■1998年5〜8月の新聞記事

生態系脅かす?漂着ペレット・調査した海岸、ほぼ全域に・飲み込む鳥やカメ 毎日新聞 98/08/31

プラスチック製品を作る加工工場が使う原料のレンジペレットといわれるプラスチックの小さな粒が全国の海岸に漂着しているそうです。小笠原の父島や八丈島などの離島でも多く見つかり、どんな影響が及ぶのか懸念されます。
安全なダイビングめざし集会 朝日新聞 98/08/30

ダイビングの事故を防ごうと、東京医科歯科大学医学部の眞野喜洋教授らが中心になって「安全潜水の会」をつくり、一般の人々に参加を呼びかけ、集会を開いていくそうです。1回目の集会は11月19日、東京医科歯科大学の講堂で、参加費は3千円。行ってみたいけど、平日なのはちょっとね...。
シャチのケイコ、自立の旅へ 日経新聞 98/08/29

映画「フリー・ウィリー」で人気者となったシャチ「ケイコ」が、オレゴン州からアイスランドまで空輸され、湾内の囲いの中で、自然界で自立した生活を送れるよう、訓練を受けるそうです。
遊び歳時記・ダイビング・水深10mの別世界・海の偉大さに感動 毎日新聞 98/08/27

東伊豆・富戸の海に、ブランクダイバーの記者がダイビング。アオリイカ、タカノハダイ、ウツボ、ツノダシ、クマノミ、フエフキダイ、インドヒメジなどが見られたそうです。最近では、シニア層やハンディキャップの人たちも積極的にダイビングに挑戦し、誰でも気軽に楽しめる、それほど贅沢ではないスポーツとの事ですが、それにしても随分とお金はつぎ込んじゃってますけど... (^^;;;
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「マアジ・最もポピュラーな魚」 毎日新聞 98/08/26

最もポピュラーな魚「アジ」は、美味な魚だから、味から名付けられたとも言われるそうです。
激変諌早湾・閉門500日 朝日新聞 98/08/26

昨年4月に閉め切られて500日、大部分が干陸化した干潟で、乾燥を早めようと広範囲に溝を掘ってるそうです。
いのちまんだら・サンゴの嘆き 朝日新聞 98/08/26

観光のため、島民の意志を反映せずに道路が作られ、雨の多い亜熱帯では決壊し赤土が流出し、修復されるの繰り返しです。開発そのものが悪いのではなく、沖縄独特の自然環境を考慮した開発のあり方が必要です。
捕鯨禁止は継続審議に・南太平洋諸国首脳会議 朝日新聞 98/08/26

南太平洋にある16ヶ国・地域でつくる南太平洋諸国首脳会議は、南太平洋を捕鯨禁止区域にする提案について、継続審議とすることをきめました。捕鯨禁止に反対する域外対話国に懸命に働きかけたのが功を奏したのだとか。
ふわふわ漂う姿に心和む!?観賞用クラゲ人気 読売新聞 98/08/25

水槽メーカー最大手のニッソーが、クラゲ用の改良空気供給器を開発し、初心者で飼えるようになり、観賞用ペットとしての人気が集まり始めてるそうです。ミズクラゲやタコクラゲなど1匹3〜5千円程度で、ミズクラゲは数mmのエビ、タコクラゲは体内の共生藻をエサに、うまく飼えば2年ほど生きるのだとか。
東京湾三番瀬保護運動・署名で広がれ自然考える心・13万人分を突破 毎日新聞 98/08/24

東京湾に残る干潟・三番瀬の半分を埋め立てるという千葉県の計画の白紙撤回を求めて活動する自然保護団体「三番瀬を守る署名ネットワーク」が発足2年目を迎え、13万人分の署名を集めたそうです。干潟は豊かな生態系があるばかりではなく、強力な自然浄化能力があり、諌早湾の二の舞は避けたいものです。
横浜で年1回の海底清掃・趣味のダイビングで海に恩返し 日経新聞 98/08/24

海をつくる会事務局長・坂本昭夫氏は、毎年、山下公園前の海に潜り、海底清掃をする陣頭指揮を取って18年、毎回300人前後のダイバーが集まり、最近ようやく白砂が現れたそうです。我々ダイバーは、海の素晴らしさを知ることで、環境に対する意識を高めると共に、年に1回位はこういった活動に参加することも必要なんでしょうね。
水のいらないCG水族館・価格は1システム20億円 日経新聞 98/08/24

電通テックはCGを利用してバーチャルリアリティー感覚で楽しめる水族館を開発、年間60〜80億円の売上を目指すそうです。通常の水族館は、多くの建設費や、管理コストもかかりますが、これは深海魚なども可能だそうです。
どこにいるかカワイルカ・長江洪水…9頭不明 毎日新聞 98/08/21

