Fishing Report

軟派竿で岩魚祭り
上小漁協管区某川


2007.07.21


この日は、庭の草刈りをしなければならなかったのである。今年の春にこのアバラ家に引っ越してきたのである。庭があるのだが、草ぼーぼー。午前中に近所に釣りに行く手もあったが、早朝の寝床で聞いた雨音で二度寝し11時に起床した。雨は止んでた。ブランチ後、草刈り。鎌で草刈りである。畳み一畳分もやれば汗がふき出て来る。一気にやると腰が痛くなったりして続かないので、休憩しながら少しずつやることにした。そして、2時頃に暑くなってきたので終了し、続きは明日とした。そこで、女房から釣りにいってきても良いという許可が出た。女房も誘ったのだが、今日は草刈りで疲れたとのこと。そこで、家から近い渓にちょいと出かけた。昨日に岩魚を放流したらしいので、本日は現場探しかな?岩魚祭り開催中なのかな?と林間の流れにいってみると案の定、満車状態で駐車。う〜ん、現場なのかな?もう散々たたかれたのだろう。と、放流後の岩魚祭りの残り物にあやかろうと流れに入ってみた。10 m ほど進めば、まず一尾釣れたのだが、色も黒くヒレも欠損はほとんどない小ぶりな岩魚。ということは現場ではないのか?


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暗がりから1尾目の岩魚 15:06
いつものつき場で2尾目の岩魚 15:09
3尾目の岩魚も黒い、ヒレの欠損はない。
15:19
その後、5 m も歩けば、いつもの大岩が流れを二つに割る岩魚のつき場に来た。その奥の方の浅い袋小路にルアーをキャストして、リトリーブし始めたら目論見通りバイトしてきた。これも小ぶりな岩魚。連発にはスマイルである。そして、しばらく進むと岩裏からのクロスキャストで追ってきたが、食い付かない。そこで、ルアーのカラーを変えて同様にやって、食わせた。次に、しばらく一つの淵でネチネチやったが食い付かせられなかった。ここで30分ロス。その後、プチ淵の水量が多いところに D-コンをアップキャストしたら、追って来る魚影確認。そこでアスリートトラウトチューンの重い方に変えて同様にやってみると食い付いた。用は、棚を落としたことで釣れたのではないか?その後、この行程の退渓地点までに2尾追加した。 結局、500 m ほど進む間にぽつぽつと釣れて6尾の岩魚に会えた。1時間15分をかけて歩いたことになる。ネチネチと粘った淵もあったが。確かに放流ものっぽい魚もいたけれど、なんだが密度が低いと感じるのは、漁協の人が十分に散らして放流したためなのか、雨の増水のおかげで自然に散っているのかな。どちらにしても良い傾向ではある。


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4尾目 15:47
5尾目 16:09
6尾目 16:22

そして、第2ラウンドは、車で少し移動してみた。今度は、人がほとんどいない場所に移動した。駐車車両はない。ということは、現場ではないか、あるいは現場一番乗りかも。いきなり魚影確認。ある深い淵にシンキングミノーをクロスキャスト、淵のエッジをまわり込むようにドリフト、トゥイッチ&リトリーブ。いきなりバイト!!が、ロッドがやわらかいためかフッキングせず。そうだ、今日は、ダルいランダムテーパーのロッドだ。早いテンポのトゥイッチがかけ難い。また、軟派なロッドでは即掛けのフッキングができない。どちらかというとノセだ。夏には、渓流魚たちは動きが一段と早くなる。こんなときのために硬めのロッドを購入した。しかし、今日はこのタックルしか持ってきてないのだから仕方がない。とは言っても、うまくやればノセぎみにカケられる。


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移動した淵での岩魚。おる!現場だ。
その後、40分ほど写真を撮るのも忘れて岩魚祭り。
20-24 cm の6尾の岩魚を追加。
岩魚祭開催中。
最後はまとめてリリース。フラッシュでの水中写真撮影。


そして、怒濤のホットスポットに突入した。この淵での1尾目、2尾目は D-コンの小刻み縦しゃくり。同じ淵では、さすがに同様の方法では反応しなくなったが、ディープダイバーに変えて縦しゃくりすると、3尾目が来た。ここで、現場に直撃していることを確信した。そしてスイッチが入った!その後、とにかく写真も撮らずに釣る。合計6尾がこの淵周辺から捕れた。バラした数も入れると2倍だ。かためて撮影し、一斉リリース。リリース後にフラッシュでの水中撮影を試みた。本日は、3時間ほどで12尾か〜。まあまあ、岩魚祭り開催中やね。明日は、硬派で行きたい。


使用タックル

ロッド:TRBX-C57
リール:プレッソベイト
ライン:トラウトアドバンス VEP 4 lb
ルアー:アスリートトラウトチューン US, D-コンタクト 50, バフェットSD55



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