Fishing Reminiscence

回想録:2006年の解禁直後と初渓流魚
長野県上小漁協管区 Y/W/D 川


2006.2.18 and 25


一年前の今頃を回想してみた。そうだ、昨年の解禁直後は水辺に氷がはっていて滑って膝を強打したことを思い出した。そして、流れのある里川で、神秘的な光景が広がっていた。写真を御覧ください。枯れた葦が水面から出ている。その周りだけ川の過冷却の流水が対流してやや淀みます。そこに氷が成長すると写真のような氷玉というか氷のベルのようなものが一面に広がるのです。この光景に思わずシャッターを切りました。魚は釣れなかったけれど、釣りに来なくては出会えない風景があると感動したものです。家に帰って女房に画像を見せると「私も見たい」と言っておりましたが、次の週には寒さが緩み氷玉はなくなっていたことを思い出す。

不思議な光景
 
透きとおる氷の円盤
 
透きとおる氷のベル
 そして、昨年のお初の渓流魚は、鰭も綺麗な越年っぽいヤマメであった。2月25日に里川の奥で深みを発見し、ディープダイバーでジャーキングして釣れた。飛び上がる程嬉しかったことを思い出す。そのとき、その周辺の淵の底にいくつもの筌が沈んでいたことも思い出す。筌漁である。これって、カジカを捕るのかなと思いながらも、県の許可がいる筌漁。こんなところでやって良いのか?と疑問に思ったものだ。地元のお年寄りが密漁しているのか?とかんぐったりもした。そして、私のディープダイバーがその筌にひっかかりまくるので困った。昨年の七月の大水で、そのポイント自体がなくなってしまった。まさに追憶のトラウトである。

2006.2.25.この年のお初
 
使用タックル

ロッド:ブンスイレイ-60SL
リール:トーナメント 2500 C
ライン:トラウトアドバンス VEP 4 lb
ルアー:アンレーズ・ラピッドディープ 45 SP


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