楊子江の洪水が楊子江カワイルカの保護区に波及し、9頭が行方不明になり、兵士や市民200人余りが捜してるそうです。カモノハシのような細長い口をした体長2.5m程のカワイルカで生息数は100頭位と推測されてます。
水産高生ダイビングコンテストを初開催 朝日新聞 98/08/21

全国の水産高生がスキューバダイビングの技能を競う初めてのコンテストが、20〜21日、茨城県ひたちなか市で開催され、10校から26人が参加したそうです。もともと職業ダイバーの育成が目的ですが、最近のマリンスポーツの人気の高まりと共に、全国の水産高校6割の約30校でダイビングの授業が行われてるそうです。
都会にダイビングスポット・NKK、プール設備開発 日経新聞 98/08/20

NKKは人工的にダイビング環境を作る設備「DIVAN」を開発。長さ30m、幅10m、最大水深18mのプールを基本に、砂浜、洞窟、サンゴ礁、沈没船、起流装置、水中映像モニターなどを配置、実際のダイビングに近い体験ができ、一機7億円、年間10万人の集客を見込んでるそうです。講習などにはいいかもしれません。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「コクレン」産卵期には豪快なジャンプ 毎日新聞 98/08/19

梅雨で河川の水が増える時期、利根川では、ハクレン、コクレン、ソウギョ、アオウオの産卵が見られます。体長1mに育ったコクレンやハクレンの雄がジャンプを繰り返しながら産卵が行われるそうです。
水中で意志確認・音波発生器発売・ウエタックス 日経新聞 98/08/18

水中音響装置の製造を手掛ける新潟・ウエタックスは、海中で意志確認するための携帯音波発生器「アクアホイッスル」を発売しました。浮上、注意など状況に応じた音の発し方を予め決めておけば海中でも正確に意志を伝達出来るそうです。音は10〜13m届き、値段は 12,800円、懐中電灯のような形状です。サンプリングした音声も出せたら面白そうですね。
「グラン・ブルー」公開中 読売新聞 98/08/17

10年前公開の仏映画「グラン・ブルー」のオリジナル2時間18分版が、東京・シネスイッチ銀座で公開中だそうです。やっぱ、いつまでたっても不朽の名作なんですね。といいつつ、まだ見てない私 (^^ゞ
漁に生きる・捕鯨・千葉外房 毎日新聞 98/08/16

400年もの間、外房の土地の人々の舌に馴染みこんできたツチクジラ。水産庁によると日本近海のツチクジラの生息数は約6000頭で安定していると推測され、年間54頭の捕獲が国から認められてるそうです。
ダイビング教室・静岡県伊東市の富戸海岸で 毎日新聞 98/08/16

東伊豆の海岸では、いまダイビング教室が真っ盛りで、伊豆海洋公園や富戸には、週末になると1000人以上がつめかけるそうです。ダイビングは、地球規模で人気が高いのだとか。
水族館のお魚どこから来たの 朝日新聞 98/08/15

千葉・鴨川シーワールドのシャチは、10年前、アイスランドから特殊なたんかに乗せて空路で、三重・鳥羽水族館のリーフィーシードラゴンは、人工養殖に成功したのを輸入、福岡・マリンワールドのシロワニは、一昨年、オーストラリアからチャーター機で、大阪・海遊館のジンベエザメは、高知で定置網にかかったもの、神奈川・江ノ島水族館のアマクサクラゲは、水族館生まれなのだとか。
生きもの春夏秋冬・ヘコアユ・逆立ちで泳ぐサンゴ礁の魚 日経新聞 98/08/15

逆立ちで泳ぐことで有名なヘコアユですが、危急の場合は水平泳ぎで、矢のようにガンガセのトゲの林の中に逃げ込みむそうです。また、水槽で飼ってると、エサをやるときは上向きに泳ぐそうです。
クジラ解体無駄なく・千葉・和田・伝統技術を実践 日経新聞 98/08/15

沿岸捕鯨のメッカ、千葉・和田町では、年間50頭前後のツチクジラ、ゴンドウクジラを捕獲。体長10mのツチクジラは、約20人で4時間で解体。無駄の無い解体には熟練が必要で、商業捕鯨再開を見据え、ビデオ記録などで伝統技術を残して行きたいとの事。絶命の心配のない種を捕獲する以上、有効活用して欲しいものです。
海中の闇に舞う・宮古島・洞くつダイビング 読売新聞 98/08/13

