正義の巨大ヒロイン
「華奈(ハナ)」
正体ばれる

AKAFUJI





新しいロングブーツを買いに都心に買い物に出た華奈。
ワインレッドのレザーマイクロミニスカートからのびた美しく長い足に真紅のロングブーツを履き、男たちの視線を独り占めにしながら店を巡る。
ある店で、太股の中程まであるサイハイブーツを試着していた。黒く滑らかなホースハイド、タイトでマッスなデザインは脹ら脛の筋肉と太股にピッチリと沿っ てそのボリュームを強調。ピンヒールにポインテッドトウ、膝周り踝周りに踊る多数の細ベルト、履き口からソールまでの長いジップは外側を斜めに通る。攻撃 性をエレガントにまとめ上げた華奈お気に入りのデザインだ。
「これ、買います!」
「すっごい!最高に似合いますね!今日のお召し物にもジャストですね!」
テンションの上がる店員。もう買うと言っているので売るためのお世辞ではない。
「そのまま履いていらしたらどうです?」
「うん。超ぴったりだし。そうしちゃうわ!」
華奈もテンションが上がり、履いてきたブーツを箱に入れてもらって、おニューのブーツで町を歩くことにした。
人混みの中、エロチックなブーツの効果を確かめるように、ゆっくりと歩いた。挑発的な姿に全ての人が振り返る。
{スッゴい!興奮しちゃう!」
ショウウィンドウを覗く振りをしながら町中を練り歩く。人々の注目がたまらない。

突如、その近くに怪獣が現れ、町を破壊し始めた。
すぐに巨大化する華奈。人で溢れるショッピング街にみるみる巨大化してゆき、巨大なウルトラヒロインとなった。
しかし突然の怪獣出現に少し慌てていたのか、さっきまで着ていたミニスカートにサイハイブーツのファッションのままで巨大化してしまっていた。町の中で目 立っていた彼女は、正体を見破られてしまったようだ。町のあちこちから、あれはさっきの女じゃないか、と言った叫び声がしている。
しまったと思ったが、怪獣を倒すのが優先だ。
「みなさん、今から怪獣と戦います。あのデパートの中に避難してください。」と叫ぶや、怪獣に突進していった。そして不意打ちの飛び蹴りを試みる。が、怪 獣は敏捷にそれを避ける。サイハイブーツは、怪獣の向こうにあった数棟のビルを、中の人々ごと一瞬にして吹き飛ばし。Tバックパンティーが食い込んだ巨大 な尻で、ビルの間にあった映画館を押し潰してしまった。
もうもうと上がる砂埃のなか、激しく太股を躍動させて周りの建物をも押し潰し動くスペースを確保、すばやく瓦礫の上に立ち上がった華奈だった。が、そこに 怪獣の光線がおそった。すさまじい衝撃に、渋滞中の主要道路に身を投げ出した華奈。全身で路上のもの全てを押し潰す形になった。無数の車と歩行者が体の下 敷きになって潰されてしまった。圧死し潰れた人体が華奈の巨体の下にびっしりと敷き詰められている。それを見るのは耐えがたく、半身を起こしつつ目をそら す華奈。
怪獣は華奈の動揺を察知しとどめを刺そうと、倒れた華奈の上にダイビングする。
が、華奈は超人的な瞬発力を発揮して二本の美脚を落ちてくる怪獣の腹に突き上げた。
脚を振り上げたときに尖った婦人用のブーツの爪先が周囲のビルに当たって、ブーツと同じ速度で空中高く四散した。その飛び散る瓦礫の中、怪獣の腹部は見事に破裂して、地面に落ちたときにはすでに絶命、あっけなく怪獣による危機は去った。

