■熱川

本 数94〜95本目
日 程99.09.11
内 容ファンダイビング
場 所2ビーチ:八丁、タコ根周辺
透明度2〜13m
水 温21〜26℃ ウエットスーツ+ベスト
見た魚ヒゲハギ、アオリイカの卵、タツノイトコ、ハナアナゴ、テンス、ヒラメ、クロイシモチ、カゴカキダイ、アオヤガラ幼魚、ハコフグ、オハグロベラ、ソラスズメダイ、キタマクラ、タカノハダイ、ニザダイ、キュウセン、ネンブツダイ、アミメハギ幼魚、クマノミ、ヒメジ、ウツボ、アオウミウシ、コイボウミウシ等。


なぜだか今年の夏は忙しくて夏休みが延期になり、この時期に遠出を考えていたのだが、とうとう夏休みがなくなってしまった (T_T)。 そこで急きょ、とにかくどこか潜りに行こうと思い立った。 しかし、さすがにオンシーズン、しかも前々日なので、最初に電話したサービスはいっぱいとの事。 2件目の熱川ダイビングサービスで予約でき、ホッとする。

9/11(土) 6:00 家を出て、7:10 東京駅から新幹線「こだま」に乗る。 天気予報で午前中は「晴れ時々雨」ということだったが、早くも降り出し気分はちょっとブルーに。 8:00 熱海駅へ到着、8:26 伊豆急行「リゾート21」に乗り換え、 9:25 伊豆熱川駅へと到着。 途中、降ったり晴れたりで、到着した時はカーッと晴れていた。 送迎はないので、駅から海岸への下り道を歩いて3〜4分、汗だくになりながら「熱川ダイビングサービス」へと到着した。

ホントはボートダイビングで行きたかったのだが、やや波があり、取り敢えず1本目はビーチで様子を見ることになった。 手続きもそこそこに早速支度し、車で2〜3分のビーチポイントへと向かう。

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ヒゲハギ
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アオリイカの卵
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ハナアナゴ
(by CASIO QV-100)
 
10:16〜10:59「八丁」で1本目を潜る。 エントリーは、通常のビーチより手前の、結構険しいゴロタの部分からで、慎重に足を進める。 水温は水面で26℃と十分温かいが、いかんせん透明度が3〜5m位と良くない。 ゴロタ部分は魚も少なめで、ソラスズメダイがちらほら見えるくらい。

うわ〜やられたと思いつつ、今ここで話題となっている「ヒゲハギ」を探しに、とび根へと向かう。 本来インドネシアの方にしかいない魚で、去年は2個体、今年は1個体が見つかってるという。 「どこにいるのかな?」と探そうかと思った瞬間、ガイドがこちらの方を指し棒で指している。 「何?」と下の方を見てみるが何もいない。 しかし「そこ!そこ!」と指し続けるのでよーく見てみると、ゲゲゲッ、お股のすぐ下にいたのであった。 あわてて、しかし逃げられないよう、そーっとバックし、取り敢えず写真に納めるが、やはり手ブレしてしまった (^^;;

今度は砂地へ抜けるとぐっと明るくなって透明度は10〜13m位。 しかし最低水温は21℃と結構冷たい。 砂地ではハゼの仲間や、ヒメジなどがチョロチョロしている。 海底に設置されたロープ沿いを探すと、タツノイトコがのんびりと海藻につかまっている。 ちょっと遠くに沈められたシイの木でアオリイカがちょうど産卵していたのだが、そばに寄れなかったのが残念だった。 そして1ヶ所、穴をくぐってのお帰りとなる。

昼食は後回しにし、ひとまず休憩する。 やはり波があるとのことで、午後もビーチダイビングとなった。 1本目はちょっと寒かったので、今度はベストを着てのぞんだ。

12:39〜13:25「タコ根周辺」で2本目を潜る。 今度は通常のビーチからのエントリー。 ややうねりが入ってにごってしまい、透明度は2〜3mと先ほどより悪くなってしまっていた。 すぐガイドを見失いそうになるので、ピッタリくっつき、取り敢えずコンパスだけは合せておいた。

砂地に出ると透明度は10m位で、うねりもほとんどない。 今度はベストを着ているので、水温22〜23℃も大丈夫。 ヒラメ、テンス、ハナアナゴなど、ガイドが目ざとく見つけてくれる。

ロープ沿いに沈められたシイの木を見て回る。 残念ながら、もう産卵シーズンは終わりが近いとの事で、産卵しているシーンは見られなかった。 シイの木には可愛らしいムレハタタテダイたちが、20〜30匹位ずつ群れている。 下には、ちょっとグロテスクなクロイシモチが隠れているが、卵を咥えているところらしい。

機材を洗い、DSの食堂で昼食をとる。 食後はガイドと簡単にログ付けし、シャワーを済ませ、清算する。 結局この日は、カーッと晴れたり、ザーッと雨が降ったりで、濡れたままの器材をキャスターバックに詰める事になってしまった。

15:00 DSを出る。ちょうどスタッフの手が空いてたので、駅まで送ってもらえた。 良かった、駅までの坂道をキャスターバックを引きながら登って帰るのは、相当きつそうである。 15:38 伊豆急行「リゾート21」で 16:40 熱海駅へ、16:47 東海道本線に乗り換え 18:37 東京駅へ、20:40 帰宅した。

なお、今回かかった費用は、2ビーチダイビング(ガイド、タンク、ウエイト、送迎は帰りのみ (^^;;、消費税込)で 9,975円、ランチ 700円、旅費 8,040円(行き 特 1,680円 乗 3,180円、帰り 乗 3,180円)だった。 北川・熱川はDSも少なく、マイナーなポイントかもしれないが、今度はボートポイントも潜ってみたいものである。

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