ひと味違った海を求めるダイバーたちで、沖縄県宮古島の海は、今夏一番のにぎわいを見せてるそうです。宮古島では、洞窟を潜るケープダイビングを目的に訪れるダイバーがほとんどで、一度潜ると病みつきになるのだとか。
ぷらざ・熟年夫婦ダイビング満喫中 読売新聞 98/08/12

55才主婦の投稿。若かった頃「チコと鮫」という映画を見て感動し、子供が巣立ったのを機に、52才で主人も引きずり込んでダイビングを始めたのだとか。
タイタニック・一部だけど…浮上 朝日新聞 98/08/12

8/10、ニューファンドランド島沖の深さ4kmの海底から、タイタニックの右舷の一部が引き上げられ、ボストンの博物館に展示されるそうです。また8/17、BS放送でロボットカメラが捉えた水中映像が放送されます。
クロウミガメ日本で捕獲・東太平洋だけ定説覆す 朝日新聞 98/08/12

日本近海には生息していないと考えられてきたクロウミガメが西表島で2頭見つかったそうです。DNAの塩基配列がアオウミガメに近いことから、アオウミガメの亜種とする見方と、独立した種として区別する見方があり、まだ位置づけがはっきりせず、今後の解明が待たれます。
クラゲうようよ敦賀湾・海水浴客にチクチク 朝日新聞 98/08/09

福井県の敦賀湾や兵庫県沖の日本海などで局所的にクラゲが大量発生して、漁に支障がでたり、海水浴客が刺されたりする被害がでてるそうです。以前、大瀬崎で潜ってる時、顔を刺された人がいましたが、唇が大腫れして大変でした。皆さん、十分気を付けましょう。
SHOP・パウパウアクアガーデン・水の生物眺め時間を忘れる 日経新聞 98/08/08

スタジオの近くで東京・広尾のこの店を見つけて、気付くと一時間以上もたっていたという歌手の森口博子さん。以前、サリーと名付けたベタを飼ってたけど、水槽から飛び出してひからびさせてしまったとの事。
'98夏…小笠原・心を解放してくれた海「自分探し」紀子21歳 朝日新聞 98/08/08

東京での自分が嫌になり、19歳の春に父島に渡りイルカガイドとなり、イルカに生き方を教えてもらっていると言う女性。民宿や飲食店などに住み込み、マリンスポーツや自然とのふれ合いを楽しむ「滞在民」と呼ばれる女性が、ここ数年急激に増えてるそうです。
海底から平和祈る・戦艦「陸奥」眠る瀬戸内 読売新聞 98/08/07

山口県岩国市柱島沖の海底に眠ってる戦艦「陸奥」に、最近多くのダイバーが潜るようになってるそうです。水深15m、黄色、オレンジのサンゴや海藻に覆われ、艦と命運を共にした将兵らの霊を慰める海の供花のようだとか。
夏の小道具いまむかし・金魚鉢・楽しみ方も形も変わる 読売新聞 98/08/06

室町時代から金魚は陶器や桶で飼われてるそうですが、最近は水草と魚の生態系が出来てる循環型水槽となり、一枚ガラスで枠の無いすっきりしたタイプや半円柱型の水槽が多くなってます。熱帯魚を飼ったことのある人の夢は、やはりハトヤの海底温泉でしょう (^^;;
技自慢・光る東京の中小企業・ヘルメット式潜水服の東亜潜水機 日経新聞 98/08/06

映画「海底二万マイル」で活躍したヘルメット式潜水服は東京・荒川区の東亜潜水機製。最近は手軽なスキューバの普及で、需要はピーク時の3割位と伸び悩んでるそうですが、土木作業や水難救助などの水底での作業には足が固定できるヘルメット式を選ぶプロが多く、ヘルメットは年10台、潜水服は年300着程作ってるそうです。
障害に負けず気分は魚・ダイビングライセンスに挑戦中 朝日新聞 98/08/06

杉並区の東京ダイバーズでは、障害者のダイビング教育に力を入れてるそうです。交通事故で首から下を動かすのが不自由になった、コンピュータ会社勤務の35才の男性が伊東市赤沢でライセンス(Cカード?)の取得に挑戦中で、一人では何も出来ないけど、ライセンスを取れば自分の世界が広がるのだとか。
日本テレビで来月6日・島田紳助のボクたちは海から来たんだ・楽園の一日満喫 読売新聞 98/08/05

島田紳助、石田純一、一色紗英、川合俊一らが沖縄・水納島で様々な体験をした番組が、9/6(日)15:30から開局40周年記念番組として放送されます。最近Cカードを取ったばかりの一色は風邪で潜れず、石田はサンゴに刺されたのだとか。どんな内容なんでしょう、楽しみです。
海・アカウミガメ・産卵の地日本、上陸が激減 朝日新聞 98/08/05

