06年2月のいぬ

2006年2月4日(

870まで上昇。
24分のフライト。


天気は晴れ。強い冬型。
COOも宇都宮も飛ぶのが難しそうな予報だったので、飛ぶのは諦める。でもグラハンが出来
ればラッキーかなと思い、COOへ行くと西で飛べているらしい。絶対飛べないと思ってバラスト
も冬用の装備もしていなかったが、すぐに上がれば飛べそうなのでブッ飛ぶだけの予定で西T
Oへ上がる。
TOへ上がると既に風は強めなので、すぐにテイクオフ。



10時8分にテイクオフ。
バラスト無しで下限から−5sで乗っているせいか、テイクオフしてすぐに強い風で上げられて
しまう。当然いつもより進みが悪いし、おまけに機体も不安定。
とりあえず右の尾根でヒットして870まで上昇したところでイントラが1−2クラスの機体のパイ
ロットに無線で対地速度を尋ねると自分の対地速度とほとんど変わらず、いつもより弱いペネ
トレーションが不安になってくる。おまけに冬装備じゃないのでかなり寒いし、下限を切って乗っ
ている所為か、ちょっとした風の乱れにも機体がいつもよりオーバーに反応して怖い。TOもさ
っきより風速が上がったらしい。
不安要素ばかりで完全にビビリが入ってしまい、まだ上がるサーマルだったが離脱して前に出
してランディング。


NASAのハングの中には1700まで上がって、氷点下15度だった方もいたらしい。
ちゃんと準備をしていれば、そこまでは飛べなくても、もうちょっと飛べていたと思う。パラを始
めてから何回もしていることだが、今回も準備不足を後悔してしまった。


2006年2月11日(建国記念日

1本目は西で662まで上昇。
36分のフライト。

2本目は東で21分のフライト。



天気は晴れ。
予報では西風だがそれほど強く無さそうなので、西側で普通にフライトできると思ってCOOに行
くが、TOの風は強い。すぐに上がる必要は無さそうなので、犬の散歩をしてからゆっくりTOに
上がる。
西TOはやはり風が強く、パイロットが数人飛んでいるが進みは悪い。ステイは難しそうなので
ウェイティングに入り、誰も飛ばなくなる。
しばらく待っていたらイントラが「サーマルはもう出てる」と言った。これ以上待つと風速が上が
って飛べなくなる恐れもあったので、その言葉を信じてテイクオフ。


1本目は11時33分にテイクオフ。
TO前で少しリッジをとってから、他の機体が右の尾根で上がり始めたのでそちらに移動してサ
ーマルにヒットするが、風が強いため流される量が多い。662まで上がったところで前に出す。
しばらく右の尾根付近でステイするが、段々と風速が上がってきてTOはクローズになってしま
った。
空中も風上に機首を向けると対地速度が一桁に近かったので、怖くなってランディング。


下りてから再度西TOへ上がるが、完全に飛べない風に変わっていた。一旦クラブハウスへ戻
って昼食にし、犬の散歩に行って帰ってくると東TOの風が変わって穏やかに東で飛べそうにな
ってきた。急いで東TOへ上がる。
東TOへ着くと、クラブハウスから見たときより東風が強くなっていた。NASAの機体は一機だけ
飛んでいるが、風上に向くと進みが悪い。普通の機体が出るには不安だったので、ダミーで出
る。



2本目は14時49分にテイクオフ。
風が強くて、対地速度は20kmぐらい。東風が強いのでNASA前にも行けず、まっすぐLDに向
かう。LDに着くと対地高度は150mで、普通の機体が飛ぶにはやはり難しそう。
LD付近でサーマルにヒットするが、流される量も多いので350まで上げてから風上に向かう。
NASAのLDのサーマルを期待するがヒットせず、そのままLDに帰る。
LDは東風で荒れ気味なので無理にLDに下ろさず田んぼに下ろしても良いと無線が入り、お
言葉に甘えてLDの隣の田んぼに降りる。



しばらくしたらNASA前がTOレベルでステイできるようになったが、COOからはイントラが飛ん
で下りただけで、普通の人は飛ばなかったみたいでした。

今日はNASAのハングが2200まで上がったそうです。


2006年2月18日(


1341まで上昇。
5時間18分のフライト。
060218.trk




天気は晴れ。TOは東の風。良さそうな天気図。
9時頃にCOOに着く。
最近、各地で事故が続いているので、その事についてミーティングを行ってから1便でTOに上
がる。
TOに着くと、ちょうどNASA前が上がり始めた頃だった。急いで準備してテイクオフ。



