切とキャンペーンを始めたそうです。最近の研究では、オスが他の子供を殺す「子殺し」や、理由もなく小型のネズミイルカを殺す例も見つかり、人間と一緒に泳ぐのを楽しむ、人間を助けた等というのはどうやら神話に過ぎないようです。
クラゲ、原発を悩ます・押し寄せ出力ダウン・柏崎刈羽 朝日新聞 99/07/07

新潟・柏崎刈羽原発では、冷却用の海水取水口に大量のクラゲが押し寄せ、出力ダウンしたそうです。
上野の観魚室・なじみの生物のぞく小屋 読売新聞 99/07/05

明治中期、日本の水族館の発祥とされている「観魚室(うおのぞき)」が上野動物園内に登場したそうです。江戸時代の金魚文化に始まり、'52年には初めて循環設備を導入した「海水水族館」が不忍池近くに開設され、アクリルによる水槽の巨大化と進化し、現在国内の水族館は100以上、世界有数の水族館大国なのだとか。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「サギフエ」魚を食う水中のハゲタカ 毎日新聞 99/06/30

本来、サギフエは細長い口でプランクトンを吸い込んで食べるのですが、水族館では無理で、やむなく水を汚さないよう、熱湯をかけて表面の肉を吸い取りやすくした生の魚を吊してあげると、むさぼるようにして食べるそうです。
サンゴ礁、来世紀末には壊滅 毎日新聞 99/07/06

地球温暖化が続いて、21世紀末までに海水温が1〜2度上昇すると、今後30〜40年以内に世界のほとんどの海域でサンゴ礁が壊滅状態になると、環境保護団体グリーンピースが発表したそうです。
水族館の世界で(5)不調見逃さない鋭い目を 日経新聞 99/07/06

昨年11月、大阪・海遊館で人気者のメスのジンベエザメ「遊ちゃん」がエサをあまり食べなくなり、24時間体制で警戒していたところ水槽の底にぐったりと沈んでしまい、口にホースで水を送り込む人工呼吸を続けたけど死んでしまったそうです。悲しいというより寂しいという感じで、死亡原因が分からなかった事が今も気がかりだそうです。
水族館の世界で(4)獣医の視点生かしたい 日経新聞 99/07/05

今年春、獣医として大阪・海遊館に入った伊東氏(25才)はイルカ飼育係の見習い中で、検査や検診の際に動物におとなしくしてもらうメディカルトレーニングも欠かせません。イルカにストレスを与えない触れ合い方など、獣医としての知識を生かせないかと考えていますが、生き物の死や病気を悲しむ飼育員と、原因や治療方法への関心が大きい自分との視点の違いを感じるのだとか。
水族館の世界で(3)「親代わり」に試行錯誤 日経新聞 99/07/02

大阪・海遊館で、初めて人工孵化に成功したオオサマペンギンのヒナを育てるのは餌の種類・量、水泳訓練など試行錯誤の連続だったそうです。展示プールに半年かけて戻したものの、なかなか集団に馴染めず、ヒナを育てるときは過保護にし過ぎないように心がけているのだとか。
水族館の世界で(2)イルカの出産・次こそ無事に 日経新聞 99/07/01

昨年夏、神戸・須磨海浜水族園でバンドウイルカが初めて出産したものの、詳しい原因は分かっていませんが、2日後に息を引き取ってしまったそうです。飼育されているバンドウイルカの出産例は多いものの、初乳を飲み遅れて感染症にかかったり、母イルカが子育てを放棄したり、生後3週間までの生存率は3割以下と低いのだとか。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ムサシトミヨ」命名の地に面影なく 毎日新聞 99/06/30

武蔵野の一角にある井の頭池で発見されたムサシトミヨは、オスが2〜3cmの水草の細片などで球状の巣を作り、メスを誘い込んで産卵させ、オスが孵化まで守ります。今では野生種は埼玉の熊谷の一部にしかいないのだとか。
ハクレン・産卵前のダンス 読売新聞 99/06/29

