■1996年の新聞記事

水中にサンタ イルカ −海遊館で子ら大喜び− 朝日新聞 96/12/22

大阪の水族館・海遊館では、普段水槽の掃除をしているダイバーがサンタに扮して、1日7回、25日まで水槽内に現れるそうです。カマイルカも見慣れぬ珍客に、興味深げに側を泳ぎ回るそうです。
時を越え化石復活 日経新聞 96/11/29

「トリオップス」というカブトエビの飼育キットが米国から輸入され、1,200円でペット店やおもちゃ屋で売られてるそうです。卵から孵化させて5cm位になるそうで、熱帯魚といっしょに飼うとなかなか面白いかもしれません。
クレオパトラの宮殿跡発見 日経新聞 96/11/05

エジプトのアレクサンドリア沖の水深5〜6mの海中で、約2,000年前の宮殿跡が発見されました。クレオパトラやアントニウスが離宮として利用していたらしく、海岸の侵食で海に沈んだと考えられるそうです。
ダイバーの潜水料徴収は不当 朝日新聞 96/10/29

大瀬浮ナは、85年からダイバーは潜水料(迷惑料)として1回340円を漁協に払って来ましたが、それを不当だと訴えるダイバー側の主張が認められました。漁師からすればダイバーは邪魔な存在でしょうし、ダイバーからすれば海は誰のものでもない、という言い分があり、今、宮古島でも問題となっています。
警察庁長官銃撃 短銃発見できず 神田川できょうも捜索 日経新聞 96/10/28

水道橋で、水難救助隊のダイバーにより、捨てられた銃の捜索を行っています。通勤でいつも通る場所ですが、透明度数十cmの濃緑の水、1m積もったヘドロ、コイもよく生きてるな、といった状態での捜索です。腐敗臭漂う夏場でないのがせめてもの救いですが、相当大変そうです。オウムも、大瀬浮ノ手作り潜水艦を沈めたり、道路封鎖されてる時に河川を潜ってテロに向かうという噂が流れたり、下手すりゃダイビングの評判を落とす所でした。
囲い込まれたイルカを解放 静岡・富戸港 朝日新聞 96/10/23

18日から港に囲い込まれていたイルカ200頭のうち、35頭が食用に解体され、7頭が水族館に引き取られましたが、漁獲割当から残りは逃がされました。もちろん、絶滅の恐れのある動物は保護すべきでしょうし、意味ない虐殺もやってはいけないでしょう。ただ、牛や豚や鶏は食べても、可愛いからイルカやクジラは食べてはダメとか、水族館で飼うのもけしからん、というのはどうなのでしょうか。確かに飼われた固体は可哀想ですが、飼育してみないと生態というのはなかなか分からず種の保存も難しいだろうし、可愛い姿を直に見る事によって子供達も海を大切にしよう、と思うのではないでしょうか。(ちなみに私はイルカが好きで8月に御蔵島にドルフィンスイムに行ってます。でもイルカを追いかけ回してるようでちょっと気が引けました)
海底遺跡守るダイバーの輪 佐賀・唐津の玄界灘 日経新聞 96/10/12

ダイバーの働きかけによって七ツ釜の海底遺跡が、遺跡埋蔵地として保護されることになりました。砂が舞って掘り起こすのは大変でしょうが、ロマンがありますね。(もちろん勝手に掘ってはいけませんよ)
ペット600種類が大集合 東京・新宿の小田急百貨店に最大級ショップ 産経新聞 96/09/25

熱帯魚から、は虫類、小動物など、都内でも最大級のペットショップが新宿小田急にオープンしました。以前からデパート内のペットショップとしては大きな方でしたが、高島屋新宿店のオープンにそなえての改装のようです。
海水魚 観賞向け人気浮上 日経新聞 96/09/05

これまで飼育が難しいと言われていた海水魚も、飼育器具の進歩によって、挑戦する人が増えているそうです。海水魚はデリケートだし、水換えをする度に、数百〜数千円の塩代(食卓塩ではダメ!)がかかるので、結構大変ですが、海水魚の色彩の美しさって魅力ありますよね。
水の事故 死者397人 7−8月、不明25人 日経新聞 96/09/02