10時35分にテイクオフ。
NASA前で940まで上がったところで打ち止めのようだったので、稜線伝いに高度を稼ぎなが
ら猿を回ってNASA前に戻る。
今度はNASA前で1100まで上昇。空中は南風で、風車の回転が速い。北に行くと帰りが心配
だったので筑波に向かうことにする。
上曽峠付近で1100まで上げてからダメモトで湯袋に突っ込むが、サーマルにヒットしないので
猿に戻る。
しばらく猿と湯袋の間でスタックしていたら、湯袋でハングとパラが回し始めたので移動する
が、なかなか上がらない。一緒にサーマルに突っ込んだちゃっぴーさんの機体は上手く上げて
筑波に行ったが、こちらは上げきれずに猿に戻る。
こちらが猿と湯袋の間で再びスタックしている間に、筑波で上げたちゃっぴーさんは悠悠と帰っ
てきた。悔しいので、意地になって筑波を狙う。
しばらくスタックした後、湯袋手前で930まで上昇。普段なら突っ込まない高度だが、意地にな
っていて冷静さを欠いてしまい、つい突っ込んでしまった。
筑波の駐車場に640と低く着く。ここまで来るだけで2時間半も掛かってしまった。
筑波の稜線を越えて南斜面に出たら、少し荒れ気味。後から来たハングが南風に流されたサ
ーマルで上げていたので、南斜面に入るのは止めて流されているサーマルで960まで上昇。
筑波はトップアウトしているので余裕で帰れると思っていたら大シンクにはまってしまい、猿に
着いた時にはTOよりも低くなってしまった。猿の尾根を回りこんでLDに帰ろうと思ったらお助
けにヒットして、1080まで復活。南東の沖でリジットが上げているので、そちらに向かってみ
る。
リジットが回しているサーマルに向かう途中のフルーツライン付近で、別のサーマルにヒット。
渋いので850まで上がったところで猿に戻り、900まで上げてからNASA前に戻る。
NASA前に戻る途中の岩山でヒットし、COOのTO前まで流して1300まで上昇。そろそろラン
ディングしようかと思っていたので、役場に行ってから下りようと思い役場に向かう。
役場からの帰りに思ったよりもグランドにヒットして、余裕でLDまで帰ってこれた。COOの西側
でまだ上がっているようなので、COOの西TOへ向かう。
西TOで1320まで上昇。次はどこに行こうかと辺りを見回すと、風車がほとんど停止している
ような状態だった。午前中より風が弱くなったようなので、加波に突っ込んでみる。
途中にリフト帯があって、1341まで上昇。加波まで行っても100mぐらいしか高度が落ちなか
ったので、そのまま燕をリターン。
足尾で1270まで上げてから、そのまま猿を回ってNASA前に戻る。上がりは渋くなっていたが
粘れる状態だったので、しばらく粘ってからランディング。


久しぶりに良いコンディションだったので、いっぱい飛びました。
今日はCOOの一番上がった人で、1400ぐらいだったそうです。

機体性能では確実に勝っているのに、上げ負けてしまう。
自分の下手さを実感・・・


2006年2月19日(


1248まで上昇。
1時間58分のフライト。
060219.trk


天気は曇り。
ブッ飛びコンディションの予報なので、遅めにCOOに行く。
TOの風は北東の左サイド。完全に高層雲に覆われていて、サーマルは期待できない。風向き
が悪くて沈下が大きい時もあったが、スクール生から穏やかにフライト。
時々ちょっとだけサーマルが出てNASAの機体がトップアウトしたが、すぐにサーマルは終わっ
てしまいステイも出来そうにない。
急いで出る必要も無いのでノンビリしていたら、沖のほうで上がり始めてNASA前も上がり始め
た。あまり長くは続かないだろうと思って、期待せずにテイクオフする。



11時27分にテイクオフ。
NASA前でサーマルヒット。600ぐらい上がればラッキーと思っていたら、予想外に良くて960
まで上昇。まだ上がるサーマルだったが、足尾に雲が出来ていたので足尾に移動。
足尾でヒットして1200まで上昇し、雲低。加波に雲が出来ているので加波に移動。
加波の手前の雲で1190まで上げて、燕にも雲が出来ているのでそのまま燕に向かう。燕上
空は吸い上げで回さなくても1150まで上がったので、そのままリターン。燕と加波の間で122
0まで上げて再度雲低に着け、COO TO上空から南に向かって稜線上を雲が連なっていたの
で、そのまま稜線上を南下。
COOの西TO付近で1140まで上げなおし、猿アンテナの雲へ。猿アンテナで1200まで上げ、
筑波もしっかりと雲が出来ていたので筑波に向かう。
筑波に940で着き、そのままヒットして1150まで上昇。そろそろ雲に入りそうなので旋回を止
めて筑波を離脱し猿アンテナに向かうが、吸い上げで1248まで上がって少し雲中に入ってし
まう。
猿アンテナ付近でヒットして1200まで上昇。ソアリングできると思わなかったので防寒対策を
怠ってしまい、寒さが応えてきた。役場まで行ってランディングすることにする。
沖には雲ができていなかったのでサーマルは無いと思っていたが、役場からの帰りにヒットして
930まで上昇。上がっている場所はあったのだが、なんとなく誰もいない足尾に向かってみ
る。
足尾の尾根に着けるが渋くて上がらず、NASA前に移動しても渋い。
そのまま粘りきれずにランディング。



