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勝鬨橋 (竹芝桟橋から) | 御蔵島に無事着岸 | |||||||
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ほぼ凪の海へ | 虹遊丸(にじゅうまる) | |||||||
ペアでのんびり | 背ビレの欠けたジョー | |||||||
大群通り過ぎ | お腹にコバンザメ | |||||||
まさに目の上のタンコブ | 小さなアオウミガメ | |||||||
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ヘリポートから三宅島 | カツオなど島産食材の夕食 | |||||||
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■ 主に東京・竹芝〜三宅島〜御蔵島〜八丈島航路・3代目「橘丸」('14/6就航)、東京・竹芝〜大島〜利島〜新島〜神津島航路・3代目「さるびあ丸」('20/6就航)、大型客船2隻体制の東海汽船。 6月末、さるびあ丸にシステムトラブル発生、アジマス推進器(電動駆動プロペラ)故障。 呉でドック終えた直後の橘丸、通常は慣らし運転で戻るのを、全速力で駆け付け支援に回る破目に。 8月現在もシステム制限で、速度出ず大島止りの運航中、様々影響しているとの事。 8月には橘丸にも発電機不具合発生の様子、10月のさるびあ丸ドック入りまで大丈夫!?
今年行けるのは10月かなと思ってたのだが、空き状況やWeb予約フォームで確認すると、部屋はあるもドルフィンスイムが1回しか出来ないとの事、調整して久しぶりに9月の日程、18度目となる「まるごと御蔵島ツアー」に行く事に決定。
8/22「東海汽船」のチケットをWeb購入、いつの間にやらシステム変更('22/10)あり、従来のID/PWで入れず、新規登録からで手間取ってしまう。 9月運賃は特2等¥12,680(片道)、ネット購入割引で往路¥10,150(平日/通常期-20%)、復路¥10,780(土曜/繁忙期-15%)、計¥20,930。
9/1 東京都港湾局「離島港湾情報プラットフォーム」ライブカメラ映像を公開、贅沢にも伊豆・小笠原諸島の11島17港に設置。 御蔵島は桟橋正面アングル、波の様子もはっきり見え、非常に参考になる。 従来の引きの御蔵建設(株)桟橋動画で徐々に船が近づいて来るのを確認しつつ、寄りの港湾局(YouTubeライブ配信)と見比べ、着岸の様子とか楽しめそうである。
■9/14(木) 出発の日。 17:00決定の東海汽船「本日の運行状況」を見ると、、、いつもの「☆条件付出港」。 国際気象海洋「沿岸波浪モデル予想」を見ると、波高 1〜2mの予想、19:00 宿に事前の電話確認、予定通りの出発となる。
21:10 浜松町駅へ。 駅に隣接する世界貿易センタービルは'23/3解体済み、エレベーターが使えなくなってしまい、 竹芝方面の北口改札の急な階段を軽器材と荷物を担いで降りてひと汗 (^^;;
浜松町駅から竹芝桟橋まで直結予定の「歩行者デッキ」、'26完成予定の様でまだ駅とは未接続の為、駅すぐ近くのエレベーターか、もう少し先のつづら折りのエスカレーターで地上3階のデッキへ、首都高の上を渡り、途中のオフィスタワー内のエスカレーターで2階へ降り、約500m先、竹芝桟橋へ到着。
竹芝桟橋の窓口で乗船手続き、金券ショップで事前購入していた株主優待券(9月は-35%)を渡し、差分の返金を貰おうとすると、、、 以前は予約購入時にクレカ決済まで済んでいたのが、決済はこのタイミングになったそうで、往復とも¥8,250で決済、結果¥3,530のお得に。 ちなみに、夏季用の株主優待券は有効期間4〜9月、残り1ヵ月切っていたため、往復分2枚¥900で叩売り状態。 普段は倍以上の値段だが、早々に店頭で見かけなくなる事も多く、入手出来た事自体ラッキーだったのかも。
22:15 「橘丸」に乗船、特2等はカーテン付きの二段ベッド、腰痛持ちに優しい薄手のマットレス付き。 しばしデッキでレインボーブリッジなど夜景を眺め、23:30 に消灯となる。
■9/15(金) 殆ど揺れもなく、5:00 三宅島(三池港)へ立ち寄り、定刻通り 6:00 御蔵島へ到着。 港から車で3〜4分、民宿「新・二郎丸」へ到着、食堂で持参した朝食を食べ、客室でひと休み、準備する。
8:20宿出発、8:30「虹遊丸」で出港する。 船長1名、ガイド・スタッフ3名、ゲスト6名、天気は晴れ、気温27〜32℃、風速4〜7m。 出港・帰港時はライフジャケット着用のルール、周囲16kmの島を右回りに、イルカ探しに向かう。
海はほぼ凪状態、透明度は8〜25m位、水温27〜28℃、ウエットスーツ、ラッシュガード、ウエイト3kg。 2時間でエントリーは8回まで、船長とガイドがイルカの動きを読み、今回はほぼ左舷から入るよう指示ありGOサイン、素早く入ればイルカとの遭遇率は約9割。
