■ダイビングフェスティバル2005について



 
会 場東京ビッグサイト(東京国際展示場) 西3ホール
日 時2005年1月28日(金) 商談日
     29日(土) 一般公開日 10:00〜18:00
     30日(日) 一般公開日 10:00〜17:00
入場料1,000円
主 催日本スクーバ協会
問合先ダイビングフェスティバル事務局 03-3503-7623
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 会場入口

東京ビックサイトで、19回目を迎えるダイビングの見本市が開催され、私自身としては10回目になりますが、29日(土) 12:30〜14:30に行ってきました。 年々の規模縮小、昨年よりも会場が30%狭くなってるのに同じ入場料はどうなのかなと思いつつ、、、ダイビングのメーリングリスト「ScubaDiving-ML」で、招待券を当日配布してるのを戴きました (^^ゞ

今年は109社160ブースで、数自体は去年より多いものの、各ブースが小規模化されてるのでしょうか、ますます寂しい感じは否めません。 来年の会場予約がされてないという噂もあり、かなり心配なところですが、来年は記念すべき20周年、ぜひとも復活を期待したいものです。。。 (来年は 2006/2/3fr〜/5su 開催とHPにありました (^^ゞ)


・ツアー・リゾート

サブタイトルに「出会いは、海。〜リゾート&ツアー〜」とあるのですが、国内は小笠原、渡嘉敷と沖縄ツーリストのみ、海外は12ブースなのですがかなりコジンマリとしていて、出展を4月のマリンダイビングフェアのみに絞ってるとこも多いのでしょうか、客の出足も活気もイマイチのようで寂しいばかり。

また、スマトラ沖地震の被害と復興状況について情報の集約が進み、写真を展示したり、詳細レポートを配布したりしてました。 確かに想像を絶する規模の被害があったのは間違いないのですが、地域によっては被害の少ないところ、全くないところもあり、怖いのは観光客が遠のいてしまい、観光産業全体がストップしてしまう事だそうです。 復興支援にはボランティア活動や募金ももちろん大切ですが、再び多くの観光客が訪れることも大切だそうです。


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・ダイビング機材

個人的にはコレッ!という新製品はちょっとなかったのですが、、、

「AQUA LUNG」では、ダブルホースのレギュレーター「ミストラル」を展示。 呼吸抵抗が非常に少なく、排気が1stからされるので、フォト派向きだそうです。 しかし、その重量感と大げさ感、14.5万円というお値段からすると、、、どうなのでしょう?

「SUUNTO」では、ダイビングコンピューターのニューモデルをいくつも展示。 しかしお値段の割におもちゃっぽいデザインと、全体的に電池寿命の短さが...(^^;;

「TUSA」では、例えばBCDではハーネスを工夫してタンクと体を極限まで接近させることでバランスを良くする等、商品のコンセプトや開発の過程をパネルで展示。 ちょっと頭でっかちになる恐れもありますけど (^^;;、品質への様々なこだわりや、開発者の熱意とかよく伝わってきて好感が持てました。



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・水中撮影機材

「INON」では、Canon S60,70など広角28mmデジカメ専用のワイドコンバージョンレンズ「UWL-100 28AD」などを展示。 油断してる内に (^^;;、色々と新しいストロボやレンズが出てて、選択の幅が広がってきたのは嬉しいのですが、、、本来はそんな拡張しなくても、簡単にマクロからワイドまで撮れる様なデジカメの出来る事を願いたいものです。。。

「ユーエヌ」では、マジックテープで様々なハウジングに取り付けられる「レンズ付液晶モニタフード」の試作品を展示。 5mm幅位のマジックテープを四角くハウジングに取り付けて、そこにフードを固定する方式で、紛失防止のヒモ付き。 1.2倍拡大のレンズで液晶もより見やすくなり、既に発売中のオリンパス専用と同等の4,700円程度の値段を想定してるそうです。 ドルフィンスイムやスノーケリングなど、海面近くで液晶が殆ど見えない時など便利そうです。 ちなみにカタログに「アフリカ」とあるのは何かと思いきや、、、ユーエヌ製品を取り扱う販社との事。


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・その他ブース

水族館「アクアマリンふくしま」からは、移動水族館の「アクアラバン」を展示。大型トラックの荷台部分に、ヒトデなどに触れられる水槽と、サンゴ水槽、日本海水槽と、六角柱状の3本を搭載。 水をほぼ満杯にして蓋をロックし、蓋の内側にも揺れを軽減する返しが付いていて、魚を入れたまま移動できるそうです。

私が10年間愛用しているドライスーツのメーカー「World Dive」。 さすがに手首のシール部分に亀裂が入り始めたり、膝辺りにじんわり染みたりする事もあるので色々と話を聞いてみると、検査は無料で交換はそれぞれ両方で、手首9千円、ブーツ2.4万円との事。 新品のドライスーツに触れてみて、今更ながらに驚いたのは、新品の生地のフカフカ感 (^^;;  やはり高価格な物ほど、よりへたりにくく劣化し難い素材を使ってるそうで、裏地も起毛素材や抗菌加工を施したり、ブーツや手首部分も交換しやすいよう複数パーツ化されたり、一見何も変わってないようでも10年前のと比べると色々と進化しているそうです。 自分の使ってるのは単純な両面ジャージで、3.5mm厚のがおそらく2/3位の薄さに潰れてかなり硬くなっており、言われてみればTシャツのみのインナーの時のウエイトは4kgで十分な位。 とりあえず手首だけ交換してもう少し使い続けるのがいいのか、メーカーを問わず安い物を5年位で使い捨てるのがいいのか、やはりしっかりしたものを10年以上使うべきか、、、BCDやレギュなどもそろそろ交換時期を迎える事もあり、ちょっと悩みそうです (^^ゞ

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移動水族館World DivePADI


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