利根川では、コイ科の大型淡水魚「ハクレン」が産卵の直前に行う、集団ジャンプを見せはじめたそうです。
水族館の世界で(1)デビューまでは悪戦苦闘 日経新聞 99/06/28

昨年、子供の頃からあこがれの水族館に入社し、イルカ事業部に配属されトレーナーを務める岩村文雄氏(26才)。固体識別から始まり、初めてのショーは入社2ヶ月後。イルカとトレーナーは役者とマネージャーのような関係で、彼らがトリックしやすいような雰囲気を作ってあげるのが大事なのだとか。
第二の人生・海と親しむ・中高年にダイビング人気・同好会やスクールも盛況・体力の過信は禁物 日経新聞 99/06/28

若者向けという印象の強かったスキューバダイビングの世界に魅せられる中高年が増えているそうです。米国や豪州ではシニア世代が主流で、日本でも普及に乗り出しているそうです。
水槽でガーデニング・愛好者、大半が男性・専用の装置駆使/魚わき役に 読売新聞 99/06/26

熱帯魚飼育のわき役だった水草の地位が変わり、水草の栽培を目的とした水中ガーデニングが人気を呼んでるそうです。フィルターやCO2添加装置などメカニックな面からか男性に人気なのだとか。
思い切れば快感 朝日新聞 99/06/26

障害者や高齢者に海の楽しみを知ってもらおうと、第2回バリアフリーダイビング全国大会が25日、沖縄で開かれました。全国から35人が参加、100名以上のボランティアとダイビングを楽しんだそうです。
「背白」マンタは目立ちたがり 朝日新聞 99/06/24

マレーシア・ボルネオ島で、背中の大部分が白い5mのマンタが発見されたそうです。マンタはおとなしい性格で、白く目立つ固体はサメなどに狙われやすく、ここまで大きくなるのはまれなのだとか。
イルカと遊べるバーチャル水槽・お台場にオープン 毎日新聞 99/06/24

「東京ジョイポリス」で「アクアリーナ」と名付けたバーチャル水族館がオープンしました。大型水槽をあしらった2×6mのディスプレーに触れると、CGのバンドウイルカが反応するそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「アオウオ」舌先の芸の細かさ 毎日新聞 99/06/23

1948年にソウギョに混じって中国から輸入されたアオウオは、利根川水系と霞ヶ浦北浦あたりにすみつき、エサのタニシやサカマキガイを小砂利といっしょに口の中に入れ、器用に小砂利だけをエラから吐き出すのだとか。
沖縄で梅雨明け 日経新聞 99/06/23

沖縄気象台は23日、沖縄地方で梅雨明けしたと見られると発表。昨年より5日遅いが、平年と同時期で、5月10日の梅雨入りから雨の日数は34日で、降水量は各地で平年より1〜5割少なかったのだとか。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「スパイニー・クロミス」とげを隠した乙女 毎日新聞 99/06/16

通称スズメダイと呼ばれる魚種は実に多く、スパイニー・クロミスと呼ばれるスズメダイ科の魚にはまだ和名がないそうです。シコクスズメダイと似ているもののはっきり区別でき、うろこがざらざらしているのがとげのように感じられるからスパイニーと呼ばれているのだとか。
潮に揺れる愛の結晶 朝日新聞 99/06/12

新たな生命の芽生える6月の海。伊豆・富戸沖で、地元漁師が漁礁として沈めたシイの枝にアオリイカが産卵しているそうです。写真部潜水班による大きな写真を掲載。
三番瀬埋め立て縮小「人工干潟ない形で」環境庁長官 日経新聞 99/06/11

真鍋賢二環境庁長官は、千葉県の三番瀬埋め立て計画を縮小する案を固めたことについて、「評価はしているが個人的には人工干潟がない形で進めていただきたい」と述べたそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ドタブカ」間違って?人をかむことも 毎日新聞 99/06/09