DNA調査から、北太平洋を回遊するアカウミガメのほとんどが日本生まれであることが分かったそうです。日本の主要な産卵地すべてで産卵上陸の数は減りつづけてるそうで、そのままでは絶滅の危険もあるそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ユウゼン」美しい色なす模様 毎日新聞 98/08/05

友禅染に模様が似てるからか、あるいは悠然と泳ぐ姿から名付けられたのもしれないユウゼンは小笠原の海に棲む特徴的な魚です。けど、個人的にはちょっとグロと感じてしまうのですが...
'98夏をつくる・中村宏治・海底の個性派たち撮り続け 朝日新聞 98/08/03

「筑紫哲也のNEWS23・ちょっと底まで」を続けて4年の中村宏治氏は19歳の夏、伊豆海洋公園で海洋生物学の権威、益田一氏に出会ったのが海とのかかわりのきっかけだそうです。国内津々浦々の海の紹介にこだわり、近くオキタナゴの放送が予定されてるそうです。
水産・海洋高のダイビング大会 読売新聞 98/08/03

8/20,21、ひたちなか市で、水産・海洋高校の各校2人で参加の「全国水産・海洋高校ダイビング技能コンテスト大会」が開かれるそうです。競技は、スキューバ器材セッティング、ダイビングレスキュー、中性浮力コントロールテクニック、フリッパーリレー、総合成績の5種目だそうですが、何より安全第一で楽しんでもらいたいものです。
本・サンゴの海・三宅島の生物たち紹介 読売新聞 98/08/03

三宅島に移り住んだジャック・モイヤー博士の著書、人間と自然の共存を訴える「サンゴの海」を紹介。
広告特集・自然と語る・魚・感謝の念を魚たちに・高砂淳二 朝日新聞 98/08/01

食料になり、生態系を教えてくれ、被写体にもなってくれる魚たちに、感謝してもしきれないという高砂氏。バラクーダの渦、ホンソメワケベラのハタのクリーニングの写真を紹介。いつかはこんな写真、いやいや、まずホームページにデカデカと載せられるような写真を撮りたいものです (^^ゞ
練馬の川に生きもの戻った・区役所で展示・清流のホトケドジョウも 読売新聞 98/07/30

20年前のピーク時には、微生物しか確認できないほど汚れていた石神井川と白子川ですが、下水道整備や排水規制などにより、水質が改善され、二十三区では珍しいホトケドジョウなど31種類の水生生物が確認されたそうです。汚染源のほとんどが生活排水であることを再認識してゆく必要がありそうです。
水深1万メートル・ヨコエビつかまえた 日経新聞 98/07/30

海洋科学技術センターは無人潜水探査機「かいこう」で、マリアナ海溝の水深1万メートルの地点に網を仕掛け、最大4.5cmのヨコエビ約130匹を捕まえたそうです。水深1万メートルの深海で生物を捕まえたのは世界でも初めてだそうですが、こんな深海で何をエサに生きているんでしょう?
海・生物発光・敵の目くらます術を応用 朝日新聞 98/07/29

ホタルイカ、夜光虫、発光クラゲ、チョウチンアンコウ、ハダカイワシ、マツカサウオなど、発光する生物は多く、光で獲物をおびき寄せたり、敵を驚かせたり、用途は色々だそうです。また、この発光遺伝子群から病原性大腸菌O157を検出する方法が研究されています。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ソウギョ」数少ない草食の魚 毎日新聞 98/07/29

本場中国では、2m35kgにもなるソウギョは、その名の通り草食の魚で、サッと茹でた小松菜をエサにあげるそうです。梅雨時に群れで水面をジャンプして産卵するそうで、そういえばテレビ番組の投稿ビデオで、そんな映像見たことがありますね。「天変地異の前触れか…」なんてナレーションがついてたけど...。
三浦で海岸・海中清掃 毎日新聞 98/07/27

7/26、環境保全の活動組織「ニライカナイ」が神奈川・三浦海岸で、海岸と海中の清掃活動を行い、50人のダイバーが水深5mの海中でごみを拾いました。またステージでは、筑紫哲也氏、ジャック・マイヨール氏、中村宏治氏の対談も行われたそうです。
与那国に海底遺跡?琉球大調査・米国からも取材 日経新聞 98/07/23

