A1Fの秘密
 通常、メインRAM64kBの機種では、メモリマッパ機能が無いのが普通です。しかしながら、A1FにはYAMAHA製のS1985というLSIが搭載されており、そのLSIにはメモリマッパの機能があります。さらに、A1Fにはメモリを増設するためのパターンがあり、そこにRAMを載せることにより、簡単にメインRAMが128kBとなります。メインRAMが128kBあればDOS2が動きますので、この恩恵は非常に大きいといえます。WAVY70FD等の機種でも同様にメインメモリを128kBにすることができます。
 メインRAMが128kB以上の機種であれば必ずメモリマッパ機能を持っています。
 64kB以下の機種でメモリマッパ機能の有無を調べるには、BASICで「OUT 255,1」と入力すればわかります。メモリマッパ機能がある場合、マシンが暴走します。何も起きなければメモリマッパ機能はありません。