「頭を残せ」はまちがい!

練習場にはいわゆる「教え魔」という人達が居ます。もしも貴方が90を切れなくて苦労していて、その人達から貴方のスウィングへのアドバイスとして「頭を残しなさい」とか「体重移動をしなさい」「手首を返しなさい」もっとひどいのは「右手が左手を追い越すようにしなさい」などと言われたら、その教え魔は似非コーチですから、絶対に信用してはいけない!というのは、それらは全てスウィングの根本を改善できた場合に自ずから付いてくる結果の現象であって、はじめから改善点として取り組むべきポイントではないのだから。



なぜ「頭が残らない」のか!
理由は、テニスのフォアハンドのようなスイングでボールを打ちに行っているからです。この打ち方ですと図のように「X」の場所でクラブヘッドが最下点となりますから、ダフります。ダフらないようにするには最下点を左に動かすために体重を思いっきり左に動かして頭は必ず左に流れるか、伸び上がってボールだけを打ちに行く「ヘッドアップ」になります。体は常に開きます。勢いよく飛ばそうとすればするほど頭が左に流れるのは当たり前で、無理に頭を残すとひどくダフるうえにコジンマリしたパワーロスのスイングになります。

従って、「頭を残しなさい」とか「体重移動をしなさい」ではなくて、「■■■なさい」「トップから●●●●なさい」が正しいアドバイスということです。


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