■八丈島

本 数76〜79 本目
日 程98.11.20〜22
内 容ファンダイビング
場 所2ビーチ:底土(2本)  2ボート:石積、ウロウ根
透明度8〜13m
水 温16〜18℃ ドライスーツ+フード
見た魚ユウゼン、カゴカキダイ、ツノダシ、クマドリ、ヤマブキベラ、ムレハタタテダイ、テングダイ、ベニカエルアンコウ、ウツボ、トラウツボ、ハリセンボン、ミノカサゴ、チョウチョウウオ、シラコダイ、キンギョハナダイ、シコクスズメダイ、ソラスズメダイ、ミギマキ、タカノハダイ、ニザダイ、ゴンズイ、ウミスズメ、ヘラヤガラ、カサゴ、サツマカサゴ、ハナゴイ、レンテンヤッコ、アカマツカサ、ハタンポ、ミカドウミウシ、キンチャクガニ、マタコ等。


10/23、SUN&SUNの2泊3日ダイビングパックツアーを電話予約をした。船に弱いので、往復は飛行機 (^^;;。値段は沖縄並みに高くなるが、船だと9時間かかるのが、飛行機だとわずか45分。時間のロスも考えると、いたしかたない。 ツアーは2ダイブしかついていないので、到着日のオプションダイブを追加のため、前日電話したところ、なんと冷水塊が入ってて、水温は20℃との事。ドライに決定である。

11/20(金) ついうっかりしていたが、この日は平日。 空港に1時間前に着くようにすると、もろ通勤ラッシュに当たってしまう。 そこで多少遅くし 8:15 家を出る。 9:45 羽田空港へ、9:55 団体カウンターで手続きを済ませる。 10:20 ANK825 便に搭乗、10:45 離陸し、11:15 にはもう着陸。 飲物が出るまでもなく、あっという間に八丈島へと到着した。 東京の朝は5〜6℃とかなり冷え込んでいたが、こちらは12〜13℃。 晴れているが風が強く、ちょっと寒い感じである。

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ベニカエルアンコウ
(by CASIO QV-100)
 
今回利用したDS「P's club」の送迎で、途中スーパーで弁当を買い、10分程でサービスへ到着する。 サービスは宿泊先の国際観光ホテルの敷地内の裏手にあり、この日は、午後から2本のオプションダイビング。 弁当を食べ仕度し、13:00 出発する。島の東側のビーチポイント「底土」へと15分程で到着する。 駐車場でセッティングしてタンクをかつぎ、道路を横断し、堤防を200m程歩いたところの階段からエントリー。 13:37〜14:18 潜る。冷水塊のせいで、水温は18℃、透明度は13m位とよくない。 ドライ+フードでもちょっと寒い感じである。 三ツ又アーチに沈められたブロックの所には、50cm程のテングダイ、タテジマキンチャクダイ、アカマツカサなどが出入りしている。 ミギマキやタカノハダイは東伊豆のより2回りはでかい感じである。

2本目は八重根の予定だったが、別のショップから、水温が14〜15℃との情報を得る。 特に、ガイドがドライ修理中でウエットだった事もあり、また底土で潜る事にした。 15:10〜15:52、三ツ又アーチへ行って戻ってくる、同じコース取りである。 途中の岩場には、手にボンボンのついたキンチャクガニ、また、八丈では珍しいベニカエルアンコウなどがいた。 サンゴは群生はしていないが、ポツリポツリとある。 やはりこの夏は白化で真っ白になり、今では苔むして、かなり死んでしまったそうである。

16:30 戻り、器材を洗い、ホテルにチェックイン。 ホテルは若干古びているものの、部屋はかなり広い。 なんと、風呂、トイレ、洗面所は別々である。 都内と同じチャンネルのテレビ、冷蔵庫、ポット、金庫、エアコン付き(各無料)。 食事は朝夕セットで、レストランで取る形式。 夕食はさすが温泉地だけあり、刺身、天ぷら、しゃぶしゃぶなど、豪華でボリュームもたっぷり。 ただ、あしたば、くさやなどちょっと癖のあるのも出てくる。 当然、大浴場(アロエ湯)もある。 朝食はどちらかと言えば和食系のバイキングで、種類も豊富である。 ただ、奥様方の団体客でごったがえしてはいるが...(^^;;。

