Fishing Report

1つの淵で岩魚5尾を釣るということ
長野県上小漁協管区 D 川


2007.3.3


アメリカ出張から帰ってきて、最初の週末である。まだ、時差ぼけもあるような感じがする。今日は、女房は風邪ぎみなので家に留まるという。そこで、13時すぎに家を出て、依田川の立岩あたりに14時ごろに着いた。濁っている。河川工事なのだろうか?そこで入大門まで行ってみる。先々週に釣れたポイントに入るも無反応。それにしても暑い。気温が18℃もあるではないか。15時になったころ、今期始めて森の中に入ってみることにした。日陰に雪がまだほんの少し残っている。沢を歩くが、真夏とは違った光景である。夏に影を作るはずの草木が丸裸で見通しはいい。しかし、こういう林間の渓谷は夏の方が木漏れ日の趣があって良いのである。とはいうものの、どこに魚が残っているか探ってみることにした。いつもの入渓地点から遡上しようとしたが、上流に人がいた。そこで、釣り下ることにした。15時20分に魚影を認める。小さな岩魚である。粘ってみようかともったが、対岸から人が遡上してきたので見送ることにした。騒々しいのは苦手である。

この淵はとばした淵
 
15:24 小ぶりな岩魚。
ザクカラーでパーマークをペイント
水中写真。林間の流れは耐えられない程冷たい。
そこから下流に3つ淵をとばすと岩の大きな穴がある淵に出た。この穴は深さもあり流れが巻いて沖に淵尻、手前側に瀬がある。沖の瀬尻の手前にヘブン 7g をクロスキャストし、その深い穴の前で U字エフェクトをかけて瀬に逃がすと浅い瀬で岩魚が食い付いた。深い穴から出てきたのだろう。自作スイミングフック(イワナ 9号)であるのでバレる心配はない。落ち着いてランディング。15:24、イワナ1尾目。その後、沖目の淵尻へダウンクロスから同じ岩穴にドリフトさせて、小刻みトゥイッチ。ベイトリールのクラッチを切って穴へドリフト、リトリーブで2尾目の岩魚が食い付いた。次に、elf 43 S にチェンジし、淵尻を越えてダウンクロスにロングキャストしたら、着水と同時に3尾目の岩魚が食い付いてきた。ベイトリールなので着水と同時にタイトなサミング、流れに逆らっている場合にはすでに泳いでいるのである。つまり、糸の遊びがないのである。そこへ食い付いたのである。ロングなので引きを楽しめた。この淵の岩の穴に何尾いるのか試してみたくなったが、さすがに見切られているようだ。しばらく下流へ移動するも、他の淵や瀬は無反応。すでに抜きあげられてしまったのか?

15:36 D-コンタクトで岩魚2尾目
 
elf 43 S にチェンジ
15:44 岩魚3尾目
仕方ないので下流の退渓地点から退渓し、車道を歩いて駐車地点に行く途中に、もう一度、先ほど釣れた岩の穴ポイントに下りてみた。今度は、U字エフェクトやトゥッチでは見切られる。警戒して底に着いているようである。そこで、ヘブン 7 g でボトム攻めをやってみた。クロスにキャストし、流れをまたいで岩の穴にドリフト、クラッチを切ってドリフトしながら底をとり、ボトムバンピング、余ったラインをリトリーブ。来た....。底から抜きあげる。16:32 岩魚4尾目。もう一回、同じことをやってみるとまた来た。16時45分岩魚5尾目。法則が成り立ったようだ....ニヤケル。5尾目が良く暴れたのでこのポイントはこれまでと考え納竿とした。しかし、良く釣れる穴である。このポイントは自動販売機と呼びたくなる。流れの底の岩の穴から岩魚がなんぼでも出てきます。

16:32 岩魚4尾目
 
16:45 岩魚5尾目を加えて2尾撮影
本日の MVP はヘブン 7g
ただし、これはガンダムイエローでパーマークを塗ったもの。
使用タックル

ロッド:TRBX-C57
リール:プレッソベイト
ライン:トラウトアドバンス VEP 4 lb
使用ルアー:D-コンタクト、D-ダイレクト、エルフ 43S、 ヘブン 7g
ヒットルアー:D-コンタクト、エルフ 43S、ヘブン 7g (3尾)


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