メジロザメ属のドタブカは、間違って人をかむことはあっても人を襲う事はないのだとか。ちなみにサメとフカの違いは、サメが正式和名には多いが、関西ではサメをフカと呼ぶとか、大きいものや凶暴なのをフカと呼ぶとか、様々なのだとか。
三番瀬埋め立て大幅縮小・千葉県が見直し案 朝日新聞 99/06/09

東京湾の干潟と浅瀬「三番瀬」の埋め立て問題について、千葉県は740haの埋め立て計画を101haに大幅縮小する見直し案を固めたそうです。第二東京湾岸道路は大部分を内陸側に迂回させ、市川側に人工干潟を整備する考えで、今後、計画策定懇談会や環境庁の意見を聞くそうです。
100年後にサケ消える?地球温暖化、生態に影響 日経新聞 99/06/08

地球温暖化は、サケや海鳥、プランクトン等の生息に大きな影響を与え、海の生態系を荒廃させるとの調査報告書をWWFのチームが発表したそうです。太平洋のベニザケは特に冬の海水温の上昇に敏感で、海水温が3度高くなるとされる百年後には、生息場所がほとんどなくなってしまうのだとか。
「もしも」に備えて着衣泳・服の浮力利用・平泳ぎが基本・脱ぐのは危険 読売新聞 99/06/04

漁業・風呂場での事故を除き、国内の年間水死者数1200人の内、約8割は服のまま溺れて亡くなっているそうです。水に落ちた時はもがかない方が空気が服の中に残って浮かび、泳ぐ時は靴だけ脱いで平泳ぎ、ペットボトルやリュックにつかまって仰向けに浮いていれば体力ロスも少なくて済むのだとか。
卵きらきらサンゴ産卵 朝日新聞 99/06/03

沖縄県慶良間列島の座間味島周辺でサンゴの産卵が始まったそうです。昨年夏の白化現象で影響が心配されていましたが、産卵はほぼ例年どおりだったそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「キリンミノ」性質ずばりの英名 毎日新聞 99/06/02

ミノカサゴと名付けられた魚は6種類、背ビレと胸ビレが、昔の雨具の「蓑」に似ているからで、キリンミノは、目の上の皮弁がキリンの角に似ているからなのだとか。英名はずばり、ライオン・フィッシュ、又はスコーピオン・フィッシュ。近づくと危険な事を示唆しているのだとか。
たばこの灰で砂鳴かず・浜辺を全面禁煙「音風景100選」の琴引浜・京都 読売新聞 99/06/01

「鳴き砂現象」で有名な京都の琴引浜が、10年前から海水浴客が訪れる7月頃になると鳴かなくなり、冬の荒波が打ち寄せる頃、砂の音が戻る異常現象がおき、たばこの灰が砂の隙間に入り込んだせいと見られ、今夏から全面禁煙にするそうです。
雑記帳 毎日新聞 99/05/31

千葉県鴨川市のシーワールドで、昨年1月に誕生したシャチの赤ちゃん「ラビー(雌)」が生後500日を迎え、日本動物園水族館協会の繁殖賞を受けたそうです。飼育下でのシャチの出産や赤ちゃんの成長は日本では例がなく、現在ジャンプの特訓中で、ショーの主役を務める日も近そうなのだとか。
国の天然記念物アユモドキ・精子の凍結保存に成功 毎日新聞 99/05/30

天然記念物で絶滅の危機に瀕しているドジョウの仲間、アユモドキの精子冷凍保存に大阪府立淡水魚試験場が成功したそうです。万一絶滅しても、近い仲間の魚から復活させる事も可能なのだとか。
ゆ〜ったりマンホウ・伊豆・大瀬崎で人気 朝日新聞 99/05/29

