■石垣島2

本 数178〜180本目
日 程03.8.5〜8.8
内 容ファンダイビング
場 所3ボート:川平石崎マンタスクランブル(2本)、大崎ハナゴイリーフ
透明度15〜30m
水 温29〜31℃ ウエットスーツ
見た魚オニイトマキエイ、コバンザメ、ホンソメワケベラ、モンガラカワハギ、ベニハナダイ、キツネアマダイ、キホシスズメダイ、シコクスズメダイ、クロスズメダイ幼魚、レモンスズメダイ、ロクセンヤッコ、ツノダシ、ニシキヤッコ、キンセンハゼ、ヒレグロベラ、ヤシャベラ、フタスジタマガシラ、クレナイニセスズメ、ハタタテハゼ、クロユリハゼ、ヒレフリサンカクハゼ、オドリハゼ、クビアカハゼ、アオギハゼ、メガネゴンベ、ユメウメイロ、ハナタカサゴ、クマノミ、カクレクマノミ、ハナミノカサゴ、オウゴンニジギンポ、ミヤコテングハギ、オトヒメエビ、ムチカラマツエビ、ドクウツボ、等


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今年の夏休みは仕事の都合上、早めに取れることになり、いつもと違ったとこへ行こうと思い立つが、、、海外に行く程の日程は無理だし、沖縄方面でどこがいいかなぁ〜と考えることしばし。 ここ最近はイルカづいてて、何か大物が見たいなぁ〜というとこに行き着き (^^ゞ、ダイビングを始めた年から8年ぶりとなる石垣島に、マンタを見に行く事にした。 7/14 いつものツアー会社PITにメールで依頼し、7/17 料金を振り込んだ。

8/5(火) 6:00 家を出て、路線バス、横須賀線で 6:45 横浜駅へ、6:52 京急に乗り換え、京急蒲田で乗り継ぎ、7:20 羽田空港に到着する。 8:15 ANA121便で離陸、10:20 那覇空港に着陸。 ANK433便に乗り継いで 11:00 離陸、羽田空港はピーカンなのに、11:40 雨降りしきる石垣空港に着陸する。 到着日のオプションDIVを事前に予約しておいたため、空港のスタンドでソーキそばの昼食、送迎を待つ。 13:00 雨降る中、DSまで約15分。 しかし手続き、準備している内に何とか雨はあがって来た。

この日はまだお盆前という事で、ダイビング客は1人で、他にスノーケル客が4人。 台風10号が迫ってきている事や天候などから、当初の予定では大崎辺りという事だったが、、、風は殆どなく、そして強い要望から (^^;; とりあえずマンタスクランブルを目指す事となった。 ポイントまでは約40分、水面はまるで鏡のような穏やかさ、後は晴れてさえいれば言う事なしという状態で無事ポイントに到着。 7〜8隻のボートが集まってる中、早速準備する。

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ハタタテハゼ一家?マンタ!
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マンタ!!丸めた頭鰭
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ペアでホバリングムチカラマツエビ
デジカメ Canon PowerShot S30
ストロボ INON D-180
レ ン ズ INON UWL-105AD,UCL-165AD


15:03-15:57 いよいよ「川平石崎マンタスクランブル」で潜る。 水温は29〜31℃、透明度は20〜30m、ここ最近の水温上昇からまたサンゴの白化が懸念されているが、ここはまだ大丈夫そうな感じである。 何だかハタタテハゼやクレナイニセスズメがあちこちに異様に多いのだが、その影響という事はあるのだろうか?  目を皿のようにして辺りを見回すが、前半は影も形もなく、このまま終わるのかと思いかけた頃、ついに1枚のマンタが登場! 大きさは4m位だろうか、尻尾が切れてるのか短い感じ。 オスだそうで、まさに優雅に舞う感じで、ホンソメワケベラなどからクリーニングを受けている。 根の7合目辺りに掴まり、大勢のダイバーが見守る中、のんびりと約20分もホバーリング。 それにしても、スノーケルのお客はマンタを水面から見られたそうで、、、何とまぁうらやましいばかり (^^ゞ

