■富戸2

本 数134〜135本目
日 程01.11.24
内 容ファンダイビング
場 所2ビーチ:ヨコバマ2本
透明度10〜20m
水 温19℃ ドライスーツ+フード+ウインターグローブ
見た魚アジ、イサキ、メバル、アオリイカ、ムツ、スケロクウミタケハゼ、オオモンハタ、ヨスジフエダイ幼魚、トカラベラ幼魚、ミナミハコフグ幼魚、ミツボシクロスズメダイ幼魚、クマノミ幼魚、ツノダシ、ムレハタタテダイ幼魚、トゲチョウチョウウオ幼魚、シラコダイ、キンチャクダイ、キンギョハナダイ、ソラスズメダイ、タカノハダイ、ミギマキ、キタマクラ、ハコフグ、イラ、ニザダイ、ヒメジ、ニシキベラ、オキゴンベ、アオヤガラ、ウツボ、トラウツボ、ミノカサゴ、イロカエルアンコウ、サラサエビ、オトヒメエビ、インギンチャクエビ、ヒメセミエビ等


年の瀬もせまった3連休、そろそろ伊豆も潜り納め。 どこにしようかと悩んでるうちに、なんだか忙しかったりしてなかなか決まらず、またしても掟破りの前日予約 (^^;; となり、'96/9、'96/11と2度利用したことのある富戸マリンステージに予約した。 とは言うものの、初回は富戸が荒れてて潜れず大瀬崎に遠征したので、富戸で潜るのは2度目となる。

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アジの群れ
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片目のミノカサゴ
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アオリイカの編隊
(by CASIO QV-100)
6:10 家を出て、路線バス、横須賀線、東海道本線と乗り継いで 9:04 富戸駅へ到着。 前に利用した時から移転してて、送迎車で約3分、すぐにDSへと到着する。 店舗は宿泊施設と同棟で、受付してる時、ふと見渡すと灰皿がない!?  よくよく見ると、入り口には「禁煙」のマークが!!  なっなっなんと、ついに東伊豆に禁煙DSの発見である (^^)  施設屋内は禁煙で、お客もスタッフも吸う人は外で、となっている。 前回利用したときは喫煙だったので、意外な盲点だった。 きっと来年は、東伊豆で潜る頻度が増えることだろう (^^)

受付、準備を済ませ、港まで車で4〜5分の移動。 10:39〜11:32、「ヨコバマ」左側のコースを潜る。 波風はほとんどなく、手すりとロープ付きのコンクリートのスロープでエントリーは楽々。 見所は何と言っても、何百、何千というアジの群れである。 2筋、3筋の川が分かれ、合流して、よどみなく流れる感じ。 淡い色彩だがよくよく見るときれいで、見ごたえも十分。 しかしそのうち食卓に上がるのもいるかと思うと...(^^;;  海底に沈んだ木の枝の周囲には20〜30匹のムレハタタテダイ幼魚。 あちこちを移動しているらしい。 ちょっと離れたところにたたずむ1匹のミノカサゴ。 寄っても全然動じない。 よく見ると怪我か病気なのか左目がつぶれてしまっていて黒目がない。 30cm位と大き目だが、よくぞここまで生き残ったものである。 帰り際、30〜40匹のアオリイカが横1列に編隊を組んでホバーリング。 アオリイカだけに、下からあおって撮ってみた...(__ゞ  朝にはマトウダイがいたとの事だが、残念、見られなかった。

昼食は堤防の上でお弁当。 この日の最高気温は17℃との事だが、ポカポカと日差しが暖かく、のんびりとお昼寝タイム。

2本目は、14:01〜15:01、1本目と同じく「ヨコバマ」で、今度は右側のコースを潜る。 エビを何種類見つけられるかがテーマで、イソギンチャク畑のあちこちを探索すると、サラサエビ、オトヒメエビ、イソギンャクエビ、ヒメセミエビ、15cm程のイセエビ、ウミシダヤドリエビなどが見られた。 死滅回遊魚はツノダシがあちこちに、トゲチョウチョウウオ幼魚など豆チョウがちらほら、ミナミハコフグ幼魚などなど。 天気がよくて透明度がよく、富戸の白っぽい砂地に死滅回遊魚がいると「んっここは沖縄?」と思えることも。 しかし、いかんせん水温は19℃、ドライスーツにフードと冬手袋で完全防備でも、後半は水の冷たさが身に凍みる (^^;;  ウエット組は当然、エギジット後、漁船を改造した湯船の「温泉丸」に直行である。

帰りしな、何となしに海寄りの小道を行くと、橋の下に50cm位の大物が。 なんだろうと見ていると、フラフラと波打ち際に泳ぎ着き、腹を見せたり弱っているような様子。 上からなので良く分からないが、頭はとがり、三角に突き出た胸ビレ、細長いグレーの体でドチザメとかだろうか!?

禁煙のDSに戻り、のんびりくつろぎながらログ付け (^^)  喫煙では、臭いし、頭は痛くなるしでこうは行かない。 すっかり暗くなった中、駅まで送ってもらう。 18:03 富戸駅から東海道本線、横須賀線と乗り継ぎ、最後にバスに乗り、21:00 帰宅した。 かかった費用は、2ビーチ 13,860円(施設使用料、弁当込み)、JR 3,860円、路線バス 420円である。 キャスターバックを担いでバスに乗るのはこちらに引っ越して来てから2度目だが、新たな発見があった。 それはノンステップバスで、最新式のは全く階段がなく、間口も広く、乗り降りがとても楽チン。 どうやら民営より、市営バスの方が導入が進んでるようだが、バリアフリー法は大きな荷物を持った電車派ダイバーにとってもありがたいものである。

前に都内に住んでる時、とある駅での乗り換えは階段が3階分あり、キャスターバックを担いでの乗り換えがとても大変だったのだが、ふと気付き、多少遠回りになるが「おばあちゃんの原宿」巣鴨で乗り換えるようにしたら、さすがエスカレータ環境が整ってて、担ぐのは1階分で済むようになった。 ターミナル駅を皮切りに、徐々にエスカレータやエレベータが整いつつあるので、電車でダイビング、皆さんも検討してみてはいかが?

水深グラフ    ・ 富戸リンク

  マリンステージ 今回利用したDS



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