大瀬崎にマンボウが現われ、ダイバーの間で話題になっています。毎年この時期、黒潮に乗って本州沿岸を北上するそうで、今年は1日で十数匹と出会ったダイバーもいるのだとか。
ウナギ完全養殖あと一歩・シラスの前段階レプトケファルス世界初、飼育に成功 毎日新聞 99/05/28

水産庁の養殖研究所で、人工孵化されたウナギをシラスウナギの一段階前のレプトケファルスに成長させることに成功したそうです。エサや飼育環境の改善で 253日の飼育期間を記録し、生態に未解明の部分が多いウナギの完全養殖開発が進む事が期待されます。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「テンス」別種と見紛う異形の親子 毎日新聞 99/05/26

ベラ科の魚には、オスとメス、親と子の間でまったく体の色や模様が異なる種類が多いそうですが、テンスもそうで、成長と共に第一背ビレが長く伸びていくそうです。
あふれ出る海の魅力・写真やデザイン自然志向の表れ 日経新聞 99/05/22

ダイビングやイルカ観察など、マリンスポーツへの関心が盛り上がっているせいか、海を題材にした写真や商業デザインが目立ってきているそうです。モナコ海洋博物館が'87年に開発したバランスドアクアリウムの普及、'99/4日本水中写真学校の開校、そして水中写真コンテストの応募者の増加なども見られます。
ゴマフアザラシの赤ちゃん・かわいい名前つけてね 読売新聞 99/05/20

サンシャイン国際水族館では、この春生まれたゴマフアザラシのメスの赤ちゃんの名前を募集中で、父親はダイ、母親はチイ。〆切は5月末で、名付け親には腕時計がプレゼントされるのだとか。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「テンチ」欧州では広範囲に生息 毎日新聞 99/05/19

ヨーロッパで釣り人に人気のコイ科の淡水魚テンチ。時には体長70cm、体重8kgにもなり、養殖して食用にもなっているそうです。
米の少数民族・70年ぶり捕鯨 読売新聞 99/05/19

ワシントン州で、数世紀にわたって捕鯨をして暮らしていた海洋少数民族のマカ族は、1920年代以降、捕鯨が禁止されてきましたが、'97年の国際捕鯨委員会総会で、2004年まで毎年5頭の捕獲が認められ、捕鯨を再開。伝統的カヌーに乗って、もりとライフルで全長10mのコククジラ1頭を捕獲したそうです。
イシイルカを守れ・生息数調査要求へ・97年の捕獲数は1万8千頭超え 毎日新聞 99/05/15

英国の環境NGOのEIAは、岩手や北海道沖で捕獲されているイシイルカの捕獲制限や生息数調査の実施、不正取り引きの禁止などを日本政府に求めるそうです。伝統的に食用に捕獲されてるのですが、生息数激減の恐れや、イルカの肉には高濃度の汚染物質が蓄積され安全な食品とは言えないそうです。
エサは電気!魚ロボット 読売新聞 99/05/14

三菱重工は、本物そっくりに動く魚ロボットを開発、遊泳実験を行ったそうです。60cm、2.6kgのタイで無線で制御し、1回の充電で2時間泳げ、シーラカンスも作成し、水槽など一式で数千万円なのだとか。
お母さんにピッタリついて・しながわ水族館のバンドウイルカ 朝日新聞 99/05/14

しながわ水族館で、バンドウイルカの赤ちゃん(メス)が生まれて一週間。1.2m、30kg程の大きさで、元気に泳ぎ回り、人気を集めているそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ザラビクニン」ブヨブヨでコンニャクみたい 毎日新聞 99/05/12

聞きなれない魚・ザラビクニンは、クサウオ科コンニャククオ属に分類され、体はコンニャク状でブヨブヨしていて、日本海側に多い小型種だそうです。
森を育てて海守ろう・北海道厚岸町へ植林ツアー・参加者募集 読売新聞 99/05/12