沖縄・与那国島沖の海底遺跡らしき巨大岩石の4度目の本格調査が始まり、米国からの取材班も来てるそうです。ストーンサークルらしき物は人工的な感じもしますが、階段といわれてる段差はあまりにバラバラで自然の物のようですし、いずれにせよ今後の調査が楽しみです。
クチバシカジカ親子で初展示・国際水族館で 毎日新聞 98/07/23

サンシャイン国際水族館で、大きい胸ビレを使ってはって進む珍魚・クチバシカジカを親子で展示しているそうです。珍しい生物を月替わりで紹介するマンスリー水槽の第一弾だそうで、来月以降もいろいろと公開していくそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ハマトビウオ」飛ぶのが楽しいのかな 毎日新聞 98/07/22

最近続々と新しい水族館が出来、飼育技術も向上してますが、いまだに飼育できないのがトビウオなのだとか。ちょっとした刺激でガラスなどにぶつかり、口を怪我し、餌がたべられなくなるそうです。そういえば、先週、西表島に行った時、ボートから見てると、ちっちゃなトビウオがあちこちで飛んでました。
「海の幸」を手当たりしだいに食べてみた 毎日新聞 98/07/19

宮島水族館の副館長で水産学者・山下欣二著「海の味」には、一風変わった、水に住む生き物44種の食べ方が記されてるそうです。ヤドカリは泥水に入れて泥が沈澱すると貝から出て来るので塩辛にするとか、ヒトデは焼くとウニの味がするとか、メダカは2〜3日泥抜きして佃煮にするとか。日本テレビ「進ぬ電波少年」で無人島脱出に挑んでるロッ骨マニアにお勧めの一冊ですね (^^;。
深海の画像・ネットで公開 日経新聞 98/07/18

海洋科学技術センターは、海の日に合わせて、海底の画像データベースをインターネットで公開するそうです。普段目にすることができないだけに、なかなか面白そうです。
最北端の大型造礁サンゴ・熊本・天草沖で確認 日経新聞 98/07/15

天草諸島南端の下須島沖の水深6mの地点で、直径4m、高さ1mのハマサンゴらしい造礁サンゴが発見されたそうです。骨格組織の成分解析で、過去の水温など気象データの解明が期待されるそうです。
魚はビックリ?水中音楽祭 読売新聞 98/07/14

フロリダ沖で、ラジオ局が水中スピーカーで6時間に渡って音楽を流す、水中音楽祭が開かれ、約600人のダイバーがコンサートを楽しんだそうです。でも一体どんな意味があるんでしょう?
黒潮に遊ぶ・御蔵島イルカウオッチング 毎日新聞 98/07/10

伊豆・御蔵島で、ドルフィンスイムウオッチングのシーズンが始まりました。黒潮の影響で餌も豊富で、島の周辺はバンドウイルカの格好の生息地となってるそうです。一面に写真入りで紹介。
赤ウミガメ94匹ふ化・名古屋港水族館 読売新聞 98/07/09

名古屋港水族館では、産卵用の100平方mの人工砂浜がある直径13m水深2mの回遊水槽で、ウミガメの人工ふ化に4年連続成功、ある程度成長した時点で、一部を渥美半島に放流する予定だそうです。
水族館・裏から見よう・作業場ツアー 日経新聞 98/07/09

作業場などの舞台裏を見学する館内ツアーや、一般の人をガイド役のボランティアとして受け入れる水族館の動きが広がってるそうです。見る側と見せる側の距離を縮めるとともに、入場者数が'85のピーク時の約半分に落ち込んでいるための苦肉の策なのだとか。でも熱帯魚を飼ったことのある人なら、ぜひ一度は覗いてみたいものですね。
鯨と釣り船ゴツン・東京湾 日経新聞 98/07/09

9日午前5時半、東京湾の入り口、千葉・大房岬沖で、釣り船が15m以上の大きさの鯨と衝突、5人が転倒などでケガをしたそうです。鯨は数十頭の群れで、マッコウクジラかツチクジラらしいのですが、この付近で群れに出会うのは珍しく、衝突もごくごく希だそうです。
月夜の海・旅立つ生命・サンゴ産卵 読売新聞 98/07/08

和歌山・串本沖で、7日夜、サンゴの産卵が始まったそうです。大潮の夜、午後10時から30分間、直径1ミリ程のオレンジの卵が漂い、神秘的なショーが繰り広げられます。例年は7月下旬から8月上旬なのですが、今年は猛暑のせいか、2週間ほど早いそうです。7月中旬に西表島に行きますが、サンゴの産卵が見られるかどうか楽しみです。
北海道・支笏湖・体験ダイビングに挑戦 日経新聞 98/07/08

