似非シリーズとは
似非シリーズとは、メガロムコントローラを使ったディスクデバイスの事です。 パソコン通信のネット上でつじかわ氏が製作方法を公開したものです。
似非シリーズには似非RAMディスクをはじめ、以下の3タイプが公開されています。 ここで作り方を紹介するのは似非RAMディスクのみです。
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似非RAMディスク(えせらむでぃすく/俗名:えせらむ)
メガROMゲームを改造して作るRAMディスクの事。
RAMディスクの内容はMSXの電源が切れてもバックアップされます。
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似非SCCディスク(えせえすしーしーでぃすく/俗名:えせしーしー)
コナミのSCC付きゲームを改造して作るRAMディスクの事。
MGSDRV等でSCC音源としても使えます。
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MEGA−SCSI(めがすかじー/俗名:えせじー/めがじー)
似非RAMディスクにSCSIコントローラーを搭載した物。
いわゆるSCSIインタ−フェースです。
似非SCSIの改良版ですが、今でもえせじ〜と呼ばれる事があります。
現在はHDD/MO/CD−ROMのみに対応。
PD/ZIPドライブでも使用可能だと思うのですが、未確認です。
似非RAMディスクとはSRAMデバイスの外付けドライブです。 フロッピーディスクなどでは円盤状の磁性体に記録しますが、似非RAMディスクではSRAMに記録します。 そして、キャパシタや電池によるバックアップを行い、MSXの電源を切ってもその内容が消えません。 MSXに差し込んで電源をいれることにより、キャパシタに電荷が補充されます。 キャパシタにもよりますが、1.0Fで大体1ヶ月に1度位使えば大丈夫です。
普通のRAMディスクのようにMSXの起動後に設定されるのではなく、 外付けドライブと同じで起動時からドライブとして認識されます。ディスク容量は搭載するSRAMの数によります。 ドライブはスロット構成にもよりますが、大抵Aドライブとなります。
MEGA−SCSIは1つのカートリッジで似非RAMディスク+SCSIデバイス×7を制御する優れもので、 似非RAMディスクがAドライブ、SCSI機器がBドライブ以降、その後にMSX本体内蔵ドライブ・・・と続きます。 もちろんこのドライブ構成を変更することも出来ます。
このページは、つじかわ氏がネットにて公開したドキュメントを元に私[れふてぃ]が手を加えて編集したものです。
似非RAMディスクの製作、使用は個人の責任において行って下さい。 当記事に関連して生じたいかなる事故、損害等に関して、れふてぃ及びつじかわ氏は何も責任を負いません。 なお、このページは一応、つじかわ氏の許可を得て発行しています。ご意見・ご質問等がございましたら、お気軽にメールを下さい。 回路に関する質問は直接つじかわ氏に聞いた方が早いとは思いますが、もちろん私宛でも構いません。 可能な限り答えさせていただきます。