Fishing Report

昔の本流〜今いずこ
上小漁協管区 千曲川/D 川


2007.6.3


締めきり間近の仕事が舞い込んでしまったので、午前中だけと決めて近所の本流をパトロールに行った。本日は水位が低いので望みは薄い。が、行かずに入られないのである。行ってみたがやはり撃沈。3年前が懐かしい。本来は追憶のトラウトに書くべきだけど、3年前に本流ヤマメが釣れたポイントを撮影してみた。3年前は、赤い線まで植物が群生する砂地の陸であった。水棲昆虫が羽化するのに適した陸であった。その草の間を抜けて沖の岩との間をスプーンでドリフトさせて34 cm の本流ヤマメを釣った記憶が蘇る。今は、植物が群生する砂地の陸が流され、岩も流され、見る影もない。ドロが積もり生命感が少ない。

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本流、ここはいけるんじゃないか。無反応でしたが。
3年前は、赤い線まで陸で柳などが茂り、
その向こうは砂地に岩が点在するポイントであった。
今は全て流されて岩も跡形もない。
左図の水色で示した岩と赤線の間で、
3年前に釣った34cm 本流ヤマメ
千曲川本流をチェックした後、Y川中流もチェックしたが、さんざん歩いても本流ヤマメには会えず。つけば漁のつけばが川を半分塞いでいる。いくら本流ヤマメに恋いこがれても、ダメなものはダメだ。ふられまくり。涙もでない、ブロークンハートで午前最後に渓に逃げ込んだ。100 mほど歩けば1尾の岩魚が遊んでくれた。いつも岩魚は僕と遊んでくれる。でも、本流ヤマメに恋いこがれる。嫌なやつですよ、俺って。家に帰りつき、昼食を食べて午後は仕事だ。が、12時過ぎに Hopper さんからメールが入る。本流でデカい魚のチェイスがあったらしい。夕方に再チェックするらしい。


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Y 川中流のつけば漁。このあたりも無反応。
傷心で沢に。ここにキャスト。
来た!岩魚はいつも遊んでくれる。今日の魚。

夕方、仕事を早めに終わらせて、Hopper さんのいる場所に行ってみた。どこにいるのかな〜?おお、対岸にいた。しばらく二人で両サイドから攻める。1時間程頑張ったが、無反応。こちら側から情熱の人を撮影しておいた。翌日、Hopper さんは朝も夕方も行って、朝夕1尾ずつ 50cm のニゴイを遊んでやったらしい。きっと、この情熱が本流ヤマメを釣ることでしょう。3年前の今頃、日付けで分かるように連日、尺越え本流ヤマメが釣れたわけです。今年はどうなるの?教えて。


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対岸の Hopper さん。
情熱の人。
皆、この魚に捧げる情熱だ!
(注)3年前の本流ヤマメ。
これが釣れたポイントも埋まってしまった。
使用タックル

ロッド:ブンスイレイ 60SL/TRBX-C57
リール:トーナメントエアリアル 2500/プレッソベイト
ライン:トラウトアドバンス VEP 4 lb
ルアー:D-コンタクト63, D-コンタクト 50, ヘブン 7g


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