警視庁によると、7〜8月の海や川の水難事故での死者は397人、行方不明者は25人、負傷者は110人だったそうです。昨年と比べ、死者は81人減少しましたが、行方不明者は19人、負傷者は8人増えたそうです。皆さん、十分に注意しましょう。
魚の国の知恵くらべ(5)、体の掃除すっきり 日経新聞 96/09/01

ホンソメワケベラはヒョイヒョイと変なリズムで泳ぎますが、これがサインとなって他の魚達が寄生虫をクリーニングしてもらいにやって来るそうです。口の中に入り込んでも絶対襲われる事はない、といいますが、中には食われちゃうのもきっといるんでしょうね。
魚の国の知恵くらべ(4)、共生?だまし合いかも 日経新聞 96/08/25

よくマンタにはコバンザメが貼り付いていて、じゃま臭くないのかな?、と思ってたら、何とマンタは刺激を受ける事で快感を得ているらしいのです。コバンザメもツボを心得ていて、どこに吸い付こうか、とか考えているんでしょうか?
窓(アシカがクジラの生態調査) 日経新聞 96/08/25

カルフォルニア州立大学のモスランディング海洋研究所は、遊園地で曲芸をしていたアシカを調教して、模擬クジラに送信機を取り付けられるようにしました。今後は、アシカの背中にビデオカメラを取付けて、クジラの生態調査に乗り出すそうです。やっぱ、撮ったアシカによって作風が現れるんでしょうか?。どんな映像が撮れるのか楽しみです。
千葉・勝浦に人工砂浜、アオウミガメ産卵においで 日経新聞 96/08/23

千葉県では、2000年度の完成を目指して、興津港にアオウミガメが産卵できる人工砂浜を造成する事業を始めました。竜宮城に連れていってもらおうとしてか、捕まえたり、追いかけ回したりする、なんて事はやめましょう。
サンゴの海、サルもぐった 広島で練習、沖縄で魚とお散歩 朝日新聞 96/08/14

日本猿のモモコが久米島でダイビングをしたそうです。テレビのワイドショーでもやってましたが、特注のウエットスーツに、船からエアを送るヘルメットをかぶって、潜ってました。以前、犬を潜らせてる人もいましたが、何か無理矢理って感じがしますね。
核の海ビキニを潜った・観光ダイブを解禁 朝日新聞 96/08/14

核実験のメッカであるビキニ環礁でのダイビングが解禁になりました。水深50mと深く一般的ではありませんが、ヤギの生えた沈船の砲台が見られます。ビキニ島にはまだ放射能が残留していて島民も帰れないそうで、ちょっと潜ろうという気にはなりませんね。
パンダはサンゴも守る(WWF全面広告) 日経新聞 96/08/14

沖縄の珊瑚礁は、開発や観光客の増加で、その90%以上が死滅してしまったそうです。そこでWWF(世界自然保護基金)が、石垣島白保にサンゴ礁保護研究センターを設立する計画を進めています。詳しくは次のページまで。(私のページと同じイラストがありますが、これは同じソフトを使ってるからです (^_^;;)
 WWF Japan http://www.sakura-is.co.jp/home/wwf/
大学生ら11人が東伊豆で食中毒 伊東で会社員ら5人 朝日新聞 96/08/10

八幡野の食堂で夕食をとったダイバー5人が食中毒にかかりました。いくら港のそばだからといって、新鮮で安全という訳には行かないんですね。
遺跡保存、ダイバー結集 −佐賀・唐津で海中調査を実施− 日経新聞 96/08/06

弥生から江戸時代の土器や陶磁器片が海底に散乱する「七ツ釜海底遺跡」を保存しようと、ダイバーを中心に守る会が発足しました。でも海水の中でよく土器とか腐蝕しないでもってますね。何が見つかるのか楽しみです。

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