町の人々は華奈が避難場所として指定した10階建てのデパートの中に我先にと避難していった。
華奈は少し離れた所からそれを見守っている。そして、ほとんどの人がその中に避難し終えるをの見届けると、乗り捨てられた車をブーツで踏み潰しながら、 ゆっくりとそのデパートに歩み寄っていった。そしていきなりその回りの低いビルにブーツの踵をあてがい、デパートの入り口がふさがるように引き崩してし まった。
「ごめんなさいみなさん。私は正体を知られるわけにはいかないの。」
華奈は今からしなければならない行為に心を痛めた。
「今からこのビルを破壊します。」
脚を大きく開いてデパートの前に仁王立ちになる。10階建てのデパートは彼女の腰の高さ。ふつうの大きさでも尻の線が見えてしまうほどのマイクロミニス カート、当然のごとくデパートの中の人々に覗かれ放題。白のTバックパンティーが丸見えの状態であることは優子もわかっていて、これから酷いことをしてし まう人々に恥ずかしい自分のパンティーを見せつけていることに、激しく感じて、パンティーにあった楕円形の濡れ染みをさらに広げてしまった。巨大化前に興 奮してすでに汚していた部分であったので一連の戦いでさらに汚れ、黒々と粘液で濡れ透け、隠しようがない状態。ビルの中の人々にもそれがはっきりと見て取 れて、窓際はパニック状態だ。
10階部分がちょうどの股の高さ、そのフロアーの人々の眼前でいきなりスカートがめくれ上がり、股間がむき出しになった。華奈は大きく脚を振り上げて最上 階にハイキックをしたのだ。巨大なブーツに包まれた美しくしまったすねが10階フロアーに激突した。そのままその階を撫で切るようにして腰を回しビルに背 を向けるようにして脚を着地させたときには、デパート上部はきれいに消滅し、その瓦礫が轟音と共に何百メートルもの広範囲にわたって吹き飛んでいった。
「ごめんなさい、しかたなく壊すのよ。」
あっと言う間に股下の高さとなったデパートを見おろして、
「みなさん本当にごめんなさい。秘密を守るためしかたないの。」
デパートの上に跨るため、ゆっくりと大きく脚を開き、踵が美しい円を描くように脚を振り上げていった。
天井が吹き飛んでむき出しとなった5階フロアーにいた人々は、巨大なブーツがゆっくりと頭上を通過してゆくのを見て、彼女が自分たちを跨ごうとしているのを悟った。愛液に濡れそぼった白いパンティーが迫ってくると、恐怖のために多くの者が失神した。
大きく脚を開いて半壊したデパートビルに跨りおわると、見上げられている快感に、無意識に腰をくねらせてしまう。
「みなさん本当にごめんなさい」
そしてゆっくりと腰を落とし、ミニスカートの中に5階のむき出しのフロアーを隠した。スカートの中では、大量の愛液でぐしょぐしょになった股間がフロアー やその上の人々に密着している。そしてフロアー全体を撫でるように腰を数回大きくくねらせるとミニスカートの内部で多くの悲鳴と、様々な破壊音が響いてき た。再び腰を上げると、そのフロアーは柱一本も残らず、きれいに平らになっていた。その上に股間から新たに流れ出た愛液が滴る。
そして、大きく胸を反らし尻を引き、股間の一番敏感な部分がビルの中心にくるようにねらいを付けると、膝を左右に大きく開きながら一気に股間をデパートに 打ち下ろした。巨大な太股の間から大量の砂埃が吹き上がり、悲鳴をあげる人々諸とも、デパートは股間の下で一瞬にして瓦礫の山となってしまった。その上に 大きく脚を開き、胸を張ってしゃがみ込んで、執拗に股間を擦りつけ、さらに瓦礫を地面に数メートルねじ込んでしまった。やっと立ち上がった脚の間には、デ パートの痕跡さえも完全に消滅していた。
すさまじい一方的な破壊と殺戮にこれまでになく興奮してしまった。股間に食い込んでいたパンティーは、もはや失禁にひとしい濡ようで、取り替えねば町を歩けない有様。華奈の鼻にも強烈な淫臭が漂ってくる。

巨大化を解いてすぐに物陰に隠れ、ミニスカートの中のパンティーを脱ぎ、胸ポケットにしまう。このままノーパンで帰路につかねばならない破廉恥な事態だが、今日の大失態を紛らわすに丁度良い冒険であった。

終わり

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