Fishing Report

マジですか〜
利根漁協管区利根川


2007.07.07


この日は、 Hopper さんと釣行の予定でしたが、おつきあいで深酒&朝寝坊。朝、3時30分頃に Hopper さんからの電話で飛び起きた!や、やばい!!「今すぐ行きます!」4時前に Hopper さんの家(我が家から5分)に到着。「すみませ〜ん。」平謝りです。そそくさとベストとウェーダー、シューズにロッド(ランディングネットを積み忘れていた。)をHopper さん車に積み込み、出発です。まだ、酒が残っているようだ。脱水症ぎみ。なにわともあれ、いろいろ話しながら現地まで。まず、コンビニによってもらい遊魚券を買った。日付けは、07.07.07 だ。おお、大当たり、フィーバーですよ〜。何かが起こりそうな雰囲気!そして、最初のポイントはラフティングポイントらしい。日が登りラフティングが始まると釣りどころではないらしい。そこで、早速、D-コン63を岩影からアップキャストし、トゥイッチしたら、来た!しかし、ランディングする前にバラした。ヤマメであった。その後、場荒れさせてしまったのか反応なし。魚はいる。と、ここで、1.5m 程の段差を飛び下りて駐車場に戻るのである。Hopper さんが、まず、飛び下りました。次に私が手をついて降りようとすると、ザッバーン!!という尋常ではない白熊ダイブのような重低音を伴う音。??前を見ると??信じられません。私、頭が真っ白です。アップアップと竿を持って立ち泳ぎする Hopper さん?溺れている?いや、泳いでいる?水深は 3m はあるでしょう。なんで〜?「マ、マジですか〜」としか言えません。そうは言ってもとにかく救出しなくてはいけません。やや、Hopper さんも頭真っ白でパニックぎみだったと思う。まず、Hopper さんのロッドのバット部分を持ってゆっくり引き寄せ、手を握った。ガッチリと力を感じた。よし、大丈夫。ずぶ濡れではあるが、恥ずかしさや安堵やいろいろな感情が入り乱れていたので、自分の落水経験を話して思いやる。分かりますよ、その気持ち。一度は経験します。でも、急流ではなかったことが幸いだったというのが私達の一致した感想です。へっぽこトラウトマンの憂鬱も参照。


landlock landlock landlock
Hopper さん!マジですか〜!
引用
改めて、私のベイトタックルでの利根川デビュー
Hopper さんの釣り上げたヤマメ1尾目。24 cm。
その後、冷静になって緊張から解き放たれてから、妙に可笑しくてゲラゲラ二人とも笑いはじめました。涙をだしながら笑いました。だって、なぜに、川の沖に向かって飛行機が離陸するがごとくテイクオフしたのか?その後、移動しながら自虐ネタ。そのダイブは旭山動物園の白熊のようにザバアーンと行ったのだとか、ラフティングポイントで一足先に独りラフティングしてしまったとか、岸から垂直に沖に向かって積極的に飛び込んだのだとか。Hopper さんおいしすぎますよ〜。大阪人としては、これはおいしい過ぎると思う。思い起こせば大笑いできるのは、無事だからである。大袈裟であはあるが、生きているって幸せなことですね。その後、Hopper さんに案内されていくつかポイントを廻ったが、反応がなかなか無かった。が、午後に立ち寄った最初のポイントで Hopper さんが瀬でヤマメを釣った。目論見通りのヒットだったようで、ヨッシャーの声とともに引きを楽しむ Hopper さん。羨ましい。利根川に飛び込みに来たのでないとのこと、とにかく釣れて良かった。


landlock landlock landlock
利根川に溶け込むベイトキャスターになりたい
無反応なヤマメをディープダイバーの縦しゃくりでかけた。
よほど嬉しいようだ。満面の笑み。
瀬でかけた2尾目ヤマメ。今日は笑顔が良い。
Hopper さんに笑かされたおかげで、
素敵なスマイルが自然に出るのだろう。

そして、ある深い淵でネチネチと魚と対峙する。Hopper さんと二人で手を代え品を代え。チェイスはあるが、食わない。そこで、最後に、深い淵の底をディープダイバーの縦しゃくりで狙ってやると、ギラリとでっかい魚影の反転!ドキドキです。う〜ん、今度はアップキャストで同じことをやってみるとグン!ヘッドシェイクする感覚。さっきのデカい魚でないけれど、ヤマメが来た〜!で私もボーを免れるヤマメが釣れた。すばらしいであろう笑顔と魚を Hopper さんに撮影してもらう。今日は、スマイルリハーサルは万全であるので、笑顔が決まる。ほっぺたの筋肉が笑いの状態で固定されているようだ。そして、連続で2尾目が瀬で釣れた。クロスからのドリフトトゥイッチで来た。2尾ほど同様のパターンでバラしていたが、3尾目の正直でフックアップできた。


landlock landlock landlock
淵で黙々と振る Hopper さん。
イブニングにHopper さんが釣った
立派な体躯の 28 cm ヤマメ。
帰りに独りラフティングの
現場検証をする Hopper さん。


Hopper さんは、「最後にドラマが起こる」と預言していた。そして、最後に入ったポイントで対岸の際にミノーをスコーンと入れて、リトリーブに入った時にデカいバイトがきたらしい。確実にフックアップしてファイトする Hopper さん。ランディングできたのは、はち切れんばかりに筋肉質の 28 cm ヤマメでした。綺麗な惚れ惚れするヤマメでした。で、Hopper さんとヤマメを撮影。ええもん見せてもらいました。本日の最後に、今朝のダイブポイントを二人で現場検証しました。ここで、帰りにもう一回、飛び込んだら、もう芸人魂でしょうね。芸人ではないのに芸人魂ですよ。と、また大笑いです。本当に有り難うございました。こんなに楽しんだ釣りは久しぶりです。釣果も、苦労しつつも釣れたので、より面白かったし。最後にドラマは起こったし。写真の笑顔が全てを物語っております。Hopper さん、また、ご同行をよろしくお願いします。


使用タックル

ロッド:スカジットデザインズSP−580HQ−B
リール:カルカッタコンクエスト51
ライン:トラウトアドバンス VEP 4 lb
ルアー:D-コンタクト63, D-ダイレクト



[ 戻る ]