04年2月のいぬ

2004年2月1日


1本目は2時間16分のフライト。
1342まで上昇。
04.2.1.TRK

2本目は27分のフライト。
544まで上昇。


天気は晴れ。コンディションは良くなりそうな気がするので早めにTOへ上がる。


サーマルが活発になったのを確認し、10時50分にテイクオフ。
まずはTO前で順調にサーマルをヒットして、1200まで上昇。
でも次は北に行くか南に行くか迷っているうちに、高度を落としてしまう。
しばらく上げきれずにウロウロし、足尾でやっと1280まで上昇。
多くの機体が先行していてサーマルを探すのが楽そうなので、燕に向かう。

加波山1080でサーマルヒット。1200まで上げて燕へ。
燕で1340まで上げてから、NASA方面へリターン。

NASAの奥で980から1120まで上げて、猿公園へ向かう。

猿公園750でサーマルヒット。
でもしばらく上げきれずにウロウロ。
その間に何機かハングとパラが筑波に突っ込んで行ったので観察していたが、
みんな上げきれずに帰ってきたり降ったりしているので筑波は諦める。

高層雲も少し張ってきて渋くなってきたが、
1100ぐらいまで上がったところでNASAのちゃっぴーさん夫婦が筑波に向かったので、
釣られて筑波に向かう。

犬傘はどこまで筑波に近寄れるかのチキンレースだと思っていたので途中で引き返したが、
ちゃっぴーさんはそのまま突っ込んで駐車場より少し高い高度で到着。
でも、しばらくしたらちゃっぴーさんの機影は見えなくなってしまった。

猿公園に戻って580から1150まで上げなおすが、
もう膀胱が限界に来ていたのでランディングする事に決定。
そのままランディングするのも少し勿体無いので、
役場経由でLDに向かうことにする。

役場へ行ってからLDへ行こうと思っていたが、
帰りが届かなくなりそうなので役場の直前で引き返す。
でも決断が遅かったので、LDには届きそうに無い…。
ハングLDにギリギリ届くかと思ったが、
フルーツラインが越せずにアウトサイドしてしまう。



筑波に突っ込んだちゃっぴーさんはかなり低い高度で南側に回りこんで、
なんとか上げ返して帰ってきたそうです。
帰ってきてから奥さんと合流し、役場にも行って帰ってきました。
夫婦2人で4&5時間フライトだそうです。

犬傘なんか2時間で膀胱限界&アウトサイドなのに…。
駄目フライヤーっぷりを、遺憾なく発揮した一日でした。


2004年2月8日

824まで上昇。
1時間13分のフライト。


天気は晴れ。西の風。
今日はバリオが借りれなかったので、バリオ無しでフライト。

バリオが無いので、テイクオフのタイミングをいつもより慎重に窺う。
最初の単発的なサーマルは見送って、サーマルが安定してからテイクオフ。
セオリーどおり右の尾根で上げ始めるが、サーマルは少し弱い気がする。

なんとか上げてから、今日は東にリターンしていいか無線で訪ねるが、
返事は『NO』。
しばらくしてから、
「900まで上がって山越えしたい人がいたら、連絡ください。」
と無線が入ったが、そんなに上がらない。
否、尾根線より東へ流せば上がりそうなのだが、
山越えが出来ないので上げられない…。

しばらく付近をウロウロした後に、
地表の風が強くなってきたらしいのでランディング。
風が強くてNASAのハング(本数がシングル)でも、
ショートした人がいるようです。


夕方に南斜面からパイロットが少し飛びましたが、
南風が強くてLD付近は少々荒れていたようです。


こんな風の強い日はハングの天下。
1900ぐらいまで上がったそうです。

昔は今日ぐらいの強風でも無線を入れずに勝手に山越えしてたんだけど、
最近は無線を入れなきゃ山越えできないし、なかなか許可も下りない。
ちょっと管理が厳しいなぁ…。


2004年2月11日


1本目は1232まで上昇。
3時間45分のフライト。
04.2.11.TRK

2本目は541まで上昇。
29分のフライト。


今日は曇りのち晴れ。
朝は薄曇で日射が弱く、コンディションが渋そう。
でも前日までの予報が良かったので、多くのパイロットがクロカン申請をする。
犬傘は広く動くのが難しいと判断。急遽スカイラリーにチャレンジ。
コンディションが渋めなので、タイム短縮ではなく確実なゴールが目標。