新千歳空港からタクシーで支笏湖へ、記者が体験ダイビングにいどみました。10年前オープンしたダイビングショップ「BLUE NOTE」には、6〜8月、700件もの申し込みがあるそうです。1回、15〜20分、マンツーマンでガイドが付き、ドライスーツで潜ります。この時期、水温は13℃、マルタウグイ、ヤマメなどが見られるそうです。費用はレンタル器材も込みで1万5千円、南の海に比べると派手さには欠けるものの、神秘的なムードがあるのだとか。でも水温13℃…、ちょっと厳しいですね。
サンゴが語る過去と未来 朝日新聞 98/07/08

サンゴに含まれる酸素の同位体の比率から、海水温の変化が分かるそうです。ハマサンゴの寿命は約500年、海水温の変化を1〜2週間単位で割り出せ、それ以前については、化石サンゴから知ることができるそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ミゾレウツボ」なかなか美味な佃煮 毎日新聞 98/07/08

ウツボはおよそ200種もいるそうですが、あまり食べられることはないのですが、紀伊半島の串本では、塩干しにしたウツボを火であぶって、木づちで叩いて妊婦に食べさせると産後の肥立ちにいいと、昔から食べられていたのだとか。
静岡・遠州灘・ウミガメ保護そろり一歩 日経新聞 98/07/05

ウミガメの上陸・産卵数が全国的に減少傾向にあり、'97年では'92年の1/3にもなってしまってるそうです。RV車の海岸への乗り入れにより、子亀がわだちにはまって動けなくなったり、光を警戒する母亀が花火などのせいで上陸出来なかったりするためで、4〜10月、環境保護団体サンクチュアリジャパンのメンバーが海岸パトロールを行いますが、行政の規制がないため、なかなかルールが守られないそうです。
「旅心の風景」石垣島・紺野美沙子 朝日新聞 98/07/02

水中写真家・中村征夫氏の写真集「白保 SHIRAHO 」を見て、白保を舞台にした映画の話に飛び付き、石垣島でシュノーケリングしたのだとか。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「サカサナマズ」なぜ逆さに泳ぐのか? 毎日新聞 98/07/01

成魚になるとおなかを上にして泳ぐサカサナマズは、古代エジプトの頃から不思議がられ、今でもなお謎のままだそうです。また、普通の魚は腹が白いそうですが、サカサナマズは腹黒なのだとか。
新製品「プロペラの原理応用した足ひれ」 日経流通新聞 98/06/30

ひれの中央に切り込みを入れ、プロペラの原理を応用し、小さな力で効率良く推進力が得られる、アポロのバイオフィンを写真入りで紹介。プラスティック製が 2.2万円、ゴム製が 2.5万円。しかし日経流通新聞で、ダイビング器材が紹介されるとは....
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「グッピー」熱帯魚ファンを魅了し続ける 毎日新聞 98/06/24

熱帯魚ブームの黄金期には「グッピーに始まってグッピーに終わる」と言われましたが、飼育器具が進化し様々な熱帯魚が飼われるようになった今でも進行中であり、世界中のブリーダーにより新しい品種が産み出し続けられているそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ウチワザメ」かまぼこになってしまう 毎日新聞 98/06/17

ウチワザメはまさにうちわの形をした70cm程のエイで、エイの仲間なのにサメの名がついててややこしいのですが、エラ穴が体の下側についてるのがエイ、体の左右についてるのがサメに分類されるそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「タンチョウ」特別天然記念物"丹頂"から呼び名 毎日新聞 98/06/10

白地に赤の丸い斑紋が頭についた金魚をタンチョウと呼ぶそうです。飼育の歴史の長い金魚には数多くの品種が作られてきたそうですが、熱帯魚屋で売られてるエサ金(大型魚の生餌用の金魚)、金魚すくいですくわれてった金魚、そしてすくわれ残った金魚はその後どうなってるのか、ちょっと可哀相な気もします。
漂着止まらずごみ津々浦々 読売新聞 98/06/09

細菌は、砂浜への漂着ごみが多く、実態調査が本格化しはじめてるそうです。石垣島や西表島は中国語表示のゴミが多く、日本海にはハングル文字の書かれたゴミが多いとか。また、ウミガメがエサのクラゲと間違えて、何十枚ものビニール袋を飲み込んだり、生物への悪影響も心配です。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「フエヤッコダイ」ストローはエサ取りに好都合 毎日新聞 98/06/03

フエヤッコの口は細長く伸び、サンゴの隙間に潜むエビやカニの幼生などを吸い込むようにして食べるのに適しており、水槽で飼ってると、エサの時間になると水面にやってきて、水玉をピュンピュンとばして催促するそうです。
諌早湾この一年・それにしてもこの生命力 毎日新聞 98/06/01

