Fishing Report

初陣@地元
長野県上小漁協管轄区某川


2008.02.22 & 23


2月23日は、読者プレゼント (モノター条件付き)で当ったロッド megu AB501ULのモニターレポートの題材を得るために、午前11時より冬の渓流へ釣行。予報では天気は下り坂のはず。スキーに出かけず敢えて女房と釣り。午前中は、昨年良い思いをした場所に呪縛されてノーフィッシュ。解禁以来2回目の週末であるので、かなりの数が釣られたのかな?と思いつつもとにかく地元の雪積もる冬の渓流を歩いてみた。深い雪の残る渓流は趣があって良い。気になるのは、魚の活性である。そして、今年はこの有名ポイントを釣り上がった。最下流に小さな駐車スペースが確保できたからだ。通常は、そこは2台しか駐車できないため上流部の広いスペースに駐車して釣り下がっていた。が、昨年は餌釣り師にこっぴどく文句をいわれた記憶がある。まあ、釣り上がりがマナーの餌釣りだから理解を示すが、地理的環境を考えれば釣り下りもマナー違反ではない場所はたくさんある。ここは、その一つである。が、今年は釣り上がってみた。結果は、この区間はノーフィッシュ。。。ここは、釣り上がるよりも釣り下った時の方が釣れた経験が圧倒的に多い。石頭で釣り上がりを声高に叫ぶより、餌釣り師の方も一度試してもらいたい。車道に出て駐車場所へ引き返す途中で、入れ代わり立ち代わり散々たたかれていた淵が空いていたので入ってみた。普通にルアーを投げて巻いてみても無反応。7g スプーンでボトムを切ってバンビングしてみると、グンと何かに繋がってる感覚とブルブル、あっさりと釣れた。20 cm 弱のイワナでしたが、今期の地元でのファーストイワナである。そして、megu AB501UL の魂入れ完了。


landlock landlock landlock
女房も竿を出した。
この時は晴れていた。
初陣の megu AB501UL と私。
冬の渓流の景色
megu AB501UL の使用感であるが、まず軽くてキャストしやすく、腰もあってトウィッチしやすい。ダルさを排除しているのに堅すぎない良いロッドである。ガイドの数を10個とすることで腰と張りを増しているのでしょうか。ルアー適応範囲も広くて気に入りました。釣り味は、小さな岩魚なのでなんとも不確定要素の多い感覚であるが、感度は良い。春以降、水温が上がってくればより一層活躍すると思う。午後1時に一旦昼食を食べに退渓した。昼食後、天候は大荒れの吹雪きとなった。そして、午後からはTRBX-C57 を使ってみた。午前中と同じボトムバンピイングで 24 cm 岩魚を釣った。なんかノリが良い。厳寒期の低活性な魚には TRBX-C57 のダルさがちょうど良いことも認識した。この後、他もまわってみたが天候は悪化し寒すぎてギブアップしたのが16時でした。でも、2尾の岩魚に会えたし、いくつかの魚の居場所は目星が着いたので良かった。


landlock landlock landlock
地元の初魚は、小ぶりな岩魚。
megu AB501UL に魂入れ完了。
昼食時には大荒れの天気に。
昼食後、吹雪の中、
柔らかロッド (TRBX-C57) で。

2月24日、朝目がさめたら、猛吹雪で大雪。スキーに行く予定で、午後からの天候回復の予報を信じて見切り発車で菅平方面に出撃したが、猛吹雪でゲレンデは全てのリフトが停止し、シールで登るにも視界不良で猛吹雪、遭難しに行くようなものです。ということで断念し、ネットでチェックした時にもう少し早く菅平スキー場が情報を出していてくれれば南の車山方面に出かけていただろうに。。。菅平から家に帰ると13時、飯を食らうと14時。。。このまま1日が終わると悲しいので沢に行ってみた。15時に現場到着。30分は探り歩けど何もなし。もう人も殆どいない。雪降る渓流で日が暮れる。寒いが新鮮な凛とした空気の中で釣りをする。

landlock landlock landlock
15:52
16:22
16:30

<
landlock landlock
16:35
16:40

こんなに吹雪いていても谷間に入って強風をさけて釣り。俺ってあほかもしれん。。。。と昨日目星をつけておいた瀬から淵をスプーンで探る。昨日のボトムバンプパターンで岩魚が釣れた。そして、さらにチェイスする魚影!しばし対峙し粘る。スプーンのサイズを落とし色を金から銀へ替え、U字効果するとターン後半でヒット!!(さしずめテレマークターン後半の逆ひねりを入れた当たりでプラッシュって感じかな。分かりづらい?)ここで満面の笑みをかみ殺してニヤケル。次はミノーで釣りたい!とD-コンの縦しゃくりでまたまた釣れました。ミノーで釣った今期初のトラウトである。スイッチが入ってきた?色を変えて同じパターンで4尾目の岩魚。全く同じ色で同じ動きで5尾目も釣れました。岩の影や隙間に丁寧に流し込んだりドリフトさせたりすると同じ淵から5尾の岩魚を釣ることができた。この淵で一つ気付いたことは、こんなに寒くても先ほどからハッチがある。ユスリカ?なんだろう?その辺りから活性が上がったような気がする。まだまだ釣れそうだけど16時50分暗くなってタイムアップとした。満足。吹雪いていたけれど、大自然に感謝である。スキーに行けなかったことが唯一の心残りである。


使用タックル

Landlocker
ロッド:megu AB501UL (オフィスユーカリ) / TRBX-C57 (スミス)
リール:プレッソベイトリール (ダイワ) / カルカッタコンクエスト (シマノ)
ライン:シルバースレッド PE 6Lb + フロロカーボン 4Lb (1m) /
スーパートラウトアドバンス VEP 4Lb
ルアー:ヘブン 7g, 岩魚スプーン 3g, D-コンタクト 50



[ 戻る ]