付録4 さらなる改造のおまけ
 TA-1Mという基板での作り方(256kB版)の画像だけをとりあえず置いておきます。1024kB版(1MB版)は要望があれば・・・。

1 回路図&基板

 TAS-1Mの時の回路と大きく違うのはLS139の使い方です。灰色の部分はROMをSRAMに差し替えるだけで作業が終わる部分です。 黒で書かれた部分が配線等の作業が必要になる部分です。
M60002がメガロムコントローラです。M60002ではない方のIC(ROM)を外します。


2 カット&ショート

 基本的に左右の半月上の部分をいじりますが、表側の中央に一ヶ所、裏側の左の方にも一ヶ所カットするところが ありますので注意してください。


3 SRAM周りの配線
 2個の628512とLS139の足を次の図を参考にして加工します。
 実体図と比べると分かり易いのですが、見方を説明すると、

H1 足を横に広げて根本から1ミリの所からのカット
H3 同様に広げて根本から3ミリでのカット
S2 足が裏側に飛び出さない様に先を2ミリ程カットすること
(↑足の先をちょっとカットするだけです。裏側につけるSRAMの足とショートしないようにします。)
R  足を180度ひっくり返して足先をカットすること
(↑ひっくり返すときに足をもいでしまわない様に気を付けます。足先はICの上面と同じ高さにカットします。)
逆さにすると足をもいでしまうことがあるので、それが怖い人はしなくても大丈夫です。逆さにした方がちょっと見栄えが良いという程度です。

 内側のへこんだケースを使う人は、なるべく基板に密着させるようにSRAMを取り付けるようにしましょう。何も書いていないピンはそのまま使います。

表の628128  裏の628128 LS139
  +--_--+      +--_--+     +--_--+
H1 |1 32| 30   H1 |1 32| 30  H3 |1 16| H3
H3 |2 31| H3   H3 |2 31| H3  H3 |2 15| H2
  |3 30|      R |3 30| R   H3 |3 14| H2
  |4 29|     R |4 29| R   H1 |4 13| H2
  |5 28|     R |5 28| R   H3 |5 12| H2
  |6 27|     R |6 27| R   H1 |6 11| H2
  |7 26|     R |7 26| R   H3 |7 10| H2
  |8 25|     R |8 25| R   H3 |8  9| H2
  |9 24|     R |9 24| R    +-----+
  |10 23|     R |10 23| R
  |11 22| S2    R |11 22| H3
  |12 21|     R |12 21| R
  |13 20|     R |13 20| R
  |14 19|     R |14 19| R
  |15 18|     R |15 18| R
  |16 17|     R |16 17| R
  +-----+      +-----+




4 LS139周りの配線 その1

 必要であれば、ここでSWを追加しておくと良いでしょう。(基板の絵には描かれていません。)


5 LS139周りの配線 その2



6 ゴールドキャパシタの配線


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