渋くなってしばらくしてから、再びまったりとソアリングできるコンディションになっていました。
今日は予報は良くなかったしサーマルが活発な時間も短かったけど、移動はスムーズに出来
るコンディションでした。


2006年2月25日(


1213まで上昇。
2時間43分のフライト。
060225.trk



天気は晴れ。東の風が少し強めの予報。
COOに着くと、既に積雲が出来始めていた。急いで上がろうと思ったが人の集まりが悪くて送
迎車はしばらく出そうに無いので、犬の散歩をしてから2便でTOに上がる。
TOに着くと、既に東風が強めになってきているらしく、スクール生はクローズになってしまった。
TO前やNASA前はステイし始めていたので、風が強くなるのを恐れてすぐにテイクオフ。



10時15分にテイクオフ。
TO前のリッジとサーマルで、少し高度を稼いでからNASA前へ移動。
NASAから出た機体が一機だけ高く上がっていたが、そこまで上げれるサーマルにヒットしな
い。700まで上がったところで、積雲の発達した足尾の尾根に移動する。
足尾で良いサーマルにヒットして、一気に1213まで上昇して雲低。加波方面も雲が発達して
いたので加波に向かう。
加波まで行ってサーマルはヒットしなかったが、吸い上げであまり落ちないのでそのまま燕を回
る。帰りに少し回してみたが、あまり良い上がりではなかった。とりあえず加波で1030まで上
げて足尾に戻る。
足尾で1000まで上げてから、NASA前から上がってきたサーマルに向かう。そこで一周だけ
回し、ハングが猿に向かっていったので追従してみる。
猿の上空に行ったハングは、すぐに引き返してしまった。上がらないのかと思って落胆しつつ
猿まで行くと、あっさりとサーマルヒット。
猿で回していたら、フォローのはずの猿TOに機体を広げ始めた。どうやらサーマルブローで南
が入ってくるらしい。これなら筑波から帰ってきても猿で上げられそう。筑波にはしっかりと積雲
が出来ていて、行けば上がる雰囲気になっていた。1100まで上がってから猿に向かう。
行きはフォローで余裕だったので、800で筑波に着ける。稜線上でヒットして1100まで上げ
て、積雲のある猿アンテナを目指す。
猿アンテナ付近まで行くが、上げられそうなリフトにヒットしない。猿の尾根を越えるのはロータ
ーで難しそうなので、猿TO方向に針路変更。途中で強いシンクに捕まってアウトサイドを覚悟
しつつ、猿TOへ移動。
猿から出た機体が上げ始めていたのでそちらに移動するが、一緒に回している人が少し周り
を見ていないような気がして怖かったので、上げきらずに940で離脱して、LD付近で回してい
る機体を目指す。
LD付近から流れてきたサーマルで、1090まで上昇。東の沖の方で回している機体が見えた
ので、沖に向かってみる。
サーマルを拾いつつ沖に向かってみると、八郷スカイパーク方面に雲が点々と連なっていた。
もしかしたら雲を乗り継いで八郷スカイパークまで行けるんじゃないかと思って向かってみる
が、途中で雲が途切れてしまった。八郷スカイパークは誰も上がっていないので、上がるかどう
か分からない。突っ込むのは諦めて、南の雲を目指す。
役場の北の雲で1140まで上がったので、そのまま役場を目指してみる。久しぶりに役場上空
でもヒットし、1140まで上昇。そのまま豊後荘かカドヤにでも行きたくなったが、風が強いので
諦めてLD方面に戻る。
LDに戻ってきたらNASAのLD付近で上がっていたのでそちらに向かい、720まで上昇。まだ
上がるサーマルだったが流される量が多く、COOのTOも風速が上がって出れなくなったと無
線が入り、ビビリが入って上げるのを止めてランディング。



COOのTOは出れなくなったけど、NASAは少し強めの風ながらも普通に飛んでいました。



2月フライト決算
・フライト本数  6本
・フライト時間  11時間20分

Boomerang4 総フライト本数 88本
          総フライト時間 126時間54分


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