コナミのソフト
 コナミのROMソフトは、海外版と全く同一のものを使っている場合があります。例えば、「グラディウス」は、ささっている本体の国籍を調べ、日本国籍だとグラディウスに、海外国籍だとNemesisになります。具体的には本体のメインROMの002Bhに国籍が書かれています。ここの値が00hだと日本、それ以外だと海外です。詳細はData Packを参照してください。従って、グラディウスの国籍判定ルーチン、あるいはメインROMのこの部分を書き換えると、Nemesisが起動します。グラデイウスシリーズの3番目の作品は「ゴーファーの野望 EPISODE 2」と銘打っていますが、似非SCCなどで改造を施すと「NEMESIS 3」になったり、デモが英語になったりして興味深いです。この他にも多々あるようです。
 ちなみに、実際に海外版で遊ぶには、MSXエミュレータを海外のROMで動かすか、ゲームにパッチをあてて、それを似非SCC等にロードすることによって遊ぶことになります。後者の具体的手法としては、LD A,(002Bh)をサーチし、LD A,01h NOPにすれば大抵はOKです。
 プログラムはにがさんのHPにあります。 Go! Go!