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第20回目の「マリンダイビングフェア2012」が、東京・池袋サンシャインシティで開催され、4/6(金) 14:00〜16:00 に行ってきました。 久々の平日の見学、やはり土日より空いてて、じっくり話を聞き易かったりします。
ダイビング器材の新製品が発表されていた「ダイビングフェスティバル」が2年前から業者向けの「DIVE BIZ SHOW」になってしまい、一般ダイバーが新製品情報に触れる機会がなくなってしまった今、「マリンダイビングフェア」でダイビング器材の出展をもっともっと増やして欲しいと感じるのは私だけでしょうか...!?
日本全国ダイビングゾーン、沖縄ゾーン、海と島の旅フェア、飲食&休憩コーナー
■日本全国ダイビングゾーンは小笠原、神津島、勝浦、佐渡、沖永良部など9ブース、沖縄ゾーンは恩納村、石垣島、西表島、久米島、宮古島の5ブース、ダイビングスクールゾーンは3ブース。 小笠原は世界遺産認定証も展示、やはり人気上昇に伴い、望み通りの宿は取りにくくなってきているとの事。 ■海あそびコーナーでは、リニューアルしたサンシャイン水族館が、デコレーションケーキ型の大型水槽を展示。 ■海外の海と島の旅フェアは47ブースと例年通りの賑わい、フィリピンではフィリピン水族館と銘打ち複数の水槽も展示。 ■飲食&休憩コーナーは恒例のブルーシールのアイス、サーターアンダギー、沖縄食堂のソーキそば、沖縄オム焼きそばなど。 | |
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水中デジカメ・ギアメーカーゾーン、マリングッズゾーン
■TBSテレビ「夢の扉+」(2/26)でも取り上げられた、(株)マリンコムズ琉球で開発中の水中可視光通信装置「IB-001D」。 水中で会話のできる新しいダイビング器材で、フルフェイスマスクのマイクで話した事が、手に持ったLED型水中ライトの可視光を用いて30m先まで相手に届き、マスク脇の骨伝導式スピーカーで聞き取れるというもの。 バッテリーは4時間、2チャンネル切替で例えばガイド⇔客、客⇔客での会話が可能、グラスボートなど海面上との会話も可能。 体験ダイビングやダイビング講習、水中作業や救助活動などを行うプロダイバーなどを想定、現状は一式約30万円、この夏は沖縄で複数台の貸出テストを行うとの事。 普段は水中では話せないという前提で潜っていて、そういうニーズがあると想像し難いかもしれませんが、耳の不自由なダイバーが水中で楽しそうに手話で会話しているというのを見た事もあります。 普及にはまずはコストダウン、機能的には手がふさがってしまう、ライトを相手に向けなくては話せない、相手に気付かせるためのアラームを付けるなど、改善も必要でしょうか。 光の指向性は約85度との事、例えば到達距離はもっと短くてよいから光源ユニットを4つ背向かいに使って360度カバーして、頭の上に付けてフリーハンド化するとかは無理!? ■撮影器材で気になったのが、Recseaの3Dビデオ用ハウジング「RVH-TD10」。 なかなか普及しない3Dビデオですが、紅海で撮ったという3D水中映像を見ると、 画面が暗くなる、何だか目がチカチカする、遠中近の段階が粗いのか人工的な感じがしてしまう、などなどあるものの、やはり楽しいもの。 しかし、サンゴから魚がワッと飛び出すシーンを見せてもらうと、、、んっ、何だか迫力不足!? よくよく考えてみると、レンズ窓が横長の長方形で、対応するワイコンがないから!? 他のブースで聞いてもまだまだ考えられていないようで、単純に2〜3回り大きなワイコンにするとスゴイお値段になりそうとの事。 3Dビデオカメラ、ハウジング、3Dモニターまで揃えると少なくとも50万円!、やはりまだまだ先の話なのでしょうか? | |
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