なかなかイルカ現れずハラハラ、元根あたりでようやく登場。 背ビレが大きく切れた有名な個体・ジョー、体がとても大きく、フレンドリーでゲストの間を縫うように泳いで顧客サービス!? お互いに胸ビレで撫で合うラビング、親愛の行為。 スタッフも今年初という位の大きな大群。 ダルマザメに食い千切られた痛々しい新しい傷。 大型のサメにガブリと齧られた跡のある赤ちゃん、ひとまず無事の様子。
宿でカレーの昼食、ひと休み。 午後は13:30出港、同じく右回り。
またまた前半気配なく、元根過ぎて登場。 ひたすら頭フリフリ、海底の砂にスリスリ、2匹のコバンザメを嫌がっている様子。 ジョーの娘、おジョーも登場。 深場を静かに移動する親子。 岸近くは濁り、後半はややうねり入り体力消耗。
ひと休み後、島内ドライブと明日葉積み。 川田橋の爽やかな沢。 今年3月、村役場前に設置、青いイルカポスト、SNSでも大きな話題だと。 ヘリポートで夕日待ち、残念ながら雲間に隠れてしまうも、三宅島と雲の雄大な景色。
18:00 島産食材を使った夕食、カツオの刺身、明日葉サラスパ、筍のガーリック炒めなど。 食後はガイドの撮っていたビデオを見ながらのログ付け、イルカレクチャー。
■9/16(土) 毎朝6時入港に向け、朝食など宿の準備が始まり、御蔵の朝は早い。 午前のドルフィンスイムの空き待ち(2番目)だが、到着陣はベテラン勢との事、海も穏やか、気分悪くてキャンセルとか期待薄。 案の定、皆さん元気良く到着、午前中は空き時間に決定〜(ToT)
焼鮭の和食朝食、帰り便の乗船手続きはスタッフが纏めて行ってくれるので乗船券渡し、到着陣と部屋重なるため荷造りを済ます。 空き時間をどう過ごそうか思案、、、ガイド無しで入れる森の1つ・タンテイロの森を散策、8:30開館・御蔵島観光資料館の見学、10:00開店・ふくまる商店で買い物、御蔵稲荷神社に参拝など、プラン立て出発。
しかし朝っぱらから炎天下、気温30℃、湿度85%、平坦な道がほぼない御蔵島、急な坂道続き、宿からタンテイロの森の入口、ナラン川の舟木橋まで約600m、もう大汗でひと休み (^^;; 急こう配の坂登り、途中に竹林の爽やかな景色も、雑草や蜘蛛の巣かき分け、約200m登った先には、、、巨木はどれ!?という感じ。 やぶ蚊大群に長居も出来ず、そそくさと降りると、一歩ごとに感じる昨日からの足の疲れ...
もうギブアップと、宿に戻りシャワーで汗流し、そのまま冷房効いた処で休みたかったのだが、部屋に空き無し。 しまぽを使い切るためにも、もうひと踏ん張り、ふくまる商店へ、ジェラートで季節限定の焼き芋&ベリーのWカップ、 初めて見たかぶつ柿の種、いつものイルカ饅頭と、¥1,900円分購入。 ジェラートで一瞬涼むも、帰り道は約350m、高低差44mの上り坂 (T^T)
港へ送迎して貰い、12:40 出港、疲れで爆睡。 橘丸の船内レストラン、いわゆる茶色いメニューばかり、、、辛うじて野菜の入った、茄子のアラビアータ(¥1,100)、時間かかった分、ちゃんと注文から茹でたであろう細いパスタ、茄子も大きいのがゴロリ、きちんと美味しい。 東京湾内で大型コンテナ船出港待ち発生との事、約1時間遅れ、20:40 竹芝桟橋に到着した。
■ 今回かかった費用は、東海汽船「竹芝⇔御蔵島」往復 ¥17,400(特二等)、まるごと御蔵島ツアー ¥27,000(リピーター割引、1ドルフィンスイム、1泊3食付、'23料金改定+¥1,000)、追加ドルフィンスイム1回 ¥11,500('23料金改定+¥1,000)だった。
現在、東京11島内の加盟店・竹芝一部店舗で利用可能、電子しまぽが展開中、1口 10,000円分の宿泊旅行商品券が7,000円、つまり3割引きと大盤振る舞い。 スマホで手続き、夜間で身分証確認(写メ送付)も心配されたが暫くしたらOK、クレカ決済で4口購入28,000円、これが、しまぽ通貨40,000円分となる。
合計ツアー代は38,500円。 しまぽ利用は1,000円単位のため500円は現金払い、残り38,000円分をしまぽ払い、余ったしまぽ2,000円分はふくまる商店で土産物購入に。 色々計算ややこしいが、、、支出28,500円に対し、利用40,500円、つまり12,000円のオトク。 来年3月末までとの事だが、ぜひとも継続して欲しいものである。
まるごと御蔵島ツアー、なんと来年は20thアニバーサリーとの事、今回ギリギリの予約で危うかったが、来年はお祝いのリピーターさんで混む事もあるだろうか、早めの予定で臨みたいものである。
■なお、今回新調したGoPro HERO11。 お手軽なのは、片手で握るハンドグリップタイプだが、ダイビングでは水中ライトやマクロレンズも使いたいので、L型のD5ホルダーをチョイス、先端にダイレクトベースIII(球体のジョイント部)を取り付け、水中ライトやレンズホルダー(外したレンズの固定皿)を繋いでいく形になる。
今回、ドルフィンスイム用の最小構成でも結構ずっしり、実測で陸上重量793g、カメラ本体もハウジングも小さく空気が殆ど無く、水中ではかなり沈む感じ。 次回はダイビングになるだろうか、水中ビデオライトなどフルセットの感触、マクロレンズでどれだけ寄れるのか等、楽しみである。
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