■御蔵島11

日 程2013.6.13〜15
内 容2ドルフィンスイム
透明度10〜15m
水 温21〜22℃ ウエットスーツ(フード、インナーベスト)
見た魚ミナミバンドウイルカ、アオウミガメ、ニザダイ、タカベ、キビナゴ、等
You Tube HD動画 (7分41秒)
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出港子ウミガメ
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群れで登場眠気まなこ
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矯正が必要!?胸ビレで触れ合い
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胎児しわタカベの群れ
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ふくまる商店ベリー&明日葉ジェラート
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宿の入口無事に着岸
デジタルムービー Canon iVIS HF M41
ハウジング Canon WP-V3
ワイドレンズ INON UWL-H100 28M67 Type2

今年はちょっと早めの夏休みが取れることになり、やっぱり恒例のイルカということで、8度目となる「たまのまるごと御蔵島ツアー」に 6/3 メール予約する。 併せて東海汽船のチケットをWeb購入、クレジットカード決済で定価は片道¥11,820、行きは平日等の通常期で20%引(¥9,460)、帰りは金土や7〜8月等の繁忙期で15%引(¥10,050)となる。 ヤフオクならもう少し安く入手できるのだが、落札・入金・郵送の時間的余裕がないため、金券ショップの大黒屋で東海汽船の株主優待券を往復2枚購入する。

6/13(木) まさかの台風3号の出現にやきもきさせられつつ、いよいよ出発の日。 台風は低気圧に変わるも関西方面で停滞、前日の東海汽船は欠航、天候は回復しつつあるも今日の午後便は御蔵島に着岸出来ていない状況。。。  諦め半分で荷造りし、夕方に東海汽船のHPを見ると、、、条件付出港のいつもの「☆マーク」で出港は確定。 雨風の影響で濁りやうねりも残るだろうから、来週に繰り越そうかとも悩んだが、休みの確保は難しそう。 御蔵島に着岸出来ず八丈島まで行き、帰りも着岸出来ず、そのまま竹芝桟橋に戻って来る最悪の22時間の船旅、八丈島流し (^^;; も覚悟し、行く事に決める。

雨降る中、メッシュバックを折りたたみ式キャリーカートに括り付け 21:30 浜松町駅へ。 途中のコンビニで翌日の朝食を買いながら、駅から歩いて約10分で竹芝桟橋に到着、Web購入しておいた乗船券を受け取り、株主優待券35%割引との差分¥1,770を返金される。 22:10 雨の日なのからか、飛行機の様なボーディングブリッジから「さるびあ丸」に乗船、22:20 出港。特2等のカーテン付きの二段ベッド、硬い床で毛布1枚付き。しばしデッキで雨に霞むレインボーブリッジなど夜景を眺め、23:30 に消灯となる。

6/14(金) 東京湾を出ると蛇行の結構な揺れで、やっぱ着岸は無理そうかなとうたた寝状態。 しかし4時頃にはようやく揺れも治まり、5:00 三宅島西側の錆ヶ浜港に寄り、6:05 御蔵島へ到着、北東の風からかいつもとは反対となる桟橋の南側へ無事着岸する。 港から車で3〜4分、4部屋の民宿「二郎丸」へ到着する。 ただやはり海況は良くなく、午前のドルフィンスイムはお勧めできないとの事、持参した朝食を食べて一休みする事に。 素潜りが初めてというゲストは、港での練習へと向かう。

11:00 宿で早めの昼食、11:50 車で港へ向かい、12:00 広瀬船長の「海青丸II」で出港する。 天気は回復して晴れ時々曇り、北東の風のため島の西側はほとんど凪状態、周囲16kmの島を左回りに半周、イルカを探しに向かう。 透明度は10〜15m位、水温は21〜22℃でウエットスーツにインナーベスト、ウエイトは3kg。 2時間でエントリーは10回位、イルカの動きを読んで船長がGOサインをくれるので、素早く入ればイルカとの遭遇率は8〜9割。