北海道・厚岸町では開拓で森が消滅してから、雨のたびに多量の土砂が下流に流出してカキの水揚げが激減し、植林により豊かな海を取り戻そうと、東京の市民団体が植林ツアーを実施するそうです。今年で3回目で参加費は49,800円、カヌー川下り、カキ養殖所見学、地元メンバーとの交流会などもあるそうです。
1頭でも大漁だ・北海道でツチクジラ漁再開 毎日新聞 99/05/12

道南の沿岸捕鯨は資源の枯渇で途絶えてましたが、捕鯨業者の経営難から、水産庁が資源回復傾向にあるクジラ8頭の捕鯨を今年から認め、31年ぶりに体長10m、重さ10tのツチクジラ1頭が水揚げされたそうです。
沖縄梅雨入り 日経新聞 99/05/10

10日午前、沖縄地方と奄美地方が梅雨入りしたと発表されました。昨年より15日遅いけど、平年より1日早く、雨量は平年並みの見込みだとか。
ハンディ忘れてサンゴの海へ・来月沖縄で全国大会 朝日新聞 99/05/08

6/23〜26、沖縄恩納村で2回目の「バリアフリーダイビング全国大会in沖縄」が開かれるそうです。障害者スポーツ指導員の資格を持つインストラクターや医師が支援し、障害者や高齢者40名がシュノーケリングやダイビングなどを体験、陸上80人、水中30人のボランティアも募集してるそうです。
水族館に行こう4・しながわ水族館・気分屋との駆け引き・ショーの陰、笛とエサで信頼築く 読売新聞 99/05/08

都内で唯一のイルカショーが人気のしながわ水族館。ショーは1日3回で各10分。イルカはもともと野生動物で、少しでも気を抜くと威嚇してくるし、やる気がない時は目をそらし、本番中でも平気でさぼろうとするため、先生が生徒をしつけるように、反抗した時は褒美の餌をあげなかったり、簡単な芸でやる気を引き出したり、20種類の芸のうちどれをやるかはイルカの状態を見ながら決めてくそうです。
モルディブに"夢の島"あふれるゴミ、消える砂浜「楽園」維持に懸命 読売新聞 99/05/07

「地上の楽園」モルディブもゴミ処理に悩み、マレ島近くのティラフシ環礁に埋め立て処理する事を決めたそうです。一方、いくつかのリゾート島では砂浜が高波にえぐられ、毎日ポンプで海中から砂を吸い上げたり、人力で集めたり、ビーチ維持に懸命です。
水族館に行こう3・井の頭自然文化園・昔のせせらぎ再現・ミヤコタナゴ繁殖に成功 読売新聞 99/05/07

1936年、国内では数少ない淡水専門の水族館としてオープンした「水生物館」では淡水魚約40種、水生昆虫8種を展示。昨年5月、天然記念物のミヤコタナゴの大量繁殖に成功、100匹を一般公開しているそうです。また病気に弱く寿命も短いワカサギも円柱水槽で展示しています。
水族館に行こう2・葛西臨海水族園・家系図作り「お見合い」設定・近親交配避けるのが狙い 読売新聞 99/05/05

122羽のフンボルトペンギンを飼育する葛西臨海水族園では、高知市・桂浜水族館からおじいさんペンギンを1羽招き、若いペンギン2羽を贈ったそうです。'87から野生ペンギンの来日が禁じられ、飼育規模の小さいとこほどヒナの死亡率も高く、現在日本で飼育されている1,300羽の家系図を作り、日本各地からのお見合いが増えてるそうです。
水族館に行こう1・サンシャイン国際水族館・展示の内幕案内が人気・飼育員の苦労を間近で 読売新聞 99/05/04

飼育員が水族館の楽屋裏を紹介する隠れた人気イベント「ガイドツアー」は'95/5に始まり、11、13、14、15時の1日4回で約30分、先着10名で無料で行われます。参加者が興味津々なのはもちろん、飼育員もお客の関心が分かり、展示にフィードバックできるとの事。

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