11/21(土) 10:00 サービスに集合。この日はボートダイビング。連休だけあり、客は40人位とやはり多い。 10:45 出発し、25分かけて島の南側の石積へと向かう。 北風がすごく強かったが、こちらは風下ということで、海はベタ凪、ホッとする。 ポイントまでは漁船で5分程で、11:43〜12:09「石積」で潜る。 透明度は昨日より悪く10m程で、水温はなんと16〜17℃! 例年では23〜24℃はあるというのに (T-T)。 それでも、200〜300匹はいるであろうムレハタタテダイの見事な群れ。 ドリフトダイビングだったが、途中までずっとついて来ていた。 昨日見られなかったユウゼンもちゃんといた。が、すばしっこくて写真はポツン!としか撮れなかった (;-;)。 今日は、お客にウエット組がいたため、潜水時間はわずかに26分だった。

たき火にあたりつつ、弁当を食べ休憩後、13:59〜14:29「ウロウ根」に潜る。 透明度はさらに悪く8m位。水温は17〜18℃とさっきよりは1℃高い。 この冷水塊の影響で、ニタリザメやバラクーダーを見たという情報もあり、中層も時々見ていたのだが、残念ながら大物には出会えなかった。 やはり30分と早々に切り上げる。 ボートにあがってからは、缶コーヒーより、缶しるこが大人気だった。

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八丈小島と牛
(by CASIO QV-100)
 
11/22(日) 朝風呂に入り、9:40 ホテルのレンタカー(サニー1300cc)を借り、島巡りに出かける。 まずは八丈富士、という事で、富士牧場へと向かう。 10頭程の牛がいるのだが、向こうの方で寝てるだけで、休憩所の電力をまかなっている風力発電機はあいにくと整備中。 でもまあ、景色は素晴らしい。 グルッと山の中腹を回ると、たたずむ牛2頭を発見、八丈小島をバックにパチリと一枚。 水中では惨敗だっただけに、今回のベストショットである (^^;;。 丑年だったら年賀状に使えたのに...う〜ん残念。 次いで、南原千畳敷、大坂トンネル、植物公園を見て回る。 南原千畳敷はなんてことのない、ただの溶岩肌の海岸であるが、大坂トンネルからの展望は素晴らしい。 植物公園では、変な入り口から入ってしまい、しばし森の中をさ迷ってしまった。 ちょっとした温室と、展示物のあるビジターセンターがあるのだが、ビジターセンターに置いてある「八丈島原色海水魚図鑑」は一見の価値がある。 八丈島で見られるほとんどの魚の写真が上下2巻に整理されている。

13:20 レンタカーを返すが、担当者が不在でフロントにキーを返すだけで、車のチェックはなし。 さすが、バンパーの傷をマジックで塗ってるだけの事はある? 13:40 空港へと送ってもらう。手続き後、レストランであしたばそばを食べ、14:50 ANK830 便に搭乗、15:10 離陸、眠りにつく間もなく 15:40 羽田空港へ着陸。17:40 帰宅した。

なお、今回かかった費用は、ツアー費(2泊3日、往復エア、宿泊、2ビーチダイビング)63,800円、旅行保険 500円、オプション2ビーチダイブ 9,000円、2ビーチ→2ボートへの変更 6,000円、弁当 1,000円、レンタカー4時間 7,090円、ガソリン( 4.42L / 60.4km )719円だった。残念ながら今回は、冷水塊で大きくハズしてしまったため、次回はベストの八丈の海を見てみたいものである。

hachijyo.gif    ・ 八丈島のダイビングサービスリンク


  P's club 今回お世話になりました。



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