■御蔵島4

日 程'06.8.27〜29
内 容3ドルフィンスイム
透明度10〜20m
水 温27〜28℃ ウエットスーツ
見た魚ミナミバンドウイルカ、アオウミガメ、ソラスズメダイ、ツノダシ、ニザダイ、タカベ、キビナゴ、等
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テレビなどでイルカの映像を見るたび、またドルフィンスイムに行きたいなぁ〜と思いつつ、、、ツアーは値段がお高く、個人手配は枠が少ないため事前Fax申込み後の抽選など、宿の手配が結構大変な御蔵島。 今年こそはと思い続けて3年ぶり、4度目の御蔵島に行く事を決意し (^^;;、8/1メールで「たまのまるごと御蔵島ツアー」と、Webで東海汽船のチケットを予約した。 また、株主優待券を探していくつか金券ショップを覗くもどこも扱っておらず、急いだためちょっと高めになってしまったが、ネットオークションでゲットしておいた。 ついでに、日頃怠けきってて (^^;; 慢性疲労気味の体を少しでも水に慣らそうと、近所の市民プールでドルフィンキックもどきをやってみるが、、、悲しいかな、水深1mの水平移動で12〜13mが限界、翌週かろうじて25mに到達。 体の力を抜いて腰と膝を滑らかにしならせ、お腹の下の水を足元に追いやる、という事のようだが、、、なかなか難しいものである。

8/27(日) いよいよ出発の夜を向かえる。ウエットスーツや3点セットを入れたメッシュバックを、折りたたみ式キャリーカートに括り付けて転がしつつ、21:30 浜松町へ。駅から歩いて約10分、竹芝桟橋に到着、Web予約しておいた乗船券を購入する。 22:15 かめりあ丸に乗船、特2等はカーテンで仕切られた二段ベッドがたくさん並んでいて、毛布が最初から1枚付いている。ちなみに枕元照明がコンセントに刺さっているので、分岐コンセントを間に入れて諸々の充電も可能。 22:30 出港、23:30 には消灯となるが、良くない腰には硬い床がこたえ、なかなか寝つけず、一晩中うつらうつら状態だった。

8/28(月) 館内放送が殆ど聞こえない奥まった場所だったため、三宅島に立ち寄ったのに全く気づかず、5:00頃ふと目覚めるが、黒潮のさなかだからだろうか、船は結構な揺れ、身支度してるうちに急に船酔いしだしてしまう。6:05 御蔵島へと到着、無事に着岸した。 宿泊は港から車で3〜4分、4部屋の民宿「二郎丸」。 持参した朝食を摂って準備し、7:50 さっそく港へと向かう。

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横一列上から見ると
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去り行く大群静かに移動中
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子ウミガメもスリスリ
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ドアップ!膨らんだオッパイ
デジカメ Canon PowerShot S30
レ ン ズ INON UWL-105AD
ガイド2名、客5名で広瀬船長の「海青丸」で出港する。 天気こそあいにくの曇りだが、海はベタ凪で穏やか、水温は黒潮ど真中の28℃位、さすがに寒がりな私でもウエットスーツで十分 (^^ゞ、ウエイトは2kg。 周囲16kmの島を右回りにイルカを探しに向かう。 前半は全く気配すら見せず、まさかこのまま終わるのかと心配しだした頃、ようやく背ビレがチラホラ現れ、エントリー。 初回はまだ体も心も準備が整わず海面から見送るも、次第に落ち着いてきて3m位潜ってみると、十数頭の大きな群れが何度も登場。 もっとも静かに休憩移動中で、人に興味を示してはくれない。 時々、可愛らしい真正面顔で、こちらに一直線に近づいて来てくれるのもいるが、あまりに突然すぎて、デジカメのズームをテレからワイドに直す間もなく、しかも至近距離を1〜2回グルっと回るとあっという間に通り過ぎて行ってしまう。 そんなこんなで撮れるのは過ぎ去り行く後姿ばかり (^^;;  最後は、流れのある場所でドリフトしながらのフィッシュウォッチングで、小ぶりなウミガメも3匹出現、10:00 帰港した。

午後は 13:30出港、今度は島半分を左回りに行って戻る。 透明度は朝より若干落ちてる感じで、多少うねりも入り、さすがに2回目は疲労もたまり、ボート上で体も冷えてきてしまう。 朝の反省を踏まえ、シャッター速度1/100秒以上を確保するため、ISO感度400に設定して絞り優先モードで狙うと、潜って撮るにはちょうどいいけど、水面では白トビしがちで、とても難しい。

ハイビジョンのドでかいハウジングを持ったガイドの様子を見てみると、、、水面でイルカの動きを予測し、エントリーしたら一直線に潜って海底にスタンバイ、ズームなんかしなくても徐々にこちらに向かって来る群れ、イルカ同士のじゃれ合い、寄り添う母と子、時には興味を示してカメラに向かって来たり、生態的なシーンを的確に捉え、そして通り過ぎていくまで静かにゆったりと、最後まで余裕を持った撮影。 さすがはプロ、と言うしかない (^^ゞ

夕食前に散歩、といっても殆ど車移動だが、川田の滝、シイの巨木スダジイ、明日葉摘みなど。 夕食にはさっき摘んだ明日葉の天ぷらと酢味噌合えも登場。 夕食後はイルカログ付けと、ガイドが撮ってたビデオを見ながらのイルカレクチャー。 21:00 にはお開きで、早めの就寝となる。

8/29(火) 6:00 滝のような土砂降りの雨に起こされるが、7:00 朝食の頃にはほぼ止んでくれて、8:20 港へと向かう。 準備をしてるとまたしても激しく降り出して目も開けてられない状態、マスクを装着しての出港となる (*o*)  風でうねりも出だし、イルカは間近まで来てはくれるが、キュィーンという鳴き声は少なくお遊びモードではなく、スッと行かれてしまう。 イルカの糞煙に群がるタカベの群れ (^^;;、キラキラ輝くキビナゴの群れを背景に優雅に泳ぐイルカの姿も美しい。

10:30 帰港し、シャワー、昼食後、今朝のビデオを見つつ、清算と荷造りを済ませる。 乗船手続きはスタッフがまとめてしてくれ、間際の 13:20 宿を出て港へ行くと、ちょうどかめりあ丸がやってくるところで、うねりが入っていて多少流されてるようにも見えたが、無事着岸し 13:35 出港した。 帰りも特2等で疲れから爆睡、途中空腹で自動販売機でパンを買って食べたりしつつ、定刻10分前の 20:50 竹芝に到着、22:30 帰宅した。

なお、今回かかった費用は、東海汽船「竹芝⇔御蔵島」船代 片道 10,410円(特2等、株主優待券1枚で定価13,870円から8月は25%引)、株主優待券2枚(ネットオークションで振込料と送料込) 2,810円、1泊2日まるごと御蔵島ツアー 26,640円、追加2ドルフィンスイム 17,800円、最終日昼食 600円だった。 今回は合計約7万円とかなり高くなってしまったが、手軽に予約できる事を優先したのでいた仕方ない。 出来れば年内にもまた行きたい所だが、、、東海汽船の等級をもっと上げて、ちゃんとしたベッドマットでないと厳しいかも (^^;;

  ・ 御蔵島リンク    たまのまるごと御蔵島ツアー 今回利用したツアー
東海汽船 伊豆諸島への航路

御蔵島村公認HP 島の案内
みくらしまよろずあんないしょ 御蔵島観光協会公式ホームページ
DOLPHIN CLUB・TAG 素潜りの練習、御蔵ツアー
  


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