サメにでもかじられたのだろうか、右後ろ脚に欠けた跡のある子ウミガメ。 水の抵抗がなく楽に泳げるよう、子イルカが母イルカの腹の下に付いたカルフポジション。 歯を見せるイルカ、良く見ると下の中ほどの歯2本がくっ付いた様に曲がって生えており、矯正が必要!? (^^;;  お互いにヒレで触れ合いながら泳ぐラビング。 尾ビレに付いたフサフサしたものは藻ではなく甲殻類の仲間。 体の傷などの特徴から個体識別され、背ビレの上がちょっと欠けたのが「センヌキ」、あごのしゃくれたのが「カールちゃん」、背中にシロクマみたいな白い斑点のあるのがなぜだか「小枝枝男」との事。 お腹にいた時の名残り、まだ胎児しわの残る赤ちゃんイルカも。 最近はイルカ船も余り出てなかったせいか、フレンドリーな感じのイルカがたくさん寄って来てくれ、大当りの回となった。

16:00 車で散策へ、高台からの雄大な景色は残念ながら濃霧で全く見えず、巨木のシダジイで記念撮影、いつもの明日葉摘み。 ちなみに食べ頃なのは大きな葉の下に隠れた、まだ葉が広がっていない状態の若葉、すれ違う車のダッシュボードにも摘まれた明日葉の束があるのが御蔵島のあるある (^^;;  18:00 夕食、船長差し入れのキメジマグロの刺身、シイラのフライ、さっき摘んだ明日葉のゴマ和えなど、島産メニューがたっぷり。 19:00 ガイドの撮っていたビデオを見ながらのログ付け、イルカレクチャーも。

6/15(土) 5:00 まさかの土砂降りに目が覚めてしまう。 6:20 朝便でのゲストが到着、入れ替わりに朝食、7:50 港へと向かう。 8:00 出港、今日はイルカ船も多いせいか、なんだかつれない感じのイルカたち。 昨日も見た「小枝枝男」は今日は深場を静かに移動中。 御蔵イチ(?)のしゃくれこと「子しゃくれ」。 島南東の三角岩「元根」を越えるとうねりも大きく、最近あった土砂崩れの濁りも残っているそうで、ここでUターン。 海底で仰向けになり、背中をスリスリしているイルカたち。 何があったのだろうか?、頭を激しくフリフリし、人の間を泳ぎ回る若いオスイルカ。 何だかフン幕を張るイルカがとても多かったような感じなのだが、まさか大雨続きでイルカたちのお腹がゆるくなったという事はない!? (^^ゞ

11:30 「ふくまる商店」でハヤシラシス(¥700)、ベリー&明日葉のジェラートW(¥450)、急いで宿に戻り、ガイドの撮ったビデオを見つつログ付けして精算。 慌しく器材を荷造り。 12:10 港へ送ってもらい、待合室2Fで乗船受付、優待券で復路分の¥2,360返金。 12:50 乗船、12:55 出港、20:30 定刻通り竹芝桟橋に到着した。

なお今回かかった費用は、東海汽船「竹芝⇔御蔵島」船代 往復 15,380円(6月は株主優待券で35%引)、株主優待券2枚 2,400円、まるごと御蔵島ツアー23,640円(1ドルフィンスイム、1泊3食付き)だった。

なお来年の2014年7月、東海汽船「かめりあ丸」が引退、後継に大型客船スーパーエコシップ「橘丸」が就航予定との事。 さるびあ丸と比較すると、重量5,000t→5,700t、幅15m→17m、全長120m→118m、定員816名→八丈島まで(近海区域)約600人〜御蔵島まで(沿海区域)約1,000名と、ほぼ同じような大きさ。 当然ながら燃費など性能は向上、二等座席は廃止する換わりに二等和室の頭部分に仕切りが付いたり、エレベーターが付いたり快適性も向上、揺れ防止や騒音などどう良くなるのか気になる所。 船体カラーは東海汽船ブルー(?)ではなく、初代と同じ独特のイエローで賛否両論あるようだが、、、来年の就航が楽しみである。


  ・ 御蔵島リンク    たまのまるごと御蔵島ツアー 今回利用したツアー
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