締め切られてから1年を過ぎ、コチコチに乾燥した干潟でも、雨が降ると無数のカニたちが出てくるそうです。過酷な環境で進化し、生き抜いて来た生命力には驚きです。
「海底遺跡」確認したら100万円 日経新聞 98/05/30

鹿児島・喜界町観光協会では、93年に目撃証言があって以来、確認されていない海底遺跡を発見したら100万円提供する捜索キャンペーンを9〜10月に行うそうです。安全のため地元プロダイバーが同行し、期間中500人の来島者を見込み、観光の起爆剤となるよう期待してるそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ソメワケヤッコ」左右にピンとはったトゲ 毎日新聞 98/05/27

体の前半が黄、後半が藍と鮮やかな色で染め分けられたソメワケヤッコ。その優雅な姿からは想像もつきませんが、エラブタにトゲがあり、普段は体側にピッタリねかせてますが、イザと言う時には、水平にピンと突き出す為、注意が必要だとか。
悠然と泳ぐ「海の貴婦人」 日経新聞 98/05/27

高知県大方町のホエールウォッチングを紹介。土佐湾とその周辺に、体長14mにもなるニタリクジラが50頭程定住してるそうです。ホエールウォッチングは1日2回、1回4時間程度で、大人5千円、見られる確立は70%位だそうです。
高齢者、ダイビングを楽しむ 日経新聞 98/05/25

日本シニアダイバーズクラブでは、高齢者の健康維持にスキューバ・ダイビングも加えたいそうです。事前の入念な健康チェックは必要ですが、海の中では足腰の負担が少なく高齢者でも楽しめ、定年後に始める人も増えてるそうです。現地に行くだけで疲れてしまう私ってヤバイのかも...(^^;;
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ハナミノカサゴ」美しいものには棘がある 毎日新聞 98/05/20

美しいものには棘があるとよく言いいますが、ハナミノノカサゴはまさにその代表例です。しかも背鰭の付け根の毒袋が破けて棘の溝を伝わって毒が流れ出るそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「コクテンフグ」腹鰭なくても一目瞭然 毎日新聞 98/05/13

フグ共通の特徴は腹ビレが見当たらないのと、何よりもそのユーモラスな顔つきだとか。コクテンフグに手ぬぐいで頬被りでもさせれば「こそ泥」を思い浮かべられるとのことですが、まさに言いえてますね。
サンゴ栄養不足・白化現象、広範囲に・豪グレートバリアリーフ 毎日新聞 98/05/06

今年3月、GBRの南に位置するヘロン島一帯のサンゴの80%に白化現象が見られ、その後その10〜20%が死滅してしまったそうです。国際環境保護団体グリンピースの調査によると、地球温暖化による海水温の上昇が原因だとか。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「トビハゼ」魚かと目を疑う容姿 毎日新聞 98/05/06

昔は深川の木場の浮いてる材木にトビハゼがいたとか。現在でも、江戸川や荒川の河口付近の干潟やアシの茂る砂泥の川岸に生息してるそうです。
海中飛行 朝日新聞 98/05/02

このゴールデンウィーク中、沖縄・石垣島に、人気者のマンタを見に、ダイバーが全国から集まってるそうです。石垣港から40分の石崎沖のマンタポイントで、水深15mの海底で待ってると幅4mにもなるマンタが現れます。新聞の1面にマンタの写真がでかでかと掲載されてました。
新製品「プロペラの原理応用した足ひれ」 日経流通新聞 98/06/30

ひれの中央に切り込みを入れ、プロペラの原理を応用し、小さな力で効率良く推進力が得られる、アポロのバイオフィンを写真入りで紹介。プラスティック製が 2.2万円、ゴム製が 2.5万円。しかし日経流通新聞で、ダイビング器材が紹介されるとは....
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「グッピー」熱帯魚ファンを魅了し続ける 毎日新聞 98/06/24

熱帯魚ブームの黄金期には「グッピーに始まってグッピーに終わる」と言われましたが、飼育器具が進化し様々な熱帯魚が飼われるようになった今でも進行中であり、世界中のブリーダーにより新しい品種が産み出し続けられているそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ウチワザメ」かまぼこになってしまう 毎日新聞 98/06/17

ウチワザメはまさにうちわの形をした70cm程のエイで、エイの仲間なのにサメの名がついててややこしいのですが、エラ穴が体の下側についてるのがエイ、体の左右についてるのがサメに分類されるそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「タンチョウ」特別天然記念物"丹頂"から呼び名 毎日新聞 98/06/10