タスクは
CooTO→LD→足尾→猿公園→加波青屋根→湯袋→西TO→LD
約28.6q
スタートパイロンはLD、シリンダーは0.2q。



上がりは悪いが機体がトップアウトしているので、11時2分にテイクオフ。
しばらく飛んでみるが、なかなか上げきれない。
1000まで上げたかったが、粘ると時間が無くなるので900でNASA前離脱。

11時32分にスタートを切る。
NASA前からCooTOにサーマルを乗り継いで、940で足尾を11時45分に回る。
NASA前に戻って、1000まで上げてから猿に移動。

猿710でサーマルにヒット。1080まで上げてから、猿公園を12時5分に回り、
そのままNASA前に戻る。
この頃には雲が取れて、日射も強くなってきた。

NASA前と足尾で回すが、周期が悪いようであまり上がらない。
いつも加波山に向かうときは1100まで上げるが、上がりが悪いので950で足尾離脱。
丸山で少しサーマルを引っ掛けるが上がらないので、
加波を12時25分に回っていつものサーマルポイントである加波山山頂に移動するが、
上がりが渋い。
とりあえず900まで上がったので戻ることにする。
途中の丸山と足尾で高度を稼いでNASA前に移動。
NASAで1200近くまで上げてから猿公園に向かう。

猿で800から1200まで上げて湯袋に向かう。
一緒に回していたユカさんが筑波に突っ込んでいくので一緒に行きたくなったが、
スカイラリー中なので筑波はゴール後のご褒美に取っておく。
湯袋峠を13時11分に回って、アンテナでハングが回しているのでそちらに向かう。
でも上がりは渋いので、猿公園に戻って上げなおす。
ゴールするだけならそれほど上げ返す必要もないのだが、
ゴールして終わりじゃ勿体無いコンディションなので1050まで上げてから西TOに向かう。

西TOを13時30分に回る。
もうゴールはしたも同然なので、遠回りをしながらダラダラとLDに向かう。
13時38分にゴール2時間6分

ゴール後はNASA前で上げ返してから猿公園に移動するが、
1000ちょっとまでしか上がらないので筑波は諦める。
そのまましばらくダラダラ飛んでから、ランディング。



夕方にもう一本飛んで、リッジとアーベントでソアリング。
久しぶりにローリングもやったが、怖くて翼を回しこめなかった。
精進が足り無すぎる…。
でも、もっと安全な機体か木崎湖で練習したいなぁ。


訂正:
スカイラリーは現在、犬傘の知る限りではスカダンの木村さんがアルタックスで、
2時間半ぐらいでゴールしたのが最高(ってか木村さんしかゴールして無いらしい)。

今日は仲野親方がXCに出て、
雨引・富谷山経由で真岡にある自分の家の田んぼにランディングしたそうです。
距離にして約20qかな。


2004年2月14日


1127まで上昇。
1時間11分のフライト。
04.2.14.TRK


天気は晴れ。南西の風。昼頃には強風になり、春一番が吹く予報。
今日はバリオが借りれなかったので、バリオ無しでフライト。


風が強くなりそうとの事で、Cooに着くなりTOに上がる。
とりあえず1本飛んでおこうと思って機体を立ち上げたが、出る気がしなくて取り止める。
そのまましばらくウェイティング。
パイロットがトップアウトしだしたのを見てテイクオフ。

11時18分にテイクオフ。
右尾根の先でサーマルヒット。
サーマルを乗り継いで840まで上げて、無線で東リターンの許可をもらう。
東へ渡る前に足尾でハングが上げているのでそちらへ行こうと思ったが、
上がらなかったらLDへ届かなさそうなので途中で引き返す。
NASA前が上がっていたのでそちらへ移動。

NASA前で順調に上がるが、雲低が近くなってアップダウンが激しくなると
上がっているのか下がっているのか分からなくなってきた。
バリオが無い不便さを痛感する。
上げきっていないが効率が悪いので、
1000ぐらいまで上げたところで積雲の出来ている猿公園に向かう。

