| 会場入口 |
東京ビックサイトで、23回目を迎えるダイビングの見本市が開催され、私自身としては14回目になりますが、28日(土) 10:00〜12:00に行ってきました。 今年は42出展者と去年の約半分!!、会場は去年と同じ西3ホールのため、何だかますますスケール縮小感が強まってきている感じ。 これだけの不景気では、お金のかかるレジャーの衰退は仕方ないのでしょうか。 しかも例年はもっと早い時期だったのが、今年はマリンダイビングフェアのわずか1週間前、、、いよいよ来年は!?
水中撮影機材
Seatool「SOUH-S01」は、機種ごとの専用トレーによってSONYハイビジョンハンディカムにほぼ対応するユニバーサルハウジングで、ノーマルボディが\210,000。 そして角度を90度まで変えられるスイングバックモニターを付けると、ナント!!、\323,400。 お値段はともかく (^^ゞ、撮影アングルの自由度が高まるのは便利そう。
INON「LE250」はコンパクトなLEDライトで、単三電池3本を使用、250ルーメンの大光量、ハンドライトとしてだけでなく、ライトホルダーを使うと2本や4本をまとめて撮影用にも使用可能で、照射角を変えるフィルターや赤色フィルターも品揃え。 LEDは進化が激しいため、ヘッド部分のみを交換してバージョンアップできる仕様で、価格は\12,000を想定なのだとか。
ダイビング機材
AQUALUNG「スリングショットフィン」(\29,400)は、ブーツ部とブレード部が棒状のゴムのパワーバンドで接続され、この引っかける位置を3段階で切り替える事で、ブレードの弾性を変えられるというもの。 ママチャリの3段変速ギアといったところなのでしょうか、フィンの変り種って色々あるもんですねぇ〜
TUSA「IQ-850」(\126,000)は、体内の組織によって異なる残留窒素を、12のコンパートメント(仮想組織)ごとにグラフ表示してくれるダイビングコンピューター。 窒素が体内に溶け込んだり体外に排出される速さは組織によって異なり、例えば肺や筋肉などは速い組織、骨や関節などは遅い組織。 ここ数年急増している減圧症の多くは、水深15〜19mあたりの長い箱型反復潜水などによって遅い組織に窒素を溜め込んでしまった結果、その後の高所移動や飛行機搭乗で発症していると推測。
コンパートメントのどれか1つでも許容値を超えると減圧潜水(DECO)になる訳で、従来のダイコンではどのコンパートメントが超えたのかが不明。 速い組織は潜水と浮上に合わせて増減するものの、遅い組織は浮上後も徐々に蓄積していく様子を、グラフで可視化する事で注意喚起するのが狙い。
この考え方は決して新しいものではなく、例えばSUUNTOのダイコンでは以前からパソコンに接続すれば見れるもの。 またSUUNTOでは、減圧停止を深みで行う新しい理論のディープストップを取り込み済み。 今後は、例えば生体情報をモニタリングして個人差や体調などを考慮してくれるようになるとか、さらに減圧症のリスクが減るようになって欲しいものです。
その他
東ホールで「PHOTO IMAGING EXPO 2009」が開かれており、ついでに行ってきました。 こちらは西ホールとは大違い (^^;;、広いホールに数えきれないブース、ものすごい人の数。
Canon「iVIS HF20」(実売\90,000)は内臓(32GB)+SDカードのダブルメモリーのフルハイビジョンムービーで、カラーフィルターのように色調補正してくれる水中モード付き、そして耐圧40mのウォータープルーフケース「WP-V1」が定価\59,800と、ビデオ用としてはお手頃。
Panasonic「DMC-FT1」(実売\36,000)はコンパクトデジカメでも、ハイビジョン規格のAVCHD Lite 動画(1280*720)が撮れて、水深3mまでの防水・防塵設計、広角28mm・光学4.6倍ズーム、耐圧40mの純正マリンケース「DMW-MCFT1」(実売\22,000)があり、お手軽にデジカメもハイビジョンもという人に良さそうな感じ。 今後はコンパクトデジカメもハイビジョン動画が標準となってくるのでしょうか?
Canon「iVIS HF20」
Panasonic「DMC-FT1」