白地に赤の丸い斑紋が頭についた金魚をタンチョウと呼ぶそうです。飼育の歴史の長い金魚には数多くの品種が作られてきたそうですが、熱帯魚屋で売られてるエサ金(大型魚の生餌用の金魚)、金魚すくいですくわれてった金魚、そしてすくわれ残った金魚はその後どうなってるのか、ちょっと可哀相な気もします。
漂着止まらずごみ津々浦々 読売新聞 98/06/09

細菌は、砂浜への漂着ごみが多く、実態調査が本格化しはじめてるそうです。石垣島や西表島は中国語表示のゴミが多く、日本海にはハングル文字の書かれたゴミが多いとか。また、ウミガメがエサのクラゲと間違えて、何十枚ものビニール袋を飲み込んだり、生物への悪影響も心配です。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「フエヤッコダイ」ストローはエサ取りに好都合 毎日新聞 98/06/03

フエヤッコの口は細長く伸び、サンゴの隙間に潜むエビやカニの幼生などを吸い込むようにして食べるのに適しており、水槽で飼ってると、エサの時間になると水面にやってきて、水玉をピュンピュンとばして催促するそうです。
諌早湾この一年・それにしてもこの生命力 毎日新聞 98/06/01

締め切られてから1年を過ぎ、コチコチに乾燥した干潟でも、雨が降ると無数のカニたちが出てくるそうです。過酷な環境で進化し、生き抜いて来た生命力には驚きです。
「海底遺跡」確認したら100万円 日経新聞 98/05/30

鹿児島・喜界町観光協会では、93年に目撃証言があって以来、確認されていない海底遺跡を発見したら100万円提供する捜索キャンペーンを9〜10月に行うそうです。安全のため地元プロダイバーが同行し、期間中500人の来島者を見込み、観光の起爆剤となるよう期待してるそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ソメワケヤッコ」左右にピンとはったトゲ 毎日新聞 98/05/27

体の前半が黄、後半が藍と鮮やかな色で染め分けられたソメワケヤッコ。その優雅な姿からは想像もつきませんが、エラブタにトゲがあり、普段は体側にピッタリねかせてますが、イザと言う時には、水平にピンと突き出す為、注意が必要だとか。
悠然と泳ぐ「海の貴婦人」 日経新聞 98/05/27

高知県大方町のホエールウォッチングを紹介。土佐湾とその周辺に、体長14mにもなるニタリクジラが50頭程定住してるそうです。ホエールウォッチングは1日2回、1回4時間程度で、大人5千円、見られる確立は70%位だそうです。
高齢者、ダイビングを楽しむ 日経新聞 98/05/25

日本シニアダイバーズクラブでは、高齢者の健康維持にスキューバ・ダイビングも加えたいそうです。事前の入念な健康チェックは必要ですが、海の中では足腰の負担が少なく高齢者でも楽しめ、定年後に始める人も増えてるそうです。現地に行くだけで疲れてしまう私ってヤバイのかも...(^^;;
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「ハナミノカサゴ」美しいものには棘がある 毎日新聞 98/05/20

美しいものには棘があるとよく言いいますが、ハナミノノカサゴはまさにその代表例です。しかも背鰭の付け根の毒袋が破けて棘の溝を伝わって毒が流れ出るそうです。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「コクテンフグ」腹鰭なくても一目瞭然 毎日新聞 98/05/13

フグ共通の特徴は腹ビレが見当たらないのと、何よりもそのユーモラスな顔つきだとか。コクテンフグに手ぬぐいで頬被りでもさせれば「こそ泥」を思い浮かべられるとのことですが、まさに言いえてますね。
サンゴ栄養不足・白化現象、広範囲に・豪グレートバリアリーフ 毎日新聞 98/05/06

今年3月、GBRの南に位置するヘロン島一帯のサンゴの80%に白化現象が見られ、その後その10〜20%が死滅してしまったそうです。国際環境保護団体グリンピースの調査によると、地球温暖化による海水温の上昇が原因だとか。
おさかな博士・杉浦宏の千魚一魚「トビハゼ」魚かと目を疑う容姿 毎日新聞 98/05/06

昔は深川の木場の浮いてる材木にトビハゼがいたとか。現在でも、江戸川や荒川の河口付近の干潟やアシの茂る砂泥の川岸に生息してるそうです。
海中飛行 朝日新聞 98/05/02

このゴールデンウィーク中、沖縄・石垣島に、人気者のマンタを見に、ダイバーが全国から集まってるそうです。石垣港から40分の石崎沖のマンタポイントで、水深15mの海底で待ってると幅4mにもなるマンタが現れます。新聞の1面にマンタの写真がでかでかと掲載されてました。

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