8/6(水) 7:00 宿のレストランで朝食、8:30 送迎、一度DSに立ち寄ってから港へと向かう。 この日の午後は4mの高波の予報のため、行ける内にと、10:06-10:57 またまた「川平石崎マンタスクランブル」で潜る。 今回は10分程でマンタが登場、しかも3枚!  一番小さな 2.5m位のが見事な宙返りを見せてくれた。 頭の両脇の頭鰭を、まさに糸巻のようにくるっと丸めたり伸ばしたりしている。 果たしてダイバー達をどう見ているのだろうか、優しそうでちょっと寂しげな目をしている。 残り2枚は根をあちこち変えながら、何度も姿を見せてくれた。 待ってる途中、ダイバーにすっかり慣れてしまってるのだろうか、全く動じないメガネゴンベを発見。 オレンジ色のイソギンチャクの様な感じの鼻毛 (^^;; を、15cm位の至近距離でまじまじと観察する。 最後は、まだマンタがそこにいるのに、残念ながらお時間となり、泣く泣くエギジット。。。

戻る途中の湾内にボートを留めて、早めのお弁当となるが、、、マンタが何度もすぐ目の前に来てくれて息ごらえし過ぎたせいなのか、頭痛を起こしてしまい、お昼は食べられず、昼寝して回復を待つ。 予報では、かなりの荒れ模様になるはずだったのだが、波は穏やかで空はピーカン、、、本島が直撃寸前とは嘘のようである。

13:25-14:20 今度は「大崎ハナゴイリーフ」で潜る。 湾内の浅瀬だけに、さすがにここは礫場となってしまってるが、ユビエダハマザンゴなどが群生しているポイント。 砂地にはヒレフリサンカクハゼやオドリハゼがフリフリしているが、先程の頭痛もあり、遠くから眺めるにとどめる。 ムチカラマツを見ると、肉眼でかろうじて見える5mm位のガラスハゼ、そしてムチカラマツエビ。 岩穴の中には、ハナミノカサゴ、アカマツカサ、アオギハゼの群れなどがのんびりと漂っていた。

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川平公園シーサー手作り体験
8/7(木) 台風が本島上陸という事で、石垣も波高6m!! の予報で、午後からダイビングの予定となる。 8:40 ホテルから徒歩3〜4分の「石垣島レンタカー」に行き、スターレットで島内観光へと出かける。 ゴールド免許なのだが、、、確か離島ばかり4回目の運転 (^^ゞ  あくまでのんびりと安全運転で、時間もあまりない事だし、島の南半分を時計回りに回る。 台風の余波で風は結構吹いてるものの、天気は一瞬でも車から降りるのが嫌になるほどのピーカン。 沖縄の人は歩かない、というのも十分に納得である (^^;;  島の西端の御神崎から海を見るとさすがに大荒れの状態である。 湾内の川平公園は穏やかなものでパンフレットで良く見る美しい風景が広がり、グラスボートが頻繁に出ている。 島の東側の白保を回り、帰りしな、ダイビングボートが泊めてある港を見ると、、、んっ、ボートが一隻残らず上げられてる!?

13:00 DSの送迎があるが、案の定、本日のダイビングは中止...(TOT)  器材を引き取り、ホテルへ送ってもらうが、部屋は清掃中。。。 時間潰しも兼ねて、ホテルから徒歩4〜5分、前日に目をつけていたシーサー手作り体験の「桃源窯」へ出かける。 10cm位の壁掛けタイプなら、1〜2時間位で作れて 2,000円、乾燥して焼いて3週間位後に送料 1,500円で郵送してくれる。 手順を教えてもらうが、作り方は実に簡単。 土台は用意されてるので、1つ1つ部品を作り、土台の表面を竹串で傷付け、水で溶いた粘土を接着剤にして貼り付けるだけ。 見本を見つつ作るが、粘土遊びと侮るなかれ、なかなか思うように形作れないものである。 立体感と迫力を出すためには大胆に部品を作り、ビシッと一発で貼り付けるべきなのだろうが、、、どの位の分量や太さがいいのか加減が難しく、しっかり付けなくてはと何度も押さえたり、表面のヒビを直したり形を整えようとしている内に、どんどん潰れて平面的になってしまう。 シーサーにセオリーはないのだから、オリジナリティ溢れるものを作ろうという目論みは早々に打ち砕かれ、素直に見本通りに作ったつもりが、ブタっ鼻の太陽みたいになってしまった (^^ゞ  それでも無事に焼きあがってきてくれると嬉しいのだが。。。 (8/23 ひび割れも欠ける事もなく、無事に到着〜(^-^)\)

