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曇天の出港... | 海水面に豪雨の波紋 | |
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有名な小枝枝雄(背に白斑) | 胸ビレでラビング | |
コバンザメで皮膚ただれ | ようやく晴れ! | |
目ヂカラ | 群れで登場 | |
折角の目線も画面切れ... | タカベの大群 | |
親子 | 帰りは晴天〜 | |
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■ 新型コロナウイルスも2年目、春からGWの第4波、5月末まで東京他9都道府県に3回目の緊急事態宣言、いよいよ東京五輪まであと2ヵ月も、感染者数高止まり・医療逼迫が続く状況。 今年はダイビングもドルフィンスイムも無理かと思っていたのだが、、、
緊急事態宣言の開けた頃なら、状況も落ち着いて行けそうかと、16度目となる「まるごと御蔵島ツアー」に行く事に決定。 5/24(月) 新しくなったWebフォームから予約、「東海汽船」のチケットをWeb購入する。 6月の運賃は特2等¥11,460(片道)がネット割引(通常期20%)で¥9,170、往復で¥18,340。
と、まさかの緊急事態宣言延長、ツアーはより対策強化で開催との事、予定通り行く事にし、東海汽船の株主優待券(4〜9月版)をWeb金券ショップで往復用2枚購入¥1,200(+送料¥140+振込¥100)。 4〜6月は35%引¥7,450となり、結果¥2,000のお得に。
それにしても今年の異常気象、九州から東海は記録的に早い梅雨入りなのに、関東はずっとお預け状態。 出発1週間前は、ちょうど到着日から連日雨の予報だったのが、前日には曇りor晴れの予報に (^^;;。
■6/13(日) 出発の日。 17:00 東海汽船「本日の運行状況」を見ると、、、いつもの「☆条件付出港」ではなく、「○就航」。 国際気象海洋「沿岸波浪モデル予想」を見ると、波高0.5〜1.5mの穏やかな予想、風速も5〜6m/s、19:20 宿に事前の電話確認、無事の出発となる。
21:30 浜松町駅へ。 竹芝方面の北口改札は急な階段しかなく、軽器材一式を持っているため、南口改札を出て右側、モノレール方面の短いエスカレーターを降り、左側のエレベーターで世界貿易センタービルから地上に降りれば、多少回り道になるが楽ちん。 と、、、1階の飲み屋街が全て閉店!? コロナ影響か思いきや、'21/8からビル解体との事。 次回からはこのルートは使えなくなる事に。
浜松町駅から竹芝桟橋まで直結予定の「歩行者デッキ」、完成は'26予定の様でまだ駅とは未接続。 駅から数十m先、つづら折りのエスカレーターか、もう少し先の首都高手前のエレベーターで上へ。 景色の良い地上3階を歩いて首都高を越え、途中のオフィスタワーのエスカレーターで2階へ降り、約500m先、竹芝桟橋へ到着。 予約Noで乗船券受け取り、優待券で差額返金される。22:15 カメラで検温して乗船。 この時期、いつもの橘丸はドック入り(客船配船予定表)、今回は去年6月に就航した新・3代目「さるびあ丸」に初乗船、22:30 出港。 橘丸とほぼ同等の設備、特2等のカーテン付きの二段ベッド、上るのは梯子でなく階段なのが大きな違い、通常は空きがあっても清掃等の都合だろうか詰めて配置されるのだが、コロナ対策で分散配置され静か、腰痛持ちに優しい薄手のマットレス付きが有難い(旧さるびあ丸にはなかった)。 しばしデッキでレインボーブリッジなど夜景を眺め、23:30 に消灯となる。
■6/14(月) 殆ど揺れもなく、5:00 三宅島へ立ち寄り、定刻通り 6:00 御蔵島へ到着。 非接触体温計でチェック、港から車で3〜4分、民宿「新・二郎丸」へ到着、3客室は満室、休憩室で持参した朝食を食べてひと休み、準備する。