まっすぐ猿公園に向かったら、途中はローターで少し荒れている。
でも潰されるほどではないので、そのまままっすぐ突っ込む。
猿は上がらなかったが、アンテナの方が上がりそうな気がしたのでそちらに移動。
640でサーマルにヒット。
最初は上がりが渋かったが、何とか1000まで上昇。
湯袋峠の方に少し雲が出来ていたので南に向かったが、
空域が少し荒れているのですぐに引き返す。
猿から流れているサーマルで1000近くまで上げ返してNASA前に戻る。

NASA前には積雲が出来ていて、上がりは悪いがステイできそうな感じ。
でも地表の風がだいぶ強くなってきていたので、そろそろ下りることにする。
強風の時のセオリーとして、ローターの心配が少ないハングLDにランディング。


ランディング後はグラハンに最適な風が入っていたので、
ハングLD独り占めで立ち上げ練習に励みました。


2004年2月21日

1本目は19分のブッ飛び。

2本目は6分のブッ飛び。


天気は晴れ。西風だったので西TOへ上がる。
TOはポカポカで、昼寝にはちょうど良さそうな感じ。
しばらくサーマル待ちをするが、なかなかサーマルは発生しない。
やっと出ても、すぐに終わってしまう。
そのうちに待ちきれなくなって、1時半頃にテイクオフ。
でもやっぱり上がらず、少し粘ってランディング。

その後、風が東に変わったので東側でフライト。



今日は結局、全然上がらない日でした。


2004年2月28日


1606まで上昇。
2時間3分のフライト。
04.2.28.TRK



天気は晴れ。減率は良い予報。
南西の予報だったので、常陸太田でXC申請を出す。
朝は東TOから出れそうな感じだったが、徐々に西風がしっかりと入って来る。

とりあえず西TOに上がって東TOに南風が入ってくるのを待っていたが、
なかなか思うように入ってこない。
そのうちにNASAのパラが東側で上がりはじめる。
Cooの東TOにも南風が入ってないか春雄さんに確認してもらったが、
CooTOは西風のまま…東への移動は諦める。
なかなかCooの西側は上がらなかったが、
スカイダンシングのベテラン大槻さんがトップアウトしたのを確認してテイクオフ。


11時半前にテイクオフ。
サーマルはまだ渋くて、右尾根の先端で弱いサーマルを引っ掛けて頑張る。
なんとか700m以上まで上げて、すぐに上がりのいい東側に移動。
東側に移動すると、予想以上に南風が強い。
NASA前でサーマルをヒットするが、思ったよりショボい。
なんとか1300弱まで上げるが、そこで逆転層の模様。
このサーマルトップでXCに行くのは正直しんどいので、XCは諦める。
沖で少し上がっているようなので、とりあえず沖へ移動。

沖で回していた機体の下に入ったが、全然上がらない。
風下で回している機体がいたのでそちらへ流して弱いサーマルにヒット。
少し高度を稼いでから、すぐにNASA前に戻って上げなおし。
1200弱まで上げたところで風上の猿公園を目指す。

猿から流れてくるサーマルを少し引っ掛けながら、800で猿到着。
でもサーマルは流されていて上がらないのですぐにNASA前リターン。
サーマルを乗り継いで今度は1600まで上昇。
やっぱりXCに行こうかと思って北に向かってみるが、
高峰方面はあまり上がりそうな気配が無く、
高層雲も張ってきていたのですぐに引き返す。

もう一度NASAで1600弱まで上げて風上の猿アンテナに向かうが、
アンテナまで行くと高度に余裕が無くなりそうなので猿公園に進路を変更。
でも猿公園は上がらず、そのままLDに帰る。



今日は昼前まで西側のサーマルは渋かったのですが、
昼過ぎにはサーマルが活発になって、
ほとんどのパイロットがトップアウトして東へ渡ってました。
東リターン大安売り。

夕方、何名かのパイロットが東側でフライトしてソアリングしていました。



Cooからは誰もXCに行かなかったけど、
NASAはバンバンXCに出ていました。
今日のNASAのXC最高記録は、大子だったそうです。


2月フライト決算
・フライト本数  9本
・フライト時間  11時間49分


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