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竹富島の水牛車観光郵便局のシーサー
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竹富島の集落ハイビスカス
8/8(金) 最終日は昼便で帰る為、午前中は竹富島へ観光に出かける。 8:15 ホテルをチェックアウトし、徒歩5〜6分、離島桟橋の「安栄観光チケット売り場」で往復乗船券(1,100円)を購入、船着場へと向かう。 8:30出港、12〜13分ですぐ目と鼻の先の竹富島へと到着する。 最高標高 24m、周囲 9.2km の小さくて平たい島で、「竹富水牛車観光」の送迎車で集落へと向かい、水牛車(1,000円)の出発を待つ。 9:20 渋いオジィの案内かと思いきや、、、予想に反してテーマパークのノリの若いお兄さんが登場 (^^;;  賢いもので、水牛はコースを覚えてて自ら進み、狭い道のコーナリングも大した物、日陰に入るとすぐ止まるのを尻を叩かれつつ、集落内を30〜40分かけて回る。 要所要所を案内しつつ、三線の披露あり、諸々小ネタも挟みつつ (^^ゞ、あっという間に到着する。

しばし集落内を散策しようとするが、、、一歩日なたに出るとチリチリ皮膚の焼ける音がする位の強烈な日差し、水牛がすぐ止まってしまうのも十分納得 (^^;;  それでも折角だからと高さ5m位の「なごみの塔」に登ると周囲が360度見回せて気持ちよい。 1時間 300円のレンタルサイクルもあるが、時間と体力 (^^ゞ がないのでパス。 もちろん、各ビーチへの送迎車、島内観光バス、グラスボートなども適宜あり(各有料)、星砂の浜とか有名である。 何も飾り気のない昔ながらの赤瓦の屋根に、サンゴ礁の石灰岩を積んだ塀の集落。 殆どのお客は数時間滞在の日帰りだそうだが、ここに泊まって何もしない優雅な日々を過ごすというのも良いのかも。 実際、そんな著名人もいるとかいないとか。。。

10:45 竹富島を出港、11:00 離島桟橋へ到着。 ホテルで預かってもらってたキャスターバックを引き取り、徒歩3〜4分のバスターミナルへ、11:30 路線バス(200円)で 11:48 石垣空港へ到着。 既に沖縄は過ぎたものの、九州四国あたりにまだいる台風の影響なのだろうか、欠航やキャンセル待ちなのか結構な混雑の中、慌てて搭乗手続きをする。 到着遅れの ANK434便で 12:50 離陸するが、石垣空港は滑走路が短いため、エンジンフルスロットル状態から、一気に急発進させるのでかなりの加速感が味わえ (^^ゞ、13:30 那覇空港へ着陸。 すぐに乗り換えるも、やはり台風の混乱で滑走路手前で待たされることしばし、ANA128便で 14:10 離陸する。 途中結構揺れつつも、歩みの遅い台風を追い越し、16:15 羽田に無事着陸、18:00 帰宅した。

なお今回かかった費用は、ツアー費(3泊4日3朝食、4ボートDIV)116,000円、台風による2DIV中止の返金 ?円(後日ツアー会社から)、追加1DIVと昼食 11,025円、レンタカー4時間 4,000円+ガソリン 926円(76.8km)、シーサー作り体験 3,500円、竹富島観光 2,100円である。 今回は台風10号に翻弄され、3日目のダイビングが中止となってしまったが、、、この日は那覇空港の離着便は全便欠航、7万世帯以上が停電と大変な事態であった訳で、無事マンタに出逢え、予定通り帰って来れただけでもラッキーだったのだろう。 いつものように座間味に行ってたら、それこそ直撃に近い形でもっと大変な目に合ってたのかも。。。

isigaki2.gif    ・ 石垣島リンク

  HIDE DIVING SERVICE 今回利用したサービス
  ホテルピースランド石垣島 今回利用したビジネスホテル
  PIT web 毎回利用してるツアー会社

  東運輸株式会社 石垣島の定期バスや観光バス
  石垣島地方気象台 八重山地方の天気予報
  おーりとーり石垣市 石垣市公式ホームページ
  石垣市観光協会 概要・年間イベント・リンク

  (有)安栄観光 竹富島などへの航路
  竹富水牛車観光 竹富島の水牛車


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