7:50宿出発、車内はマスク着用、降りる時に外して車内天井のフックへ、8:00「虹遊丸」で出港する。 ガイド・スタッフ2〜3名、ゲスト4〜5名、天気は雨時々豪雨 (ToT)、気温22〜25℃、風速0〜5m。 出港・帰港時は腰にベルトタイプのライフジャケット着用のルール、周囲16kmの島を左回りに一周、イルカ探しに向かう。
海は凪、黒潮は入っているが、雨の影響で岸近くは濁り、透明度は3〜20m位、水温24〜25℃でウエットスーツ、ラッシュガード、ウエイト4kg。 2時間でエントリーは5〜8回位、今回イルカの出るエリアが限られ移動長く回数は少なめ、船長とガイドがイルカの動きを読み、右舷左舷どちらから入るよう指示ありGOサイン、素早く入ればイルカとの遭遇率は約9割。
出港は小雨、途中怪しい雲立ち込め、雨粒が痛いほど豪雨。 イルカの気配全くなく、ずっと移動、寒さに皆ボートコート。 島北東の元根から、島東のスバル根の間にようやく沢山のイルカたち、海に入った方が温かい。 '19/7に見た、腹に大型サメらしきかじり跡のあるハガタちゃん!?、傷も薄くなり元気。 テケマユの子らしき、まだ胎児線残る赤ちゃんイルカ。 背中にシロクマ型の白斑で分かり易くて有名、小枝枝雄など。
宿で冷やしうどんの昼食、検温して一休み。
午後は13:30出港、同じく左回り、出港してすぐ、三ツ穴と呼ばれるポイントに早速登場。 背ビレの形からセンヌキ、一昨年の子が凹みがあって正にクギヌキ。 一方が仰向けになり、お互いに胸ビレで擦り合い、親愛のラビング(rubbing)。 またしても雨で寒い、長い移動、スバル根北側に少々。 立派な背ビレのオルカ、口元に蔓脚類ミミエボシらしき生物が付着。 ミナミハンドウイルカの特徴、加齢と共に増える腹部の斑点、御蔵島で'94から行われている個体識別調査で、平均7.1才で生殖孔付近から出来てくると判明したそうで。
今回、東京は緊急事態宣言下という事で、島内を出歩く事はNG、島内ドライブも中止、しばし休息。 18:00 島産食材を使った夕食、マグロの刺身、明日葉のナムルなど。 食後はガイドの撮っていたビデオを見ながらのログ付け、イルカレクチャー。
■6/15(火) やっと天候回復、8:00出港、この日は逆に右回り、島北部の障子根から島東部のスバル根までの短い区間に集中。 オオナミコナミに尾ビレ奇形らしき子。 去年は不漁だったとの事だか、タカベ大群。 コバンザメに痛々しく肌のただれたイルカ、いずれ離れてくれればすぐに治るとの事。 アゴカケと去年生まれの子。
今回、外食も出来ず、昼食のカレーはサービス。 島内ドライブもなかった分という事で、今回ガイド撮影の動画DVDもプレゼントでかえってラッキー。 荷造り、精算、ログ付けを済ませ、12:00迄に乗船券引換の必要あり送迎、港待合所2Fで乗船手続、売店はクローズで土産も買えず。 12:30 出港、特2等は殆ど乗客もなく、往復とも席番1番 (^^;; 船の食堂もクローズ、する事もなく爆睡。 案内モニターでは到着予定をリアルタイム表示、15分遅れとなっていた時もあったが、結局、19:40 定刻15分前に竹芝桟橋に到着した。
■ 今回かかった費用は、東海汽船「竹芝⇔御蔵島」往復 ¥16,340、まるごと御蔵島ツアー ¥25,000(リピーター、1ドルフィンスイム、1泊3食付)、追加ドルフィンスイム2回 ¥19,000だった。
コロナ禍2年目にして、ようやくワクチン接種も本格化、東京五輪も無事開催できるのか、出来たとしてもリバウンドが心配、、、 来年こそ落ち着いて日常生活を取り戻し、自由に潜りに行ける様になって欲しいものである。
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