■北川

本 数114〜115本目
日 程00.08.11
内 容ファンダイビング
場 所2ボート:カジカキ2本
透明度3〜8m
水 温17〜25℃ ウエットスーツ+ベスト+フード
見た魚クマノミ、ソラスズメダイ、ネンブツダイ、キンギョハナダイ、キンチャクダイ、シラコダイ、ニザダイ、ブダイ、タカノハダイ、ミギマキ、キタマクラ、オハグロベラ、オキゴンベ、タカベ、ウミタナゴ、ヤマドリ、ヒラタエイ、ハナアナゴ、ミノカサゴ幼魚、ウミスズメ、ヒメジ、ハコフグ、イラ、ウツボ、トラウツボ、ホンソメワケベラ、イタチウオ等。


去年の夏休みに続き、今年も夏休みはないかと思われたのだが、何とか夏休みはゲット。 しかし、直前に確定したため遠出ツアーは予約できず、急きょ、東伊豆に行くことに決め、前日昼に電話予約した。

8/11(金) 6:00 家を出て、7:10 東京駅から新幹線「こだま」に乗り、8:00 熱海駅へ到着、8:26 伊豆急行「リゾート21」に乗り換える。下田にでも海水浴に行くのだろうか、やまんばギャルも何人か見かけつつ、9:23 伊豆北川駅へと到着する。 ここは単線のホントに小さな駅で、駅前は何もない (^^;; 送迎車で坂を下る事3分、「北川ダイビングサービス(ケニーズハウス北川)」へと到着した。

手続き後、早速準備する。 器材はトラックの荷台に積み込み、歩いて3分の港へ。 天気はピーカン、気温は35℃位、腰までウエットを着て移動するが、死にそうな位に暑い。 予約した時、水温が17℃と低いと聞いていてドライも考えたのだが、ドライだったら本当に死んでたかも!?、って程である。

水位が低く防波堤からは高さがあるため、DSのボートへは波打ち際から海中を歩いての乗船となったが、一歩海へ入ると、ギョッとするほど冷たい! ホントにウエットで良かったのだろうかと後悔しつつ、程良く冷やされてハシゴで乗船し、出発を待つ。

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ヒラタエイ
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ヤマドリ(求愛?)
(by CASIO QV-100)
 
ポイントまではガイドが操船するDSのボートで3〜4分、「カジカキ」で 10:30〜11:07 潜る。 エントリー直後の水面は25℃位。 「なんだ、大丈夫じゃん」と潜降していくと「ギェ〜、つ、つ、冷たい!」 やっぱ17℃はシャレにならず、炎天下で温められた体も、ものの5分で冷えてきてしまった。 透明度も5〜8m位と良くない。いくつも続く根をグルグル回りながら移動する感じで、見失う危険性があるのでガイドからは離れられない。 キタマクラ、オハグロベラ、ミギマキ、イラ、ウツボなど、お決まりの魚を見つつ、砂地へ移動。 ちょこんと顔を出したハナアナゴ、ミノカサゴ幼魚、ヒラタエイ、求愛中なのかはたまたケンカ中なのか2人でいがみ合う(?)ヤマドリなどをガイドが見つけてくれた。 しかし、こう寒いと思考回路も働かず、自分で魚を探そうという気力も起きない。 ガイドも両腕をガッチリ組んで寒そうで、早々に切り上げた。 しかし、もう1グループが寒さの中ねばり、風がかなり強くて揺られるボートで待つ事15分、すっかり船酔いしてしまった。

昼食はDSで朝に予約していたためキャンセル出来ず、何とか食べようとしたのだが、船酔いと寒さからくる頭痛でほとんど食べられなかった。 メニューはカレーやピラフなどご飯物があり700円位。 皆、冷房の効いたDSには入らず、外で体を温めつつ休憩する。 ちなみにDSにはちょっとした温泉風呂もついていて、ウエットのまま温まることもできる。

何とか体調も回復し、13:31〜14:12「カジカキ」で潜る。 今度はコースを変え、浅瀬の温かそうなとこを行くとの事だったが、結局どこも冷たいとこばかり。 透明度は3〜5mと1本目より悪い。 ソフトコーラルはきれいなのだが、魚は少なく、不気味な感じである。 後半になって、タカベ、キンギョハナダイ、ウミタナゴの群れが見られた。 が、船酔い気味のため、上を向くと気持ち悪くて結構しんどい。 イソギンチャク畑にはクマノミが3匹ほど健気に頑張っていた。 岩の割れ目には40cm程のキンチャクダイ、そしてイタチウオの尻尾 (^^;; が見え隠れ。 エギジットは今度は同じタイミングで、揺られるボートで待たされることなく、無事帰還した。

シャワーを浴びて器材を洗い、ログ付けする。 この時期、例年ではもっと水温も高く透明度もいいそうであるが、今年は黒潮がなかなか来ないとの事。 またダイビング客はそうでもないのだが、伊豆諸島の噴火や地震の影響で、伊豆半島でも普通の観光客のキャンセルが相次ぎ、困ってるそうである。

16:00 駅まで送ってもらい、16:10 伊豆急行「リゾート21」で 17:12 熱海駅へ、17:18 東海道本線に乗り換え 19:12 東京駅へ、20:40 帰宅した。

なお、今回かかった費用は、2ボートダイビング(ガイド、タンク、ウエイト、送迎、マリンダイビングフェアでもらった割引券で2千円引き、ランチ、消費税込)で 13,335円、旅費 8,040円(行き 特 1,680円 乗 3,180円、帰り 乗 3,180円)だった。 北川はマイナーなポイントかもしれないがソフトコーラルが見事なところで、透明度もそして水温も良くなり、死滅回遊魚でにぎやかになった秋口に、また潜ってみたいものである。

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